2021年2月より新ブログ・サイトにて更新中。本ブログは2021年2月までの記事を掲載しています。
グレーのALASKAレザーを使用したギャートルサンダルを
約3カ月間、ほぼ毎日、作業場で履きました
作業で使ったことで
さすがにつま先はすぐにワックスが取れ
革本来ののグレーが顔をのぞかせます。
まだワックスが残っている箇所も含め
少し茶味がかった、フルタン 独特のエイジングも
見られだしたかな、という感じに
少しそり上がったつま先は
新しいそれよりも、風格があるように見えます
”リペア を施しながら長く履けるサンダル”
ソールを張り替え続け、毎シーズン活躍しますよう
そして、時間とともに変わっていく
靴の表情を楽しんでいただけますよう
4月25日よりオンラインストアにて、ご予約いただけます
よろしくお願いいたします
https://kokochi333.fashionstore.jp/items/28347406
JUGEMテーマ:ファッション
□足の指が見えないサンダルがあれば・・・
昨年、各地イベントにていただいた
お客様の声がカタチになりました
デザインコンセプトは
「 花屋さんが履いていそうな、素朴なサンダル 」
作り手が、履き手と直接つながったことで
誕生したサンダルです
履いていただく皆さんの
思いを飲み込んで、咀嚼して
出来上がった新しいこのサンダルを
楽しんでいただければ幸いです
『 kokochi sun3 / GYATOR 005 / ¥35000+tax 』
*ARASKAレザーを使用の場合はプラス¥5000+tax
*納期約8週間
□サイズ
1.サイズを選ぶ
size1 - 6 ( 22cm - 27.5cm )
*その他サイズはプラス¥3000+tax
□アッパー
1.アッパー本体、ストラップの色素材を選ぶ
2.ライニングの色を決める(wht,blk,nat)
□ミッドソール
1.カップソール外側の色素材を決める
2.カップソール内側の色を決める(素材は1種類のみ)
3.カップソールのハンドステッチの色を決める
□アウトソール
1.色を選ぶ ( blk.wht,brn )
サイズ感につきましては
後日、更新させていただきます
JUGEMテーマ:ファッション
【 kokochi sun3 / GYATOR 005 】
カップ状のミッドソールが特徴的なサンダルに新作が登場です
外側のカップ部分は
今回から ALASKA レザーの使用が可能となりました
価格は35000円+tax
*ALASKA レザー使用の場合は+5000円
ソール交換を繰り返し
エイジングを楽しみながら
ながく、ながく
履き続けられるデザインでありますよう
ひとまずはリリースのご報告を
追って詳細アップいたします。
JUGEMテーマ:ファッション
ゴールデンウィークに工房で行われた受注会にてオーダーいただいたサンダルの納品が終了しました。
その中で3足をピックアップしましたので、紹介させてください。
まずはブラウンのギャートル#3。
ミッドソールもアッパーも全て同じ革のブラウンと、潔い色のチョイスです。
履き込むうちに色味も深くなり、質感もソフトになってくると思います。
こちら、工房にてお渡しさせていただいたのですが、
包まれている感じ、走れそうとお言葉をいただいたのが嬉しかったです。
お次もギャートル#3。
アッパーはホースレザーのキャメルとワイン。
実はこれ、互いの色2枚を重ねて1枚としています。
ですので、ワインが見える方の裏はキャメル、キャメルが見える方の裏はワインとなっています。
あまり目立たない箇所ですが、アッパーの切り口が2層になっていて、面白いです。
そして最後はブラックのギャートル#2。
試着用のサンプルが久しく欠けていたので、オーダーいただける機会がなかなか無かったのですが、
こちらも女性には人気のデザインです。
かかとの革ヒモと、ミッドソールのハンドステッチのホワイトがアクセントとなっていて、
ブラックにして、夏らしく足元を軽く見せます。
工房受注会でオーダーいただいたサンダルの納品が終了しました。
僕は、靴(サンダル)は、ファッションアイテムである前に、体を支える大切な道具であると考えています。
ですので、皆さまからは「安定感がある」「走れそう」といったお声をいただき、とても嬉しく思っております。
納品させていただいた皆様、底がすり減ったら交換ができます。
使用している革は、長く使えるものを選定しています。
ですので、リペアを繰り返し、経年変化を楽しみながら、長くご愛用いただければと思います。
受注会中にサンダルをオーダーくださった皆様、ありがとうございました。
この夏、いろんなところへ連れて行ってあげてください。
【 イベントスケジュール 】
8月17日(土)〜8月25日(日) 『 路地裏の靴作家 vol.15 』@ 神楽坂インタレスト・東京都新宿区
9月14日(土)〜9月23日(月祝) 『 2019年9月展 〜マテリアルズ〜 』@ こうべくつ家・兵庫県神戸市
前回の記事ではデザインについての「見た目」な部分を記事にさせていただきました。
今回はサイズとソールのスペックについて書かせていただきます。
□通常のサイズ展開に、甲の高さ設定が可能になりました。
画像のサイズ表示にご注目ください。
左に数字、右にアルファベットが刻印されているのがお分かりいただけると思います。
実はこれ
左の数字は、縦(つま先から踵まで)のサイズを表していて
右のアルファベットは甲の高さを表しているんです。
今までのギャートルサンダルのサイズ展開は1センチ刻みです。
1→22.5cm~23.0cm
2→23.5cm~24.0cm
3→24.5cm~25.0cm
4→25.5cm~26.0cm
5→26.5cm~27.0cm
6→27.5cm~28.0cm
そこに甲の高さを選べるようになるとこうなります。
1H→22.5cm~23.0cm甲高め
1L→22.5cm~23.0cm甲低め
2H→23.5cm~24.0cm甲高め
2L→23.5cm~24.0cm甲低め
3H→24.5cm~25.0cm甲高め
3L→24.5cm~25.0cm甲低め
4H→25.5cm~26.0cm甲高め
4L→25.5cm~26.0cm甲低め
5H→26.5cm~27.0cm甲高め
5L→26.5cm~27.0cm甲低め
6H→27.5cm~28.0cm甲高め
6L→27.5cm~28.0cm甲低め
全12サイズ。
こうすることによって
例えば、縦のサイズが26センチなのに甲の低い男性にも
23センチの甲高の女性にも対応することが可能になりました。
足入れ用サンプルを様々なサイズでご用意しております。
是非、ジャストフィットなサイズを探しにいらしてください。
□昨年より強度のあるソール
2019年春より、ソールの仕様が変更になりました。
昨年まではビルケンシュトック社製のソールを使用していましたが
今年よりビブラム社製のモアフレックス素材のものに変更しております。
見た目はほぼ変わらず、こちらの方が耐摩耗性に優れる素材となっており
ソールの寿命が以前より長くなるのではと期待しております。
色は白、黒、茶の中からお選びいただけます。
また、ソール交換は4000円+税となります。
昨年より強度のあるソール。
個人的にはモアフレックス という素材を、とても信頼しているので
これを使ったサンダルを作れるのが、とても嬉しかったりします。
以前にご購入のお客様のソール替えも賜ります。
サンダル持参の上、ご来店くださいませ。
□まとめ
『 kokochi sun3 / ギャートルサンダル 』33000yen~ +tax
コンセプトは「足を守り、履き心地がよいこと」。
肌の露出が多いサンダルの弱点を攻略しようとデザインしていくと
ミッドソールの形状がカップ状になりました。
また足裏が当たる部分には約7ミリ厚もの革が敷かれていて
履き込むほどにそれが沈み、履き手の足なりに変化していってくれます。
ソールはラバーソールで、減ってくればソール交換が可能です(4000円+税)。
履き込むにつれ、経年変化を長く楽しめるサンダルとなっているので
ソールを交換しながら、長く履いていただくことをお勧めします。
kokochi sun3 の靴(サンダル)の概念、その順序は以下です。
1:道具としてきちんと機能すること
2:1を保ちながらもデザインがユニークであること
3:履き込むにつれ、靴の表情が変化していく様を楽しめること
4:リペアを施しながら、長く履いて行けること
長く、愛着を持って履いていただける道具となるよう
今までの経験をもとに、再リリースとなったギャートルサンダル。
イベント期間中
是非、足を通してみてください。
よろしくお願いいたします。
過去ギャートルサンダルの記事
【展示受注会スケジュール】
4月13日(土)〜4月21日(日)「路地裏の靴作家」@ 神楽坂インタレスト・東京都新宿区
4月27日(土)〜5月6日(月・祝) 「5月展〜余韻〜」こうべくつ家・兵庫県神戸市
パーツごとにお好みの色素材を選び
オーダーいただける、ギャートルサンダルが再リリースされました。
前回はデザインのコンセプトと、スペックについて書かせていただきましたが
今回はデザインについて、ご紹介させていただこうかと思っています。
トピックは以下
・デザインは4種類
・アッパーの選べる革が増えました。
・デザインは4種類
デザインは4種類。
現在4種類あるデザインをご紹介します。
*画像は3種類ですが・・・
『 kokochi sun3 / ギャートル#1 』¥33000+tax
甲を2本の革で覆うシンプルなタイプ。
かかとにストラップがないので
フィッティングが不安に感じる方もおられると思いますが
そこはカップ状のミッドソールがカバーしてくれていて
快適なフィッティングが期待できます。
納期:約6週間
*画像はアイアン染め、アップチャージ5000円+税
『 kokochi sun3 / ギャートル#2 』¥33000+tax
かかとにカウンターがつき、足首を紐で結んで履くタイプ。
甲部分の露出が多く、よりシーズンを意識したサンダルです。
足首に巻く革紐はディアスキン(鹿革)を使用していて
足あたりはとても良いです。
納期:約6週間
『 kokochi sun3 / ギャートル#3 』¥33000+tax
こちらは#1のデザインに、かかとのストラップがついたもの。
#1よりも安定感があり
またパーツも多いので、色素材の選択の幅が広がります。
過去のご注文では、#1と迷われる方も多いのですが
脱ぎ履きの速さを求めるなら#1
フィッティングを求めるなら#3といったところでしょうか。
納期:約6週間
『 kokochi sun3 / ギャートル#4 』¥33000+tax
甲を1枚の革で覆ったタイプ。
甲部分の革は同ブランドの靴で使われている物の中から選んでいただけます。
また、ライニング(甲に触れるデザインの裏部分)は黒、白、ナチュラルからお選びいただけます。
さらに#4のみ、アッパーに手縫いのステッチ(全13色)をオプションで選択いただけます。
*アップチャージ5000円(+税)となります。
納期:約6週間
これまでのオーダーで人気なのは#4、#3でしょうか。
#4は革の選択肢の自由度の高さ
#3はデザインがシンプルなのとフィッティングの高さでの評価のようです。
・アッパーの選べる革が増えました。
#1から#3のアッパーの革は
厚いミッドソールに使われている革(8色)からしか選べなかったのですが
今回から、様々な革から選べるようになりました。
画像はセロという新しくラインナップに加わった革を使用しました。
薄い革を2枚重ね合わせ、これまでの厚口の革の厚さにします。
そうすることで多くの色素材の組み合わせが可能になりました。
画像は白×白ですが、白×黒でも、赤×緑でも合わせることが可能です。
オーダーの際はたくさん悩んで、ご自身のお気に入りの1足を見つけてください。
昨年はバタバタとしつつ、シーズン中に作りきれなかったギャートルサンダル。
今回ばかりはと、しっかりと作り込むことができました。
本記事はデザインや、色素材の選定について書かせていただきましたが
次回の記事は、フィッティングについて書かせていただこうかと思っております。
引き続きお付き合いください。
よろしくお願いいたします。
過去の記事
【展示受注会スケジュール】
4月13日(土)〜4月21日(日)「路地裏の靴作家」@ 神楽坂インタレスト・東京都新宿区
4月27日(土)〜5月6日(月・祝) 「5月展〜余韻〜」こうべくつ家・兵庫県神戸市
『 kokochi sun3 / ギャートルサンダル 』33000yen+tax ~
コンセプトは「足を守り、履き心地がよいこと」。
肌の露出が多いサンダルの弱点を攻略しようとデザインしていくと
ミッドソールの形状がカップ状になりました。
また足裏が当たる部分には約7ミリ厚もの革が敷かれていて
履き込むほどにそれが沈み、履き手の足なりに変化していってくれます。
ソールはラバーソールで、減ってくればソール交換が可能です(4000円+税)。
履き込むにつれ、経年変化を長く楽しめるサンダルとなっているので
ソールを交換しながら履いていただくことをお勧めします。
コンセプトは「足を守り、履き心地がよいこと」。
そこにブランドの根幹でもある「永く履き続けられるような
素材の選定とデザインの工夫を」という言葉が重なり
分厚いレザーを使用した、経年変化を楽しめるサンダルが出来上がりました。
足を守るためのデザインとして、ミッドソールはカップ状になりました。
そうすると、足に当たっている革の部分が多くなるため、履き心地が良くなりました。
永く履いて欲しいので、足の当たる部分に約7ミリの分厚い革となりました。
すると、履き込むほどに足のように変化してくれる、ミッドソールになりました。
サンダルが足のようになるためには、時間が必要です。
なので、ソールにはラバーソールを採用しました。
そうすることで、何度でも張り替えができ、革の経年変化も楽しめ、履き心地のよいサンダルとなりました。
お渡しは、オーダーをいただいてから約6週間後。
今シーズンは4月13日(土)から始まる東京でのイベントと
4月27日(土)から始まる神戸のアトリエでのイベントにてオーダーいただけます。
このサンダルに関しては
以下、まだまだお伝えしたいことがたくさんあるので、時間を見つけて、またアップいたします。
・アッパーの選べる革が増えました。
・クラフト感溢れる手縫いのアッパーも選択可能。
・サイズの選択肢に、「甲の高さ」が追加。
・耐摩耗性アップに期待、ソールがビブラム社製・モアフレックスになりました。
次回、ご期待ください。
【展示受注会スケジュール】
4月13日(土)〜4月21日(日)「路地裏の靴作家」@ 神楽坂インタレスト・東京都新宿区
4月27日(土)〜5月6日(月・祝) 「5月展〜余韻〜」こうべくつ家・兵庫県神戸市
『 kokochi sun3 / ギャートル#4 』¥30000+税
工房で広げた革に刻まれた焼き印。
生きた牛だった時に、どの牧場の牛かわかるように押された印。
そいつがとても特徴的だったので、
焼き印された部位を使用してアッパーを作りました。
ただ、焼き印の場所の革が足りなかったので、
パッチワークをしてみました。
こうやってお客さんと、
あーでもない、こーでもないとやりながら、
その人だけの靴を作ること。
それが僕にとって、
この上なく幸せを感じる瞬間です。
一人では決して思いつくこともなかった、
様々なアイデアを持ってきてくれる。
そんなお客さんに感謝。
ありがとうございます!
納期はオーダーいただいてから約1ヶ月。
今月中にオーダー頂ければ、7月中に納品できると思います。
季節ものですので、
オーダーご検討中の方は製作日数も計算しつつご注文ください。
また、お店にある足入れ用サンプルも購入可能です。
どうぞお気軽にご来店ください。
PS
この色、とても人気です。
文:森田圭一
【お知らせ】
6月の直営店・定休日:毎週木曜日と第2・第4水曜日
7月の直営店・定休日:毎週月・火曜日と第2・第4水曜日
こうべくつ家
所在地:神戸市須磨区須磨浦通5−5−24
お問い合わせ:mail@kutsuya-koubou.com / 078-732-7740
ウェブサイト:http://www.kutsuya-koubou.com
オンラインショップ:http://kokochi333.fashionstore.jp/
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