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サバイバルのインターバル・4編まとめ

数年前に作製した靴教室の資料が埋もれていたのでまとめてみました。

どうぞごらんください。









サバイバルのインターバル 〜主婦編〜

 
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朝起きて、お弁当をこしらえる。
そのうち旦那が起きてきて、慌てて朝食を食卓へ並べる。
 
今朝はいつもより目覚ましに気付くのが遅かった。
それを昨日の口喧嘩のせいにしている自分が少し嫌いになったりする。
 
そうこうしている間に、いつもより息子が早く起きてきて
何やらもぞもぞとしている。
 
どうしたのと問うまでもなく、理由は大方見当がつく。
いつもの「アレ」だ。
 
「お母さん、おちんちん汗かいた!」
・・・やっぱり。
 
慌ててベッドのシーツとパジャマを洗濯機にかける。
ついでに息子もバスルームで洗う・・・
 
仕事もせずに楽でいいよね。
皆は口々に言うけれど、
専業主婦もそれなりに、戦っているのよ。
 
と、そんなことを
ふと思いながら、また今日も一日が終わる。
 
たまには自分にご褒美あげなきゃね!
そうだ、靴作りに行こう。

サバイバルのインターバル

靴のワークショップ「ヒトノネ」
 
 
 
 




サバイバルのインターバル 〜独身OL編〜

 
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机の上に山のように積まれた書類。
処理し続けてもワタシの仕事が終わらないのは、次々とそれを積み上げてくるアイツのせい。
 
このうすらとんかち!
いつも叫びたい気持ちだけ、去り際の散らかした髪に密かにぶつけている。
 
入社から今年で8年、それは大変なことばかりだけれど
やりがいのある仕事をさせてもらってることに感謝はしている。
 
「もっと自分自身のことも大切にしてやりなよ」
同期入社、彼氏の言葉に少し肩の荷が下りた。
 
仕事のプレッシャー、知らないうちにたまってたんだな・・・
仰向けになったベッドの上、白熱灯の明かりが揺れていた。
そうだよな、一回きりの人生、自分の為にも使わなきゃな。
 
と、そんなことを
ふと思いながら、特別な一日が終わる。
 
お疲れ自分!
そうだ、靴作りに行こう。
 
サバイバルのインターバル
 
靴のワークショップ「ヒトノネ」
 
 
 
 




サバイバルのインターバル 〜サラリーマン編〜

 
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今日も一日が終わる。
スーツのポケットから探りだした鍵を鍵穴に差し込む。

扉を開けるといつもと変わらない、暗く冷えた空気が部屋中に張りつめている。
明かり代わりにつけた深夜のニュース、一日の終わりの缶ビール。

そういえば、あの娘は今頃何してんだろう。
二ヵ月前の淡い思い出、かさぶたになったそれを思い出したかのように引っ掻いてしまう癖。

薄明りに広がる、まるで気の抜けたビールのような夜の只中に浸る自分。
それはそれで嫌いなわけではないのだな、なんとなく。

「強がりじゃないよ・・・」と、彼女の最後の後ろ姿が扉の前に残像として残っている。
あのとき、引き留めときゃよかったなあ・・・

そうこうしていると小腹がすいてきた。
性懲りもなくまたたらればの話でひとりごち、冷蔵庫に頭を突っ込んで遅い夕食を探す。

不景気ですねと皆が口々に言う。
その日暮らしで楽しく生きればいいんじゃないの、と思ったりもする。
だからといって、老い先のことも考えなきゃ・・・

と、そんなことを
ふと考えながら、また今日も一日が終わる。

たまには気晴らししないとな。
そうだ、靴作りに行こう。

サバイバルのインターバル

靴のワークショップ「ヒトノネ」
 
 
 
 




サバイバルのインターバル 〜既婚サラリーマン編〜

 
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今から帰る、携帯メールで妻に告げ電車に飛び乗る。
そういえば、昨日も同じ内容だったことに気付く履歴。
 
ここ最近の仕事といえば、もっぱら接待営業。
胃腸と同じく、作り笑いの数だけ心も締め付けられる気分だ。
 
昔は当たり前のように好きなことをやっていた。
好きなものを見つけては買いあさっていた。
 
服が好き、鞄が好き、靴が好き・・・
当時の俺の衣装ケースは、まさに無敵の宝箱だった。
 
やがてポケットの携帯が震え、いつも遅くまでご苦労様と妻から。
この一言が今日一日を洗い流してくれる、ありがとう・・・
 
二十代で結婚してはや十年。
俺はあの頃より、男としてちゃんと成長できているんだろうか。
帰途中、脳裏で愛娘が微笑んでいるのは連日の酒のせいだろうか・・・苦笑
 
と、そんなことを
ふと、思いながら、また今日も最終電車に揺られている。
 
たまには自分を褒めてやらないとな。
そうだ、靴作りに行こう!
 
サバイバルのインターバル
 
靴のワークショップ「ヒトノネ」







さいごに

 


神戸市須磨区、須磨海岸のほど近くに靴教室ヒトノネはあります。

築五十年は経とうかという路地裏の古い一軒家は、年齢性別を問わず様々な思いを持った人たちが靴づくりを楽しめる、アットホームな空間となっています。

デザインと木型を決め、型紙を作ったら革を選んでミシンで縫う。

出来上がったそれを木型に沿わせ、底を付け。

次第に平らな一枚の革が靴の形へと変化していく様はとてもわくわくします。

そして完成したそれに足を通す瞬間もまた・・・。

なんか毎日、なかなかヘビーな日々が続きますが、そんな時は日常の喧騒を忘れここで靴づくりに没頭してください。

一枚の革が靴になっていく様はとてもわくわくします。


靴のワークショップ新規生徒・随時募集中です。

http://www.kutsuya-koubou.com/workshop.html








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料金等の詳細:http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=1981

お問合せ:hkhk.kutsuyaworkshop@gmail.com / 090-4274-9409 (担当:平川) ※木曜定休
 








リンク
 

ヒトノネ Facebookページ

靴のワークショップヒトノネ:http://www.kutsuya-koubou.com/workshop.html

これまでのワークショップの記事:http://kokochi-333.jugem.jp/?cid=18

 

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