こうべをたれた視線の先で、皺だらけの相方がふつふつと戯れ言を抜かすのです。
8インチ丈の新作ブーツ。
自分用に作ったそれを、約2週間、作業中も、プライベートもほぼ毎日履き込んでみました。
甲には、うっすらですが履き皺ができ
筒の部分はくったりとしてきています。
またこれは、この木型の特徴なのですが
履き込むにつれ、つま先の形がまん丸に見えるようになってきます。
これがまた、チャップリンの履いている靴を想像させるような形で、たまらないのです。
この靴も、さらに履き込めば、それがより顕著に現れてくることでしょう。
そしてフィッティングに関しては
紐も、ジッパーもないブーツにしてはかなり良いです。
甲と踵でしっかりとホールドされる設計になっていることと
つま先がゆったりとしている木型の特性が相まって
フィットしているのに、痛くなく、心地よく履いていただけると思います。
履き込む前はこちらにてご確認ください。
http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2292
そんな新作・YOINを履いて明日からは東京へ。
関東方面のみなさま、20日(土)、21日(日)は
東京・神楽坂インタレストにお越しください。
靴について、革について、足について。
しっかりと、できる限りで対応させていただきます。
イベント詳細
https://interest-kagurazaka.jp/diary/?p=79503
よろしくお願いいたします。
【展示受注会スケジュール】
4月13日(土)〜4月21日(日)「路地裏の靴作家」@ 神楽坂インタレスト・東京都新宿区
4月27日(土)〜5月6日(月・祝) 「5月展〜余韻〜」こうべくつ家・兵庫県神戸市
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