先日、こうべくつ家がお世話になっているタンナー・大谷皮革さんを訪問いたしました。
そもそもタンナーってなんぞやって人もいらっしゃると思うので、ひとことで説明すると、
『皮』を『革』にする人たち。
僕たちが食べてる牛さんの皮を腐らない状態にして、実用にたえ、長時間変質しないようにしちゃう人たちなのです。
さらに染色・加工を施してうちの注文に応えてくれているのが大谷皮革さんです。
うちの商品の革では、インディ、トーマス・ハンコックなどが大谷さんに作っていただいてるマテリアルです。
また、ワークショップで使用している革も大谷さんから購入しているモノなんです。
現場見学スタート。
来て早々に始まったこんなんできへんのミーティングの一部始終。
kokochiのマテリアルは即興的な会話から生まれているようです。
ちなみにメガネをかけてないかたが大谷さんです。
なめされる前の原皮。
牛さんの白黒模様が残っています。
たくさんの牛さんの命のうえに僕たちのモノ作りは成り立っています。
タイコと呼ばれる樽に、原皮・水・薬品等を入れ、回転させることでなめします。
上の写真の樽のそばに置かれているノート。
さまざまな配合のデータが記録されています。
そして活字に胸打たれる古河。
この中でぼくができていることと言えば・・・脱サラっていう英断くらいでしょうか。
森田が、このノート燃えたら困る?と聞くと
「まあ大丈夫です、全部頭ん中入ってるんで。」
さらっと一言。
大谷さんかっこよすぎる。
本当は素人代表としてみなさまに『皮』が『革』になる工程を
順序立ててわかりやすーくご説明したかったのですが、
現場を目の当たりにして、
すげー・・・
が頭ん中を埋めつくしてしまいまして、質問すらできず、無念。
うん、これはあと2回くらい現場にお邪魔しないと自分の中で整理できん。
説明もできん。
みなさま申し訳ございません、
次回のタンナーレポートに乞うご期待!
大谷さん、ありがとうございます。
またお邪魔しにいきます!
5月22日までイベントです。ぜひお立ち寄りください
『 周年祭 〜10年目にして0歳になりまし展〜 』@ こうべくつ家
2016年4月29日(金)〜5月22日(日)
11:00 – 20:00 木曜定休 *5月5日は営業
神戸市須磨区須磨浦通5-5-24 / 078-732-7740
www:kutsuya-koubou.com /
mail@kutsuya-koubou.com
イベント詳細:
http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2094
リンク
・ kokochi sun3オンラインショップ →
http://kokochi333.fashionstore.jp/
・ kokochi sun³ フェイスブックページ →
https://www.facebook.com/kokochi333
・ kokochi sun³ ウェブサイト →
http://www.kutsuya-koubou.com
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