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ビブラム社製#100を使用したハンドメイドブーツが、いよいよ発売開始です!

kokochi sun³のラインナップの中で、もっとも人気のある zanpano という靴。
このたび、ビブラムソール仕様でのリリースが決定しました。

発売は8月4日(招待状をお持ちの方は8月1日)からの、直営店でのセール開始に合わせて発売開始です。
そしてさらに、今回作成したサンプルのマテリアルは、8月16日からの受注会よりオーダー頂ける、ニューマテリアル!

ビブラムソール仕様のいつもとは違うフォルムと、新しい革の風合いを、以下、お楽しみください。




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『 kokochi sun³ / zanpano #100 』82000yen~(w/o tax)

「ビブラム社製#100」というラバーソールを使用したzanpano。
ソール部分は、かなりごつごつとした印象になりました。




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ブラックのビブラムソール部分 × 蝋と熱で加工を施されたレザー部分
ワイルドとクラッシックの融合、アクティブに見えつつ凛としている雰囲気。




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分厚いソールがつま先部分についていますので、通常よりもヒールは高くなります。
ヒールのリフト部分もビブラム社製、厚いリフトを使用しています。




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どん!
男性諸君にはたまらん靴になってるのではないでしょうか。




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右がいままでのレザーソールのzanpano、左が#100仕様のzanpano。




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こちらはブラックの#100仕様のzanpano。
しんとした佇まいが、怖いくらい美しいです。

これは新しい革「ハンコック」のおかげもあるでしょうね。
キップスエードを、コードバンを作るときと同じ工程で加工を施しています。
この革もとてもいいので、是非、生で見てほしいです。




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モリタ、ナチュラルのハンコックを使用した zanpano #100 を履いてみました。

ほぼストレートのパンツを、少しルーズに履いて合わせてみます。
こんなアメカジなコーディネイト、いかがでしょう。




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ビブラムソールを使用した「zanpano #100」。
いよいよ8月4日(招待状をお持ちの方は8月1日)からの、直営店でのセール開始に合わせて発売開始です。

セール品、掘り出し品を探しながら、この子らにも足をとおしてみて下さいー!
モリタでしたー






 【イベントスケジュール】

8月4日(月)〜8月10日(日) 『サマーセール 〜夏のダバダバ大作戦〜』 @ kokochi sun³・直営店

8月16日(土)〜8月24日(日) 『新作受注会 〜恋するブギウギ〜』 @ kokochi sun³・直営店

*上記以外の日も直営店はオープンしておりますので、お気軽にお越しください(但し木曜日店休日)

*8/1(金)、2(土)、3(日)は招待状をお持ちの皆さまのみのプレセールを行いますので、その他のお客様のご入場はできません。あしからずご了承くださいませ。







・Facebookページkokochi sun3 〜ハンドメイド靴工房こうべくつ家〜
ハンドメイド靴工房こうべくつ家http://www.kutsuya-koubou.com

イロイロイロな人たちが創りだす、イロイロイロな靴たち。  〜ヒトノネ・靴のワークショップ〜 


性別も年齢も関係なく、靴が好き・作るのが好き・革が好き・・・

と、色々な人たちが集まる場所・・・ヒトノネ 


ワイワイと時にはモクモクと作業を進め、今年に入ってからもたくさんの靴たちが生まれてきました!

日頃ブログでのご紹介で出来ていなかったので、少しずつですがご紹介させてもらいますー!









色の配色が似ている↑2点。配色次第でカジュアルなものからモードな雰囲気まで色々と雰囲気が変えれます。






↑2点は同色で統一して、オトナな雰囲気に仕上げています!




そして、ハラコレザーを仕様したアンクルブーツ!
独特な1足ができあがりました!!








こちらの↑3点は生徒さんの2足目の作品たちです。
やはり1足目より仕上げまで綺麗にされておりました!







そして、こちら↑3点は1足目の完成品たちです。
初めての靴づくりでこの出来上がりはすごい!


と、どどどっと、とても簡単で申し訳ありませんが、完成品たちをご紹介させてもらいましたー!


ヒトノネでは、ベースとなる木型選びから始まり、靴のデザイン・線の一本一本まで生徒さんに書き入れてもらっています。
1足作り上げるのには、とても時間はかかりますが、だからこそ、世界で1足しかないハンドメイド靴ができあがります。

出来上がるまでの長い道のち。いろんな人の音に囲まれて。楽しみなから、作っていきましょうー!!






*靴教室に関してのお問い合わせは以下まで。
hkhk.kutsuyaworkshop@gmail.com / 090-4274-9409 (担当:平川)









・教室中、リアルタイムで画像をアップしております → ヒトノネ Facebookページ

・ワークショップ新規生徒さん・随時募集中です http://www.kutsuya-koubou.com/workshop.html

・これまでのワークショップの記事 http://kokochi-333.jugem.jp/?cid=18

『イベント情報』 レザーサンダル作り教室はじめました! 〜真夏のmemory 2014 〜

暑い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
そんな最中、須磨の工房では、「あ、それおもしろそう!!」の一言で、急遽ワークショップイベントの開催が決定しました!

その名も・・・




『ヒトノネ・サンダル作り教室 真夏のmemory 2014〜』




簡単にご説明すると、
レザーサンダルを、自分で作って、すぐ履ける!

そんなイベントです。
下記に具体的な日程・内容を記載していますので、ご確認くださいー。






〇開催日時〇
8月中のWS開講日 (8/1,2,3,9,10,13,16,17,19,23,24,25,30,31)
12:00〜17:30 
*出来上がり次第終了(休憩30分あり)

〇参加費〇
男性・・・¥11000 +tax
女性・・・¥10000 +tax
※授業料・材料費 込みの価格です







〇内容〇
サンダル作り教室を期間限定で開講します。
カタチは「トングタイプ」と「ミュールタイプ」の2種類からお選び頂けます。(上記画像参照下さい)
もちろん革の色もご自由にお選びして頂けます。






また、お好みでハンドステッチビーズクラフト染料を使用し、オリジナルとは一味違ったあなただけの1足を・・・!
※革用の染料でペイントを施すのはオススメです!

〇参加対象〇
どなたでも!

〇作成可能サイズ〇
woman's 22.5  23.5  24.5
men's     25.5  26.5   27.5

〇参加特典〇

メンズサイズ・・・¥5000 +tax
レディースサイズ・・・¥4000 +tax
材料の内容(アッパー材・中底・本底・底付け用ノリ)

*サンダル製作終了後、有料にはなりますが、材料をお持ち帰り頂けます。
 作り方を覚えて帰って、是非ご自宅でもお試し下さい!






これはおもしろそう!
その日で作れるならやってみたい!

という方は是非この機会にヒトノネにお越しください。
また、はじめての方でもお手伝い致します。
必ず履ける一足にしてみせますので、自信ない方でもお気軽にご参加ください♪


〇参加までの手順〇
8月のWS開講日の中からご希望日を選んで頂き、TELまたはメールにてご予約下さい。

注1)メールでのご予約の際は、稀に不具合でメールが届いていない場合がございますので、
    送信後2・3日返信がなければお手数ですがTELにて再度ご連絡下さいますようお願いします。

注2)また、定員が限られております。
      近日になってからのキャンセルは他の方に御迷惑がかかる場合がございますので、スケジュールの管理をお願いいたします。


それでは皆様のご参加お待ちしておりますー!!




【靴・サンダル教室に関してのお問い合わせ】。
hkhk.kutsuyaworkshop@gmail.com / 090-4274-9409 (担当:平川)









・靴教室中、リアルタイムで画像をアップしております → ヒトノネ Facebookページ

・靴のワークショップ新規生徒さん・随時募集中です http://www.kutsuya-koubou.com/workshop.html

・これまでのワークショップの記事 http://kokochi-333.jugem.jp/?cid=18

kokochi sun³ の中古靴・続編 〜修繕を繰り返し、一生履いていける靴を作る〜


今日の記事は、先日ご紹介した kokochi sun³ の中古靴の続編です。

いい具合にくたびれた革の表情は、革好きにはたまりませんよね。
くたびれたといっても、壊れる前ということではありませんよ。

まだまだ履いて頂けるようリペアを施しました。
こうやって修繕をして、一生履いていける靴を作る。

kokochi sun³ って、そんなブランドなんです。
それでは、いろいろ、ご覧下さい〜!




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『 kokochi sun³ / zanpano・中古品 』 28000円(税抜)

詳細URL:http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=1837




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『 kokochi sun³ / kaza-ana・中古品 』 16800円(税抜)

ヌメ革の kaza-ana を展開するときに、最初に作ったサンプル。
これ以前に使用していた革が、比較的ソフトだったため、ドレープがしっかりと出るかが心配だったのを思い出します。

イエローのヌメ革は履きこんで、キャメルに変色しています。
紐は今回の販売のために、ブラウンの鹿革に変更しました。

ヒールの交換済み。
中敷張り替え済み。

サイズは26.0cmですが、履いて伸びているので26.5cmくらいの方がジャストで履いて頂けるかと思います。




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『 kokochi sun³ / MUKU・中古品 』15400円(税抜)

発売前に作ってみて、サイズのバランスを図るために履いていた MUKU。

今では定番として、いろんな靴に使用されている KO-17 という木型。
その KO-17 を使用して、初めて作った靴が、この靴だったりします。

試し履きの時は、かなりヘビーに履きますので、アッパーにはダメージが多く残っています。
作業で使用して染料が飛んでいたり、擦れて革が削れていたり・・・

サイズは26.5cmですが、こちらも伸びていますので、27.0cm位の方がちょうどいいんではないでしょうか。
革のくたびれた感じが好きな方は、おススメかも!

中敷張り替え済み。
オールソール替え済み。




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『 kokochi sun³ / Fiesta Hi・中古品 』21700円(税抜)

ブラウン・後染めのアッパー材を使用しています。

今製品になっている仕様は、ライニングもブラウンのもの。
この試作品は、色落ちを考慮して下地をそのまま残しているんです。

ですが、出来上がる工程で、下地にブラウンの染料が移染するということが、この靴で証明されました。
外観は現製品と同じなのですが、ライニングに移染のあとが残ります。

中古というよりサンプル品に近く、ライニングの色ムラが気にならない方は、かなりお得な買い物だと思います。
サイズは27.0cm。




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『 kokochi sun³ / Fiesta Hi・中古品 』21700円(税抜)

真っ白な革を、タンニンで染め上げたアッパー材。
靴になりたては、白にうっすらとタンニンが乗っているのですが、時間が経つにつれタンニンが変色し、まるでヌメ革のように化けていってくれます。

この染めのアイデアを考えだした時に、まずはじめに作ったのが、まさにこの靴。
タンニンの分量、染めるタイミング、また、どれだけ太陽にあてれば、どのように変化するか・・・

モリタ、これはかなり履きました。
普段26.0cmを僕はジャストサイズで履いているのですが、あえて27.0cmで作り履いてみました。

ヴィンテージのスニーカーを大き目で履くように、ひもをきつく縛り、つま先を余して履く。
そうすることで、トゥーの反りかえりがきつくなって、かっこいいんです。




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『 kokochi sun³ / たいこのおと・中古品 』 23100円(税抜)

上で紹介した MUKU と同じ時期に作った靴。
MUKU と同じ木型の KO-17 を使用した靴です。

こちらを26.0cmで作って、MUKU を26.5cmで作ってみたんです。
新しい木型を作るとき、見た目もさることながら、履き心地も非常に重要な要素となってきます。

フィット感を求めすぎると、表現したい部分を削ぐことになりますし、またその逆もありきです。
どこまで、どの部分を、どちらに譲るか。
いつも自問自答を繰り返します。

アッパーの素材はネイビーのヌメ革。
程よく履き感が出ていて、状態はかなりイイです。

ヒール交換済み。
ソール前貼りあり。






<後記>

今回のイベントから始まった、直営店のみの『中古靴企画』
このほかにも、ちょいと変わったあんな靴、こんな靴が、店内所狭しと並んでおります。

イベントは27日(日)まで。
皆様、お誘いあわせのうえ、お気軽にお立ち寄りください。




・商品のお問い合わせはこちら: mail@kutsuya-koubou.com  /  078-732-7740




以下、イベント詳細↓↓↓


2014年7月19日(土)〜7月27日(日)
『物語のバトン〜古道具と靴と・・・〜』@ kokochi sun³直営店

イベント中のkokochi sun³直営店には、古道具やジャンク品、kokochi sun³のリサイクル・シューズが所狭しと並びます。
時を経て深みの増した品々、その世界観に酔いしれてください。
そしてそんな古道具たちの間、身をひそめるように佇む「だめを」にも注目です。


kokochi sun³ http://www.kutsuya-koubou.com

GREEN BEARS COMPANY http://greenbears.net/

だめをのブログ http://ameblo.jp/damewono-blog 

 
【会場案内】 kokochi sun³直営店 *木曜定休
 654-0055 神戸市須磨区須磨浦通5-5-24-1F / 078-732-7740 / mail@kutsuya-koubou.com

27日まで開催中♪
遊びに来てやってくださいー!








【イベントスケジュール】

7月19日(土)〜7月27日(日)『物語のバトン』 @ kokochi sun³・直営店
 
8月4日(月)〜8月10日(日) 『サマーセール 〜夏のダバダバ大作戦〜』 @ kokochi sun³・直営店

8月16日(土)〜8月24日(日) 『新作受注会 〜恋するブギウギ〜』 @ kokochi sun³・直営店

*上記以外の日も直営店はオープンしておりますので、お気軽にお越しください(但し木曜日店休日)

*8/1(金)、2(土)、3(日)は招待状をお持ちの皆さまのみのプレセールを行いますので、その他のお客様のご入場はできません。あしからずご了承くださいませ。







・Facebookページkokochi sun3 〜ハンドメイド靴工房こうべくつ家〜
ハンドメイド靴工房こうべくつ家http://www.kutsuya-koubou.com

靴作りに必要なのは、作業台の上、数本の工具と好奇心? 〜ヒトノネ・靴のワークショップ〜


Q
靴ってどうやって作るの?
・・・ってか作れるの??

A
ハイ作れます。
使う機械はミシンくらいで、後は手で作れます。




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ずーっと昔、機械のないときから靴はありました。
その時は糊の強度すらも、大したことなかったわけです。

それでも先人たちは、知恵を絞り、技を磨き、
人々の足を守るべく、靴を創る術を身に着けました。




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時代は変わり、人類の進歩と共に、どの分野においても機械化された現代社会。
靴作りも例外ではありません。

ですから、冒頭の質問はよくわかる(うんうん)。
ですから、靴は手で作れるんです(どうやって?)。




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ミシンで縫い合わせたアッパーを、ペンチと釘で、木型に沿わせるんです。
それが終わったら、底を付けて、それを縫うんです。

必要なのは、作業台の上の数本の工具。
それと少しの好奇心。




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難しくないの?
って声が聞こえてきそうですね。

答えはこうです。
はい、ムズカシイです(笑)




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左足と右足が同じようなカタチにならなかったり。

靴のデザインの部分に傷が入ってしまったり。

ずっと手で握って作業をするので、靴が手垢まみれになったりもします。

ムズカシイから楽しいんです。




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こうべくつ家「ヒトノネ」の靴のワークショップ。
不器用ながらも、手を動かし、世界でたった一足の靴を作る生徒さんたち。

少しでこぼことしたソールも、脱線したミシンのステッチも、あれもこれも。
「これも、あじあじ〜、オンリーワン!」と言ってのけるあなたたちに敬意を! 




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本日も、世界でたった一つの、キュートなハンドメイドシューズが完成しました。
どこにも売っていない、自分だけのオリジナルシューズの誕生です。

神戸市須磨海岸のほど近く、路地裏の古い一軒家を改装した靴工房「ヒトノネ」。
本日もたくさんの出会いと、笑顔の絶えない一日の終わり。

出会えたすべての方々に感謝!
とても楽しい一日でした、ありがとうございましたー!








*靴教室に関してのお問い合わせは以下まで。
hkhk.kutsuyaworkshop@gmail.com / 090-4274-9409 (担当:平川)









・教室中、リアルタイムで画像をアップしております → ヒトノネ Facebookページ

・ワークショップ新規生徒さん・随時募集中です http://www.kutsuya-koubou.com/workshop.html

・これまでのワークショップの記事 http://kokochi-333.jugem.jp/?cid=18





 〜ハンドメイド靴工房こうべくつ家〜

kokochi sun³ の中古靴 〜zanpano〜

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「物語のバトン 〜古道具と靴と・・・〜」と題されたイベントが始まりました。
店内には古道具や、だめをが所狭しと並んでいるのですが、その一角にこんなコーナーもあります(画像↑)。

kokochi sun³の中古品の販売コーナーです。

kookchi sun³の靴は、新作ができた段階で、とことん履きこんで具合をチェックし、ようやくリリースに至ります。
今回展示販売されているのは、その履き感のチェック時に履かれていた靴たち。
いわゆる、モリタに履き倒されていた靴たちです(笑)

8月4日からのセールを前に、リサイクルシューズのセールを開催中です。
サイズが合えば、かなりお得だと思います。

その中でも、本日は、特に思い入れのある一足をご紹介いたします。




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『 kokochi sun³ / zanpano・中古品 』 28000円(税抜)

トリッカーズのカントリーシューズを買った。
履いていたら靴擦れが激しく、足の強くない僕は靴中を血まみれにしてしまった。

原因は、固く厚い、なかなか曲がらないレザーソールと、厚いアッパーの革のせい。
足の強い人なら、なんなく履けるのだろうが、僕には向いていなかったようだ。

「ごついソールの、武骨でいて、なおかつスタイリッシュな革靴を、心地よく履きたい」
と、出来上がったのが zanpano 。




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ちょうどその頃、「道」という映画を観た。
大道芸人ザンパノの強さと弱さ、そのアンビバレントな佇まいに、人間の本質のようなものを感じ、フェリーニ作品にはまっていった。

アンビバレント、一つの物事に対し、相反する価値 が共に存し、葛藤する状態。
優美なラインと、武骨なデティール。

フェリーニ、トリッカーズ、僕の弱い足・・・
この靴は、様々な要素の化学反応で産まれた靴。




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zanpanoという靴は、履きこむほどに、いい靴だと確信する。
ダブルソールでハンドソーンであるということは、通常の革靴よりも、地面から足の裏が遠い。

その分、長時間歩いても疲れにくい靴となっていることに気付く。
ダブルソールでありながらも、最初からちゃんとつま先が帰ってくれるのは、程よく柔軟性にとんだ日本製のソールを使用しているから。

もちろん、履けば履くほど出てくる甲の皺も、革好きには堪らない要素のひとつだろう。




*画像下:右が新品のzanpano。左が4年ほど履き続けたそれ。
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新作として出来上がり、試し履きをして、晴れてリリースをした4年前から、僕はこいつをずっと履いていました。

アッパーに使用されている革は、現在廃盤となっているオイルレザー。
月に一度、革の色より一色濃い靴クリームを塗ることで、ダークブラウンになりました。

ハードに履きすぎて、切れかかっていたウェルトもリウェルトし、同時に中底も新品の革に変えて。。。
もちろんソールも、ヒールも、中敷も張り替えました。




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端にも棒にもかからない、ひよっこの時から履いていたzanpano。
モリタ、こいつでいろんな場所にも行きました。

手放すのは惜しい気もしますが、まだまだ履いてやらなければいけない靴(サンプル)たちが、順番を待っています。
ですので、誰か履いてやってください。

物語のバトンを託します。




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『 kokochi sun³ / zanpano・中古品 』 28000円(税抜)

・size:ちっちゃめの26.5cm
・商品のお問い合わせはこちら: mail@kutsuya-koubou.com  /  078-732-7740



ps
こういう靴がまだまだいっぱいあるんです。
今回のイベントのもう一つの目玉でもある、kokochi sun³の中古靴。
見に、履きに来てやってください〜









【イベントスケジュール】
7月19日(土)〜7月27日(日)『物語のバトン』 @ kokochi sun³・直営店
 
8月4日(月)〜8月10日(日) 『サマーセール 〜夏のダバダバ大作戦〜』 @ kokochi sun³・直営店

8月16日(土)〜8月24日(日) 『新作受注会 〜恋するブギウギ〜』 @ kokochi sun³・直営店

*上記以外の日も直営店はオープンしておりますので、お気軽にお越しください(但し木曜日店休日)

*8/1(金)、2(土)、3(日)は招待状をお持ちの皆さまのみのプレセールを行いますので、その他のお客様のご入場はできません。あしからずご了承くださいませ。







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