2021年2月より新ブログ・サイトにて更新中。本ブログは2021年2月までの記事を掲載しています。
革の表皮をわずかに毛羽立たせ、それを鉄で染めると画像のようなグレーになります。
染める前はベージュの革なのですが、
革の中に含まれるタンニン(植物の渋)が鉄の成分と化学反応を起こし、このような色になります。
また履き込んで時間が経つと表面のグレー味が退色していき、地のヌメ革が飴色になって現れてきます。
その茶色がかったグレーの色味は、なんとも言えず魅力的な色味に変化してくれます。
画像の革靴は「kokochi sun3 / marco low」。
革のエイジングを楽しみながら、長く履いていただきましたら幸いです。
Written by こうべくつ家
JUGEMテーマ:ファッション
踵のプルタブをみてみると、
黄色いステッチが1か所にあるだけで、
他は縫われておらず本体と離れています。
これは履き続けて時間が経った時に、
革が反り返り、新品の時とまた違った形になれば面白いなと施したデザイン。
画像はソールカスタマイズを施した「マルコ・ミッド」。
ハンドソーンウェルテッド製法、ダブルソールのアンクルブーツ。
マッケイ製法のマルコよりソールは分厚くなり、
張り出したコバはより靴の存在感を際立たせた堅牢な革靴です。
その風貌に相反するように施された、バックサイドのささやかな悪戯を
時間の経過とともに楽しんでいただければ幸いです。
Written by こうべくつ家
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5月20日から5月31日の期間
オンラインストアにて、予約商品の販売を再会いたします
現在、5月10日までにいただいたオーダーの、製作スケジュールを整えていたり
お客様とサイズのすり合わせをしていたりしています
前予約終了日から10日ほどお時間をいただきますが
オーダーをいただいたお客様の靴の、サイズ、カラー共に満足いただけるものにするために
必要なインターバルだと感じております
次回5月20日0時より、オンライストアのオーダーを再開いたします
新しい商品も登場いたしますので
どうぞご期待ください
オンラインストア https://kokochi333.fashionstore.jp
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年末のイベントにご来店いただいた皆様。
ご来店ありがとうございました(更新遅れてすみません!)。
いただいた、それぞれにこだわりのあるオーダー。
気持ちこめ製作してまいります。
出来上がりまで、今しばしお待ちください。
さて、年が明け早いものでもう10日。
年明け早々からHPのリニューアル作業をやっています。
「森田のつくる靴」とは?
を、きちんと伝えれるページになればと、久々にPCと格闘しております。
早ければ今週中にも。
ご期待ください。
【 kokochi sun3 イベントスケジュール 】
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9月14日〜9月23日
『 9月展 〜マテリアルズ〜 』こうべくつ家
兵庫県神戸市須磨区須磨浦通5-5-24
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11月1日〜11月5日
『 森田と山田 vol.2 』カーロアンジェロ
滋賀県彦根市河原2-2-26
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11月27日〜12月3日
『 ハンドメイド靴展 vol.4 』ギャラリー遊気Q
大阪府大阪市中央区伏見町2-2-6青山ビル1F
.
12月21日〜12月29日
『 12月展 〜GOLD〜 』こうべくつ家
兵庫県神戸市須磨区須磨浦通5-5-24
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2020年
1月4日〜1月13日
『 kokochiよい靴音 vol.7 』BLUE NEON
高知県高知市南御座19-16
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1月22日〜1月26日
『 路地裏の靴作家 〜SP2020〜(仮) 』神楽坂インタレスト
新作「 marco-mid(マルコーミッド) 」ができたのが7月。
そこから東京での受注会を経て、関西では初お披露目となる工房での受注会。
今回は事前に、いろんな方々に履いていただく時間を持てました。
東京の受注会でもそうでしたが、やはり期間限定レザー KUDU(クーズー)を使ったものが好評でした。
価格はマッケイ・シングルレザーソールで68000円(+税)となり、
ソール形状がハンドソーンとなると、そこから18000円ほど、またノルヴェジェーゼになると30000円ほどのアップチャージとなります。
圧倒的に人気だったのが、一番最後の画像の靴。
アメカジ風な色遣いに、クラフト感のあるコンストラクションと、シンプルに見えつつも遊び心あるデザインが、うまく溶け合っていると思います。
男性はもちろん、女性らしいコーディネートの外しにお使いいただけるかと思います。
さて、今週末14日(土)から始まる工房での受注会では、どの色素材が一番人気なのでしょう。
楽しみです。
顔なじみの皆様も、
お久しぶりな方々も、
初めましての方々も、この機会に是非、神戸の工房へ足をお運びください。
以下、本イベントのトピック・リンクを貼っておきます。
よろしくお願いいたします。
【関連リンク】
9月展 〜マテリアルズ〜 http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2330
kokichi sun3 plus project 『 描 と 靴 』http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2331
YOU TUBE 動画 『 MUKU という靴の作り方 』 https://youtu.be/7j2289pJUbo
モデファイドラストとMUKU、その可能性について http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2322
期間限定レザー・KUDUとそれを使用して作られた靴たち http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2323
KUDUレザーを使用した、モデファイド・ラストのMUKU http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2320
marco-mid のコーディネート http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2333
【 イベントスケジュール 】
9月14日〜9月23日
『 9月展 〜マテリアルズ〜 』こうべくつ家
兵庫県神戸市須磨区須磨浦通5-5-24
11月1日〜11月5日
『 森田と山田 vol.2(仮) 』カーロアンジェロ
滋賀県彦根市河原2-2-26
11月27日〜12月3日
『 ハンドメイド靴展 vol.4 』ギャラリー遊気Q
大阪府大阪市中央区伏見町2-2-6青山ビル1F
12月21日〜12月29日
『 12月展 〜GOLD〜 』こうべくつ家
兵庫県神戸市須磨区須磨浦通5-5-24
2020年
1月4日〜1月13日
『 kokochiよい靴音 vol.7 』BLUE NEON
高知県高知市南御座19-16
1月22日〜1月26日
『 路地裏の靴作家 〜SP2020〜(仮) 』神楽坂インタレスト
東京都新宿区福路町2鈴木ビル1-A
東京・神楽坂インタレストにて行われた受注会「 路地裏と靴作家 vol.15 」
昨日無事終了いたしました。
顔なじみの方々も、初めましてな方々も、リペアのお客さまも、通りすがりのお客様も・・・
今回も多くのお客さまにご来店いただきました。
リペアをお待ちのお客様、早くお手元に靴を戻せる様作業を進めます。
オーダーいただいた皆様、出来上がりまで今しばしお待ちくださいませ。
次回の同店でのイベントは2010年1月下旬を予定しております。
次回も様々なトピックをご用意していきたいと思います。
ご期待ください。
お客様をはじめ、関わってくださった全ての方々に感謝いたします。
ありがとうございました!
【 イベントスケジュール 】
9月14日(土)〜9月23日(月祝) 『 2019年9月展 〜マテリアルズ〜 』@ こうべくつ家・兵庫県神戸市
「異国の地、労働者階級の少年の靴」のコンセプトのもと、
数年前にリリースとなった「 marco(マルコ) 」というデザインの靴。
新作として、そのミドルカットの靴が出来上がりました。
本日は、ソールカスタマイズされた、いろんな「 marco-mid 」をご覧ください。
KUDU(クードゥー)の表と裏を使用したアッパーを持つ、ノルヴェジェーゼ製法の マルコ・ミッド。
KUDUのブラック・裏を使用した、ハンドソーンウェルテッド製法・ダブル、ストームウェッルト、ダイナイトソール仕様。
端正な顔立ちです。
こちらもKUDUを使用。
ソールはハンドソーンウェルテッド製法・ダブル、ストームウェルトに、
レザーソール + ビブラム#2060の厚底なワークブーツ仕様です。
ソールカスタマイズで、いろいろな表情になる marco-mid ですが、原点はここ。
マッケイの marco-mid 。
まさに「あの」マルコでしょう?
詳細は追って。
ご期待ください。
ミッドカットモデルリリースに伴い、欠品していたローカットのマルコも再登場です。
画像は新しい試み、先芯のないフラットボックス・トゥーと、
ソールのコバに丸みを持たせた、ラウンドソールのマルコのローカット。
こちらも詳しくは追って記事アップいたします。
ご期待ください。
【 イベントスケジュール 】
8月17日(土)〜8月25日(日) 『 路地裏の靴作家 vol.15 』@ 神楽坂インタレスト・東京都新宿区
9月14日(土)〜9月23日(月祝) 『 2019年9月展 〜マテリアルズ〜 』@ こうべくつ家・兵庫県神戸市
しばらく続いていたバタバタも少しひと段落し、今週は比較的ゆっくりとさせていただいています。
ゆったりとした空気が漂う工房で、試着用サンプルで欠品していた靴を製作。
デザインは「 marco(マルコ) 」。
そして使用したのは KUDU(クーズー)という、8月から新しくラインナップに加わる革です。
クーズーとは、アフリカに生息する鹿のような角を持ったウシ科の動物。
表皮は喧嘩をしたり、ブッシュを走り回ったりでついた傷でいっぱいで、それがとても魅力的です。
また、それとは裏腹に裏のスエード面が、とても美しいのです。
なめしは、Charles.F.Stead社。
言わずと知れたイギリスの老舗タンナーです。
この革を使ってザンパノとか作ると、かっこいいんだろうなと妄想しつつ。
ひとまずは、クーズーを使ってできるマルコを、楽しみにしておいてください。
*クーズーについては追って詳しく記事にします。
【 イベントスケジュール 】
8月17日(土)〜8月25日(日) 『 路地裏の靴作家 vol.15 』@ 神楽坂インタレスト・東京都新宿区
9月14日(土)〜9月23日(月祝) 『 2019年9月展 〜マテリアルズ〜 』@ こうべくつ家・兵庫県神戸市
デザインのコンセプトは、
異国の地、とある少年の履いていた靴。
ぽてんとしたつま先を持ち。
履き口が狭い外羽の靴。
オーダーを頂く際、
色をナチュラル色に重きをおくようにしたのはこのため。
↓↓↓
履き込んで少し経ったら、
こんな色に変身させましょうと。
これはアイアン染めといって、
鉄の成分で革を染めるとこうなります。
革の中のタンニン(植物の渋)と、
鉄の成分が化学反応を起こしてこうなるんです。
ナチュラルな色の靴が、
履きこむほどに飴色に変色し、
甲のあたりがシワだらけになってきた頃、
アイアン染めをする。
そうすることで、
一味も二味も違う風合いを楽しめたり。
長く履くために作られた靴だから、
長く履いても飽きない仕掛けを作りたいと、
kokochi sun3 ならではの悪戯。
「あと染め+アイアン染め」。
みなさん、
オーダーの際はこんな染めも念頭にいれつつご来店くださいー。
履いて捨てるものではなく、
履き続け、共に成長してくれる靴を。
楽しみましょう!
ただいま直営店にて、
「新作受注会&セール」を開催中です。
神戸は須磨海岸の近くの小さな工房へ、ぜひご来店下さい。
お待ちしております!
イベント詳細:http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2177
イベント情報
9月10日(土)〜 10月10日(月・祝) 『 新作受注会 』@ こうべくつ家・兵庫神戸
10月29日(土)〜11月5日(土) 『 kokochi sun3 受注会 』@ ブティックプチ・兵庫 川西
11月11日(金)〜11月20日(日) 『 お久しぶり京都(仮) 』@ Mustard・京都
こうべくつ家
所在地:神戸市須磨区須磨浦通5−5−24
お問い合わせ:mail@kutsuya-koubou.com / 078-732-7740
ウェブサイト:http://www.kutsuya-koubou.com
オンラインショップ:http://kokochi333.fashionstore.jp/
フェイスブックページ:https://www.facebook.com/kutsuya.koubou/