2021年2月より新ブログ・サイトにて更新中。本ブログは2021年2月までの記事を掲載しています。
GW期間中に開催されていた9周年イベント。
多くの方々にお越しいただき、とても楽しい時間を共にすることができました。
イベント終了後、お店は1日お休みをいただき、本日から営業しております。
8月までは他店でのイベントもありませんので、須磨の直営店での通常営業となります。
9周年イベントにご来店いただいた全ての方々へ、ありがとうございます!
本日は、イベントにご来店いただいた、お客様の kokochi sun3 をご紹介させてくださいー
【 zanpano編 】
画像の靴は、約2年ほど履いておられます。
アッパーには色のついたクリームは塗らず、透明のクリームでケアをされているので、
ヌメ革本来の風合いが残っていて、ナチュラルな印象。
こちらは、栗渋染のアッパーの zanpano 。
元は白に近く作られていたそれも、次第に焼け色がつき、茶味を帯びてきています。
上の2つの画像は、約1年前に納品させていただいた品。
革って使う人の生活環境で、変化の仕方が違うんですね、面白い。
zanpano編の最後は、イレギュラーすぎるオーダーのこの子。
工房にストックしてあったシュリンク加工の革を使用して作られました。
ただこの革、3ミリ強ある革で、手がもげそうになりながら、吊り込みをしたのを覚えております(苦笑)
この靴のオーダーをきっかけに、ビブラムソール仕様の zanpano が産まれた感慨深い一足です。
【 CIRCUS 編】
工房のストックの中から選りすぐりの、グズグズの革をチョイスして作られた逸品。
わざとカサカサのままの質感で完成までいき、そのあとはオーナーさん自らが、
好みの質感になるまでいじり倒すという、マニアックな虫喰い CIRCUS 。
昨年末に納品させていただいたにも関わらず、履き込んだ感が半端ないキャメルの CIRCUS 。
もうちょい履きこむと、下の画像のように・・・
こちらのオーナーさんは、お手入れにボンバーオイルを使用しています。
納品後約2年、お休みの時はほぼ、こいつを履いていただいているよう、ありがとう!
実はとある抽象画家さんが、革に描いてくれたアッパーの CIRCUS 。
こちらも直営店でしかオーダーいただけないわけで。
レアすぎるアッパー。
たまに直営店では、こんな化学反応が生まれます。
こちらは追って、ブログアップいたしますー
これもレアだなー
かなり初期の革で、現在ではラインナップに入っていない、オイルレザーを使用しています。
岐阜から四国へ移動の途中に立ち寄ってくれたO氏。
久しぶりに、この革で作られた靴を見て、再発しようか検討中のモリタでございます。
CIRCUS 編、最後はこちら。
このオーナーさんは、タブの部分に使う革を持ち込まれ、それを使用して作らせていただきました。
GWを利用し、鳥取(だっけ?)から東京に戻られる際に工房へ。
久しぶりに見たら、大分履き込まれた靴になっていました。
M氏、いい顔になってきたね〜
靴も君もね!
【 kaza-ana 編 】
期間中に納品の、グリーンの kaza-ana 。
オーナーさんは、とあるファッション学校の生徒さんなんだそう。
履き込んでクタクタになった靴、また見せてやってください。
そして、これに合いそうな服なんて、作ってやってね。
kokochi sun3 を見つけてくれてありがとうー
ラフラインの kaza-ana 。
イベント中に旅立って行きました。
I氏、似合う似合う。
世界でたった1足の靴、たくさん履いてやってください。
【 kamonohashi 編 】
今回再会した靴の中で、一番古い靴。
多分7年くらい前に納品させていただいた靴です。
アッパーの革だって、ソールの革だって、今では使ってない革。
そういやブランドのロゴだって入ってないんじゃない?
ってくらいの、言うなれば未完の靴です。
大切に履いてくださっていて感激、ありがとうですー
【 organista 編 】
旧工房でオーダーいただいた、こだわりの一足。
黄色い箇所がディア(鹿革)の表面、ネイビーの箇所がそれの裏面という、贅沢な仕様です。
こいつもだいぶ、味が出てきましたねー
イエローの部分の焼け具合がたまらないっす。
【 たいこのおと 編 】
栗渋染 × ヌメ革 のアッパーの絶妙なコントラストが素敵です。
約1年前の納品時のソールは、もっと淡かったはず。
植物タンニンを多く含ませた、kokochi sun3 オリジナルのソールの仕様は、
仕様環境やお手入れによって、どんどん濃くなり、味が出てきます。
【 Tramp hi 編 】
kokochi sun3 の得意とするアッパー、ぐずぐずシリーズです。
こちらは、今年初めに納品させていただいたにも関わらず、使用感がすごい。
めっちゃ履いていただいているのが、手に取るように(取って見ましたが・・・笑)わかります。
本当に嬉しい!
こういう革、工房にたくさん用意しております。
直営店でしかオーダーできない、もしくは、直接お話ししなきゃ作り得ない仕様の靴、たくさんあるんです。
最後はこちら。
かなり履き込んで、かなり入念にお手入れをされている Tramp Hi 。
ヴィンテージ?
っておもわず聞いちゃいそうなくらいの履きこみ具合。
みなさん、きちんとケアしながら、それぞれ個性ある靴になってきていてとても嬉しいです!
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