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製靴塾日記 2006.10.2~10.6

ハンドメイドの靴に触れ、もっと靴や足の事を知りたい。『良い靴』を作りたい。そんな思いを胸に、西成製靴塾に10月から途中入塾。無理を言って入れてもらいました。三十路にて塾生、日々奮闘日記などをこれから書いていこうかと。


2006年10月2日(月)
のっけからマッケイ、マッケイ言いながら中底を削る。柄にもなくメモ長などを持ち出しメモる。脳みそは三十路にしてフル回転。あまりにも考えすぎて久々に酸欠にて本日終了。

2006年10月3日(火)
ミシン、ミシンと曲がりきれぬカーブにて脱線。午後になるも延々と脱線、日暮れまで。本日支給された革を使い切り、帰り際、補充された裏革。明日こそはと涙飲みながら岐路へ。

2006年10月4日(水)
今日も朝からミシン。断つ→縫う→さらうをずっと繰り返すも進歩なく、口をついて出ることばは「悔しい・・・」ばかり。帰り際、そんな三十路に我が師が一言「稽古したら稽古したぶんだけ上手になんねんで。」と、ポンと肩たたかれる。帰り道、やはり悔しくて悔しくて、一目はばからず溢れ出す涙。

2006年10月5日(木)
ナントカ、カントカ甲革1足つくる。出来上がったシロモノ、見るに絶えずガマンならずもう一足つくる。故仰木彬氏の座右の銘「信汗不乱」が頭をよぎる。そう、稽古は裏切らへんのです。けいこ、けいこ、けいこ・・・。いえいえ、人の名前やありまへん(笑)。

2006年10月6日(金)
得意のつり込み。水を得た魚とはこういう事なのでしょうか。床ベロアにホワイトボンドつけ、カウンターにいれてつり込む。わにのあたま、あまりにも幅広く細かいダーツを作れないので塾終了後、師とともに削る。道具を自分なりに合わせていくというのは実に楽しい。削りながら師とともに笑う。至福のとき、味わう。

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