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尊重すべきは「強すぎず、弱すぎない黒の革」5cmヒールのサイドゴアブーツ

5センチヒールのリリーと名付けられたサイドゴアブーツ。

 

クラフト感のあるレザーソールとヒールの積み上げが特徴的なブーツとなっています。

つま先がぽってりとした木型ですが、決して甘くなりすぎないよう心がけながら木型作成をしました。

 

アッパーは4月に新しいレザーとして登場した「セロ」という革。

オイルをたっぷりと含んだ、日本製のフルタンニン鞣しレザーです。

この革は、シャープさとソフトさをほどよく削ぎ落とした質感を持ちつつ、

だからといって、「素朴さ」一辺倒ではないところが、個人的には気に入っています。

 

野球で例えるなら、ホームランバッターではないけれど、

勝つために必ず必要な要素を兼ね備えている、職人的な存在・・・というかなんというか。

 

そんないぶし銀なレザーを使用しつつ、今回はかなり絶妙な仕様を施しました。

 

1.

まずはソールをマットブラックにしたこと。

こうすることで、靴全体に柔らかさを加えることができました。

黒は強い色なので、ここに艶感を足せば、硬い印象の靴になります。

 

2.

そしてヒールの積み上げ部分1層だけ、ダークトーンの赤を入れました。

質感を黒で施したマットで仕上げることで、全体との調和を取っていることで、やりすぎない存在感を出してみました。

 

3.

最後に、ゴム周りのミシンステッチと、踵タブのハンドステッチをダークグレーで統一しました。

一見、黒に見えるそれらもよく見るとグレー。

微妙に、絶妙に黒とのバランスを楽しんでいただければと施しました。

 

お客様の使い道やコーディネイトをお聞きし、想像しながら、

この靴の尊重すべきは「強すぎず、弱すぎない黒の革」なのだと感じました。

 

長く履いていくにつれ、じわじわと愛着が湧いてくるような、

控えめで、絶妙な、色や質感のコントラストを提案させていただきました。

 

オーナー様、長らくお待たせいたしました。

経年変化で革内のオイルが動き出すと、とても良い艶になってくれると思います。

リペアを施しながら、長く履いていただければ幸いです。

そして靴について何かあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

この度はありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

『 kokochi sun3 / lily 』

 

製法:マッケイ

アッパー:セロ・ブラック

サイドゴム:ブラック

ゴム・ミシンステッチ:グレー

ハンドステッチ:グレー

ソール:マットブラック

ハーフラバーソール:ブラック

リクエスト:ヒール積み上げをマットレッドに

 

価格:53000円+tax(アップチャージなし)

 

 

 

 

 

 

 

 

【関連リンク】

9月展 〜マテリアルズ〜 http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2330

kokichi sun3 plus project 『 描 と 靴 』http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2331

YOU TUBE 動画 『 MUKU という靴の作り方 』 https://youtu.be/7j2289pJUbo

モデファイドラストとMUKU、その可能性について http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2322

期間限定レザー・KUDUとそれを使用して作られた靴たち http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2323

KUDUレザーを使用した、モデファイド・ラストのMUKU http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2320

 

 

 

 

 

 

 

 

【 kokochi sun3 イベントスケジュール 】

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9月14日〜9月23日

『 9月展 〜マテリアルズ〜 』こうべくつ家

兵庫県神戸市須磨区須磨浦通5-5-24

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11月1日〜11月5日

『 森田と山田 vol.2(仮) 』カーロアンジェロ

滋賀県彦根市河原2-2-26

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11月27日〜12月3日

『 ハンドメイド靴展 vol.4 』ギャラリー遊気Q

大阪府大阪市中央区伏見町2-2-6青山ビル1F

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12月21日〜12月29日

『 12月展 〜GOLD〜 』こうべくつ家

兵庫県神戸市須磨区須磨浦通5-5-24

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2020年

1月4日〜1月13日 

『 kokochiよい靴音 vol.7 』BLUE NEON

高知県高知市南御座19-16

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1月22日〜1月26日

『 路地裏の靴作家 〜SP2020〜(仮) 』神楽坂インタレスト

東京都新宿区福路町2鈴木ビル1-A

クラフト感のあるソールが特徴の5センチヒールのサイドゴアブーツ

ネイビーのリリー

 

 

 

ワイン x ブラウンのマットな質感のリリー 

 

 

 

お客様の想像力で生まれた、唯一無二の切り返しが印象的なホースレザーのリリー

 

 

 

 

「 kokochi sun3(ココチサンサンサン) / Lily 」53000円〜

 

ヒールがあるけど安定感があり

脱ぎ履きがしやすいのがこの靴の特徴です。

 

また、リペアをしながら長く履けるので

革の経年変化を楽しめるサイドゴアシューズとなっています。

 

画像は、昨年行われた受注会場である

埼玉県の「カフェ&ギャラリー・温々」でオーダーいただいたブーツたち。

 

オーダーいただいた皆様、靴はお手元に届きましたでしょうか。

「長く履いてもらえよ」と、気持ちを込めました。

 

たくさん履いてください。

そしていつの日か、あじわい深くなった靴たちとともに再会できる日を楽しみにしております!

 

 

 

 

 

 

 

 

展示受注会スケジュール

4月27日(土)〜5月6日(月・祝) 「 5月展 〜余韻〜 」 こうべくつ家・兵庫県神戸市 

 

『 RE NEW アル? 』新作受注会

 

『 RE NEW アル? 』   4.28 sat. - 5.6 sun. @ こうべくつ家

 

この度 kokochi sun3 より、新しいデザインの靴が誕生いたしました。

それに伴い4月28日(土)より受注会を開催いたします。

 

丸く、しかし決して甘すぎない木型を使用して作られた、

洗練された大人が楽しむためのサイドゴアブーツ。

Lily(リリー)と名付けられたレディスシューズに、ぜひ足を通しにいらしてください。

 

また、4月よりネイビーのレザーもラインナップに加わりました。

深く、より黒に近い色味、そして絶妙なニュアンスの艶感を楽しんでいただける、

トーマスというレザーにもご注目ください。

 

さらに新しい試みとして、ソールカスタマイズを開始いたします。

オーダーの際、マッケイ製法のデザインの靴をノルウェイジャン・ウェルト製法に変更したり、

レザーソールを軽量のラバーソール(ビブラム社製・モアフレックスなど)に変更したり。

 

ソールの形状を変えることで、

アッパーのデザインはそのままにしながらも、

靴に新たな息吹をもたらすことに成功しました。

こちらも併せてお楽しみください。

 

5月3日には工房開設12年目が始まる、こうべくつ家。

11周年イヤーとなる2018年も、飽くなき探究心で創作・製作に邁進いたします。

期間中は皆様のご来場を心よりお待ちしております。

 

 

*期間中は無休( 営業時間は11時から18時 )。

*ソールカスタマイズは仕様によりアップチャージあり。

*現在の納期は、オーダーいただいた日からおよそ4ヶ月後となります。

*期間中はセール商品も、僅かですがご用意しております。

*現在はイベント期間以外の店舗営業ができておりません。次回店舗営業日は9月を予定しております。

*詳細はブログ、SNSなどでご覧ください。

 

 

こうべくつ家

654-0055 神戸市須磨区須磨浦通5-5-24 

http://www.kutsuya-koubou.com

078-732-7740  

mail@kutsuya-koubou.com

 

 

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