July 2011  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

こつことあるくつ

 
DSC03136.jpg

こつこつ ゆるり 歩をすすめる

無理をせずに 身の丈にあった歩みを深める・・・



握れば手の中におさまってしまいそうな

靴のワークショップ、生徒さんのくつの完成

ちいさな、ちいさなくつ

こつこつとあるくつ・・・



ハンドメイド靴工房こうべくつ家http://www.kutsuya-koubou.com/

ヒトは産まれもっての・・・


それは70年で成し遂げられるものかもしれない・・・

もしかして明日かもしれない・・・



ヒトには産まれもっての業というものがあって、

それを全うした時にお迎えが来る、といわれていたりする。

いわゆる死。



数年前に、この話を聞いた時には、

さっぱり理解も出来なかったのだが、

今は何となく、自身にかせられた業というものを探求してみたりしている日々である。





7月27日、音楽家のレイ・ハラカミさんが他界された。

享年40歳。

あたたかな電子音がとても心地よく、工房でもたえず流れている音の主だ。

一ファンとして、もう彼の新しい音が聞けなくなると思うと、とても悲しい・・・



だが彼は、現世の業を全うしたんだと思う事にしている。

こんなにやさしいおとを届けてくれたんだ。

少なくとも僕も、その恩恵受けた一人であった事は確かだ。

ありがとう。

そして、おつかれさまでした・・・



ハンドメイド靴工房こうべくつ家http://www.kutsuya-koubou.com/

わるいかお

 


ちょっとせきはずしてくれるー

いまごはんたべとんねん




ハンドメイド靴工房こうべくつ家http://www.kutsuya-koubou.com/

研ぐ



あさアトリエに入ったら掃除

そして作業に入る前に、包丁を研ぐ

今日も無事仕事ができるよう

準備を怠らないよう

なにか、どこかを怠れば

いずれどこかの拍子でしっぺ返しをくらう

刃物と一緒に、心も研ぐ



ハンドメイド靴工房こうべくつ家http://www.kutsuya-koubou.com/

プリミティブな表現をこの靴で

 
DSC03082.jpg

人類の欲が、技術や便利さを産む。

同じくして、それらの代償を担わなければいけない現実に苛まれる。


DSC03087.jpg

欲・エゴが人を傷つけ、争いを起こすのだとしたら、

クーラーも、車も、オートロックの扉も僕はいらない。


DSC03088.jpg

足を防護するために革を纏い始めた、はるか遠い昔のはなし。

それが靴と呼ばれる前の時代に想いを馳せる。


DSC03089.jpg

話が方々へとっ散らかっていますが・・・

とどのつまり、人間の根源的プリミティブな表現をこの靴でしてみたかったのです。




ハンドメイド靴工房こうべくつ家http://www.kutsuya-koubou.com/



マイペースな男

 


一カ月に一回、3時間。

後は自宅で、ゆっくり、じっくり、いろいろ試行錯誤しながらの製作・・・

いなくなったと思えば、2階ショップで底周りの研究。

帰って来たかと思えば、近くの生徒と談笑。

マイペースを貫くこの男がいれば、場はいつも和むのです。

次回完成、ガンバッテ!



ハンドメイド靴工房こうべくつ家http://www.kutsuya-koubou.com/



革のしぼり染め



秋冬のブーツの製作が始まっています。

革を染料に浸け、しぼったままの状態で陰干し。

その後水で洗い、余分な染料を取り除きます。

あらかじめ出来上がった革を使うのではなく、革の段階から加工を施す。

そうすることで、kokochiらしい唯一無二なハンドメイドシューズが出来上がります。

ちなみに手はまっくろです 笑。



ハンドメイド靴工房こうべくつ家http://www.kutsuya-koubou.com/



とどけとどけと

DSC03045.jpg

そろそろ床も乾いた頃合い

ソールをつけ、切り回し、ドブを掘る

ハンドメイドというからには、行程のほとんどで機械をつかわない

僕の想いが、手を伝って、kokochiの靴に宿る

とどけとどけと想いを馳せ




ハンドメイド靴工房こうべくつ家http://www.kutsuya-koubou.com/
にほんブログ村 ファッションブログへ



2年前・・・

DSC03047.jpg

もうどれくらいになる?

改めて振り返ってみると、出会ったのは2年前。

こうべくつ家が1階だけしかなくって、土足厳禁だったとき。

その時から、仕事帰りにゆっくりゆっくり、靴創りを続けて・・・

懐かしいねーあの頃、ってな話をしつつも、3足目の靴の完成。

ワークショップの生徒さんっていうより、

なんだか彼女は親友のようです 笑。

マイペースでいきましょ。



ハンドメイド靴工房こうべくつ家http://www.kutsuya-koubou.com/
にほんブログ村 ファッションブログへ


MONO創り



ワークショップの生徒に"イカ"みたいな靴を作った男がいて、

あまりにも皆から"イカ、イカ"と呼ばれるので、

幸か不幸か、あだ名が"イカ"になってしまった男がいる。



そんな"イカ"がギターのリペアショップをオープンしたというので、

自分のも見てもらおうと、ギターを背負い、神戸元町へバイクを走らせる。

元町駅北側の雑居ビルの4階の扉には"MONO"と書かれた看板。

なんでイカちゃうねん、と内心つっこみをいれつつ・・・店内へ。



セルフリノベで仕上げた空間にしては、なかなかの出来栄え。

木のにおいが心地よい。

何の気ない話で適度に盛り上がりつつ、

イカはすいすいとギターを修理する(イカだけに・・・)

弦高がああだこうだと、意味不明な音楽用語になんとなくうなずきつつ・・・

(知ってるふりも大事です 笑)

ものの10分ほどで、驚くほど弾きやすいギターになっていた。



「たまにはやるやん!」

思わず口をつくと、

「いや、靴と違って本業ですから・・・苦笑」

間髪いれずかぶせてくるあたりの職人気質がいいね。



MONO、物、者、もの・・・

いろんな意味がありそうですね。

想いのこもったお店に出会った今日でした。



DSC03038.jpg

その後、工房に戻って製作。

イカのせい?

いいカオになったねー。

畑は違うけど、いいMONO創り仲間ができた本日の終わり。

工房にて、森田。





ハンドメイド靴工房こうべくつ家http://www.kutsuya-koubou.com/
にほんブログ村 ファッションブログへ



12>|next>>
pagetop