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まだかまだかと

 


つま先や踵を形成するために、

kokochiの靴は「トコ」という革を使います。

水で湿らせたそれに、水溶性のボンドを塗り、

ライニングとアッパーの間にはさみ、吊り込んでいきます。

それから約10日間、木型に添わせ寝かせます。



やがて水気が飛んで、

ボンドと革だけになったつま先と踵は、

型崩れしにくい、丈夫な芯となってくれます。



強制乾燥、強制冷却。

そんなやり方もあるのですが、

それより断然しっかりしている。




まだかまだかと形成具合を、

毎日チェック・・・



ハンドの靴は、手間はかかります。

だからこそ、そこには、

作家の気持ちが色濃く映し出されています。

気持ちはモノに宿る。



ps.

今日も雨、乾きの悪い時期になってきましたね・・・苦笑





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新しい職人さんがやってきました〜靴のワークショップ〜


神戸は久々に太陽が顔をのぞかせました。

晴れているっていいですね、気持ちも穏やか、森田です。

先週土日は、広島に赴いておりました。

土曜日の早朝に出発し、日曜日の夜中に帰阪という強行スケジュール・・・

「きつい、きつい」といいながらスタッフともども、

少々疲れ気味です。

 


ということで、疲れ切った僕たちの助っ人に、

新しい職人さんがやってきました(画像)。

これからは、ウチでバリバリやってもらいましょう!



・・・というのは大ウソで、ワークショップの生徒さんです。



本人いわく、繊細な作業はどうも・・・苦手らしく、

パターンやミシンでは、悪戦苦闘しておりましたが、

吊り込みや底付けの工程辺りから、すいすいと作業が進んでいきます。

まさに 水を得た魚 とは、

このことをいうのでしょう。





さて、どんな靴になるのでしょう。

期待しております!!





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高田渡というブルースマン



こんなヒトが好き

ヒトがヒトのまま

惚れてしまうのです




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十人十色〜靴のワークショップ〜



今日のこうべくつ家は、ワークショップの日。

工房に差し込む日差しも手伝って、

ゆるく、おだやかな空気に包まれていました。



そんな中、二人の生徒さんの靴が完成。

ベージュとグリーンのコンビの内羽根は、夏っぽく素足が似合いそうだし、

奥のブラウンの短靴は、コーディネイトを選ばず、どんなときにも活躍できますね。



実はこの木型、同じカタチなんです。

創る人が変われば、見栄えが変わる。

全然違うカオになる。

十人十色、それぞれの個性が際立ってきますねー。

さて、お次は誰のどんな靴が産まれるのか、楽しみです。












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愛してる!

こんにちは、今日は2Fショップから、森田がお届けしますー。

DSC02623.jpg

『ブタとおっちゃん』 山地としてる 1890円(税込) 
判型:B5判ヨコ変型
128ページ/ソフトカバー/モノクロ



おっちゃんは、香川県で養豚場を営んでいる。

午前3時半、眠気覚ましのビールをひっかけたら、

ハチマキを締め、煙草を吸いながら、

フォークリフトで豚の糞の掃除に取りかかる。


DSC02627.jpg

1200頭にもおよぶ豚たちのほとんどの面倒を、夫婦二人でみる。

餌やりから、糞尿の処理まで、

大規模になり、機械化が進む養豚業界では、

こういった飼い方は普通ではないらしい。


DSC02626.jpg

ビールと煙草とハチマキ、

そして最高の笑顔のおっちゃんの横には、いつも豚たちがいる。

ページをめくるたびに、

ブーブーと唄う、豚の合唱や、

おっちゃんのだみ声(多分・・・笑)が、今にも聞こえてきそう。


DSC02628.jpg

おっちゃんの愛情いっぱいに育てられた豚は、とても美味しいらしい。

こういった類の業種に、慣れ親しんでいない僕は思う。

やがて殺され、人間の食肉となってしまう豚たちに、

おっちゃんは、どんな気持ちで接しているんだろう・・・。

愛情を注ぐこと、それがおっちゃんなりの供養・・・なのだろうか。


DSC02629.jpg

ページをめくる。

豚もおっちゃんも、奥さんも、そこにいた猿までもが笑っている様に見える。

そんなみんなの笑顔を見ていたら、

僕の描く小さな疑問など、どこかへ吹っ飛んでしまった。

そして読後、涙があふれて止まらなくなった。

職人として、

人として、

大切なモノを、この写真集から教えてもらった。

ありがとう、おっちゃん・・・。







【最後に】

微笑ましく、あたたかな写真集に出会いました。

快くお取引を快諾してくださったFOILさんに感謝!

靴作家・森田イチオシ!

本日より、2Fショップにて、絶賛発売中です。

ティッシュの用意はいいですか?

お問い合わせ、ご予約は、松尾まで(笑) 



セレクトショップ・こうべくつ家/担当・松尾
078-732-7740 / mail@kutsuya-koubou.com




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お出かけの相棒に! 〜kokochi specialseries〜

 
ゴールデンウィークですね。


今日はなんだか曇り空ですが、せっかくの連休、少しは晴れるといいですねー


各地の受注会開催で、長らくお休みをしていたショップですが


新しいアイテムや、欠品していたアイテムがぞくぞく揃い、


いつもの雰囲気を取り戻しました。




オリジナルアイテム : kokochi specialseries

カメラストラップ / 8,400yen

デジカメケース / 9,975yen (こちらの画像はメルマガ最新号にてご覧いただけます)





長さが調節できるストラップ(最長で130cmほど)は、ナナメ掛けに最適!


写真の様にストラップの取付口が小さいカメラにも対応できる仕様にしています。


この取付コード部分は、本体の革ベルト部分から取り外せるので


取付口の幅が1cm程のカメラには、本体の革ベルトを直接差し込む事も可能です。


(一眼タイプのデジカメはほぼ、直接革ベルトが差し込めました)




カメラはいつもカバンの中・・・出すのが面倒だから・・・


では、せっかくの相棒がもったいないです〜(泣)


ナナメ掛けして、お気に入りのカバンみたいにカメラも見せびらかしちゃいましょー


連休中も、ショップは通常通り(12:00〜20:00)でオープンしています。


お出かけのついでに、ふらりと立ち寄ってみてください〜





詳しい商品に関するお問い合わせ
 tel:078-732-7740 (担当:松尾)











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