ワークショップの生徒に"イカ"みたいな靴を作った男がいて、
あまりにも皆から"イカ、イカ"と呼ばれるので、
幸か不幸か、あだ名が"イカ"になってしまった男がいる。
そんな"イカ"がギターのリペアショップをオープンしたというので、
自分のも見てもらおうと、ギターを背負い、神戸元町へバイクを走らせる。
元町駅北側の雑居ビルの4階の扉には"MONO"と書かれた看板。
なんでイカちゃうねん、と内心つっこみをいれつつ・・・店内へ。
セルフリノベで仕上げた空間にしては、なかなかの出来栄え。
木のにおいが心地よい。
何の気ない話で適度に盛り上がりつつ、
イカはすいすいとギターを修理する
(イカだけに・・・)
弦高がああだこうだと、意味不明な音楽用語になんとなくうなずきつつ・・・
(知ってるふりも大事です 笑)
ものの10分ほどで、驚くほど弾きやすいギターになっていた。
「たまにはやるやん!」
思わず口をつくと、
「いや、靴と違って本業ですから・・・苦笑」
間髪いれずかぶせてくるあたりの職人気質がいいね。
MONO、物、者、もの・・・
いろんな意味がありそうですね。
想いのこもったお店に出会った今日でした。
その後、工房に戻って製作。
イカのせい?
いいカオになったねー。
畑は違うけど、いいMONO創り仲間ができた本日の終わり。
工房にて、森田。
ハンドメイド靴工房こうべくつ家:http://www.kutsuya-koubou.com/