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一枚の革が靴になるまで 3/4 ・ kokochi sun3

一枚の革が靴になるまで 3/4


 
ハンドメイドの靴がどのように出来上がっていくのか。

今回はその第3弾ということで、「底付けと出し縫い」の模様をお届けします。

 
今回は視覚的にわかりやすい行程ばかりでしたので、話の合間に以下についてお話しさせていただいています。
 
・良い靴とは?
・シングルソール、ダブルソールとは?
・グッドイヤーウェルトとハンドソーンの違い
 
写真や文章では伝えきれないことを動画に残したつもりです。
 
次回動画は1月12日にアップ予定です。

また興味を持っていただけましたら各地イベントにご来場くださいませ。

よろしくお願いします。




PS.
YOU TUBEとPC間の都合でアップロードが少々遅れてしまいました。
今ウェブ上に更新したばかりなので画像が荒いですが、もう少しすれば落ち着くはずです、多分。。。









2016年1月の各地イベントスケジュール

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2016年1月は各地イベントに参加いたします。お近くにお住いの方はぜひお立ち寄りください。こちらもよろしくお願い致します!

1月9日(土)〜1月17日(日)『 kokochiよい靴音 vol.3 』@ BLUE NEON・高知

1月27日(水)〜1月31日(日)『 一枚の革が靴になって。その靴を長く長く履いて 』@ 神楽坂インタレスト・東京

1月27日(水)〜2月2日(火)『 museum museum pop up shop 』@ 梅田阪急百貨店スーク・大阪







 

ただいま直営店にて開催中のイベントです


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2015年12月5日(土)〜12月27日(日)10時から20時・木曜定休(5日のみ18時閉店)

『 例えばそれが革でできていて リペアをしながら長く履けてしまって

おまけになかなかの経年変化を遂げてくれたら最高だなと思って作ったスニーカー展 』




路地裏に工房を構えてもうじき9年を迎える kokochi sun3。

当時独身だったお客様は結婚してお母さんになっていたり、お孫さんが産まれたお父さんはお爺ちゃんになっていたり。

生活環境が変わり子供中心の生活になってくると、さっと履けて走れる靴が必要になってくる。

革靴だと不自由に感じることがある…。皆さんの仰っていること、わかる、わかる。

ということで、今回はスニーカーを作りました。

価格は30000円(税抜)。

カラーはブラック、ブラウン、ナチュラル、アイアン染め*、ブロークン・ブラウン*の5色(*は35000円・税抜)。

限定50足の販売となります。12月5日より kokochi sun3 直営店及び kokochi sun3オンラインショップにて販売します。
 
イベント詳細:http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2005
 








kokochi sun3・直営店



〒654−0055  神戸市須磨区須磨浦通5−5−24−1F

078−732−7740 / mail@kutsuya-koubou.com

MAP → http://yahoo.jp/SBHql1

*専用駐車場はありませんので、お車でお越しの際は、お近くのコインパーキングをご利用ください。

*最寄駅:JR須磨駅・山陽電鉄須磨駅









リンク

・  kokochi sun3 オンラインショップ → http://kokochi333.fashionstore.jp/

・  kokochi sun³ フェイスブックページ → https://www.facebook.com/kokochi333

・  kokochi sun³ ウェブサイト → http://www.kutsuya-koubou.com

・  お問い合わせ → mail@kutsuya-koubou.com / 078-732-7740

『受講までの流れと、ハンドメイド靴ができるまで』靴教室ヒトノネ

神戸市須磨区にある靴作り教室ヒトノネ。

僕たちの教室は工場生産の靴とは違い、機械に極力頼らないハンドメイド靴の作り方を教える教室です。

教室の生徒さんが、一枚の革から靴を作るまでにかかる時間は約40時間。

本日はその一連の工程をご紹介させてください。

記事の最後には受講までの順序や価格について記載していきます。

少々長い記事となりますが、最後までお付き合いください。



 
 
1.木型とデザインを決め型紙を作製

 

木型とデザインを決め、アッパーと呼ばれる靴のデザインとなる部分の型紙を作製します(以降アッパーと記述)。木型に関しては、サイズはもちろん爪先の形やヒールの高さなども考慮に入れながら、見学時に決めておきます。

初回の授業は型紙づくりです。立体である靴のデザインも、もとは平らな革が組み合わさって形となるわけなので、デザインの元となる様々なパーツをまずは紙で作製していきます。
 
所要時間:約8時間



 



 
2.革の裁断とミシン

 

型紙が出来上がったら革を選びミシンをかけていきます。工房にある無数の革の中から好きな質感、色を好みで組み合わせ選んでください。そしてそれを前工程で作った型紙に合わせながら裁断し、貼り合わせ、ミシンで縫ってアッパー部分を完成させていきます。
 
ここで使用するのは、主にクラフト包丁と呼ばれている革を切るための道具とミシン。どちらもあまり馴染みがないものなので最初は使いにくいと思いますが、包丁は絶えず使いますし、ミシンがけは靴の顔を決める大切な工程ですので、気を抜かず技を習得していきましょう。
 
所要時間:約8時間
 
 
 
 




3.吊り込みと中底加工

 

ミシンがけが終わりアッパーが完成したら、吊り込みと中底加工を施します。

まずは中底加工。木型の底面に約4ミリ厚の革を貼り付け、その底面に沿うようにクラフト包丁でカット。その後ミシンがけの終わったアッパーを中底の付いた木型にかぶせ吊り込みと呼ばれる作業に入っていきます。






ここで使用するのはワニと呼ばれる靴づくり用のペンチと釘。吊り込みとは木型にアッパーをかぶせ、それを中底に釘で仮止めする作業。この工程で靴の顔が決まるといっても過言ではないほど重要な作業だったりします。

釘で仮止めしたアッパーは最後に靴用の糊で中底と接着します。さて平面だった革が、いよいよ靴らしくなってきました。次の工程を施すことでさらに靴らしくなってきます。
 
所要時間:約8時間



 
 
4.底付けと底縫い

 

アッパーを木型にそわせる吊り込み作業が終わると、今度は底付けと底縫いの作業。木型の底面より一回り大きな革をそこに貼り付け、クラフト包丁でカットしていきます。これが靴の本底(以下ソール)となります。

厚さ約4.5ミリの成牛の革は今まで切ってきたどの革よりも固く扱いづらく、なかなか思うような形になってくれないかもしれませんが、固い革がみしみしと音を立てながら切れていく様は「靴を作っている」と実感していただけると思います。




 

底になる革をカットし終えたら、次はソールと中底を縫う作業に入っていきます。切り終えた底に溝を掘り、中底とソールを貫通させるため穴を開けます。そして木型を抜き貫通した穴に糸を通しながら縫っていきます。

これは糊だけで接着されているソールが剥がれてしまわないための作業です。丹精込めて出来上がる靴ですから、すぐにソールが剥がれてしまわないよう。
 
所要時間:約8時間
 
 
 





5.ヒールの積み上げと仕上げ

 

縫い終わったソールにヒールを付けていきます。ソールに使用した分厚い革をヒールの高さに合わせ何枚も積み上げて、理想の形になるようにクラフト包丁でカットしていきます。





そしていよいよ最後に仕上げ作業。ソールとヒールの側面をサンドペーパーで艶になるまで磨いていき、そこにロウを擦り込み、熱を帯びた鉄製のコテで刷り込んだロウを溶かしながら染み込ませていきます。

ここでソールの側面がみるみるうちに茶色く艶やかに変化していくのですが、それがとても不思議な光景で美しく、またソールに色味がつくことで靴が締まって見えてきます。ここまで一連の作業を終えると、あとは中敷を敷き、靴紐を通し完成に至ります。
 
所要時間:約8時間
 
 
 
 




ヒトの根?ヒトの音?ヒトノネ

 


靴が好き、革が好き、クラフトが好き。ここに通いだすと様々な職業の、様々な思いを持った人と出会います。作業の合間、そこに居合わせた人たちとたわいもない話で盛り上がる生徒さん。普段の日常生活では接点のなかったであろう人たちが好きな靴や革で繋がっていく様は、とても穏やかで暖かい時間だなと思います。

至る所で情報が飛び交って、なんだかややこしい世の中です。だからというわけではないですが、ここに集う時間だけは日常を忘れ、靴づくりに没頭してみるのも良いかもしれません。神戸市須磨海岸のほど近くの路地裏にある、靴のワークショップヒトノネ。ゆるく流れる場所と時間に会いに来てやってください。
 
 







料金

 


受講料:1コマ3000円+税 Ⓐ12:00〜 Ⓑ15:00〜
材料代:使用時随時請求(アッパーに使用する革、底材、ヒール材など、計・約10000円〜)
 
初回材料代:10000円+税(クラフト包丁、木型)
保証料:9000円+税(新しい靴の制作開始毎)

*初回材料代、保証料は、受講開始までにお支払いください。
*保証料についてはこちらから:ヒトノネ利用規約
 
 






受講までの流れ

 


1.見学、木型選び、材料代と保証料のお支払い
  • 見学はヒトノネ・ウェブサイト上の開講日時を参照の上、同サイト内にあるフォーム及び電話にて見学の申し込みを行ってください。
  • 見学をしていただき受講する場合は、その日に木型を決め、初回材料代と保証料をお支払いください。
 
2.受講から完成まで
  • 受講日の予約はヒトノネ・ウェブサイト上の開講日時を参照の上、同サイト内にあるフォーム及び電話にて見学の申し込みを行ってください。
  • 受講料はコマ制で1コマ3000円+税(2.5H/コマ)に、その日に使用した材料代をお支払いいただきます。例えば1日2コマ受講し、ソールの革を2000円分使用すれば、受講料3000円×2コマ+材料代2000円=8000円+税となります。
  • その他詳しくは利用規約をご覧いただくか、メール及びお電話にてお問い合わせください。

 
【 お問い合わせ先 】
Email:hkhk.kutsuyaworkshop@gmail.com / Tel:090-4274-9409(木曜定休)

*いずれも担当:平川までご連絡ください











期間限定・いちにちでつくれる 手作りレザーブーツの教室
 
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『 期間限定・いちにちでつくれる 手作りレザーブーツの教室 』 2016年12月末まで

料金等の詳細:http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=1981

お問合せ:hkhk.kutsuyaworkshop@gmail.com / 090-4274-9409 (担当:平川) ※木曜定休
 








リンク
 

ヒトノネ Facebookページ

靴のワークショップヒトノネ:http://www.kutsuya-koubou.com/workshop.html

これまでのワークショップの記事:http://kokochi-333.jugem.jp/?cid=18

 

サバイバルのインターバル・4編まとめ

数年前に作製した靴教室の資料が埋もれていたのでまとめてみました。

どうぞごらんください。









サバイバルのインターバル 〜主婦編〜

 
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朝起きて、お弁当をこしらえる。
そのうち旦那が起きてきて、慌てて朝食を食卓へ並べる。
 
今朝はいつもより目覚ましに気付くのが遅かった。
それを昨日の口喧嘩のせいにしている自分が少し嫌いになったりする。
 
そうこうしている間に、いつもより息子が早く起きてきて
何やらもぞもぞとしている。
 
どうしたのと問うまでもなく、理由は大方見当がつく。
いつもの「アレ」だ。
 
「お母さん、おちんちん汗かいた!」
・・・やっぱり。
 
慌ててベッドのシーツとパジャマを洗濯機にかける。
ついでに息子もバスルームで洗う・・・
 
仕事もせずに楽でいいよね。
皆は口々に言うけれど、
専業主婦もそれなりに、戦っているのよ。
 
と、そんなことを
ふと思いながら、また今日も一日が終わる。
 
たまには自分にご褒美あげなきゃね!
そうだ、靴作りに行こう。

サバイバルのインターバル

靴のワークショップ「ヒトノネ」
 
 
 
 




サバイバルのインターバル 〜独身OL編〜

 
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机の上に山のように積まれた書類。
処理し続けてもワタシの仕事が終わらないのは、次々とそれを積み上げてくるアイツのせい。
 
このうすらとんかち!
いつも叫びたい気持ちだけ、去り際の散らかした髪に密かにぶつけている。
 
入社から今年で8年、それは大変なことばかりだけれど
やりがいのある仕事をさせてもらってることに感謝はしている。
 
「もっと自分自身のことも大切にしてやりなよ」
同期入社、彼氏の言葉に少し肩の荷が下りた。
 
仕事のプレッシャー、知らないうちにたまってたんだな・・・
仰向けになったベッドの上、白熱灯の明かりが揺れていた。
そうだよな、一回きりの人生、自分の為にも使わなきゃな。
 
と、そんなことを
ふと思いながら、特別な一日が終わる。
 
お疲れ自分!
そうだ、靴作りに行こう。
 
サバイバルのインターバル
 
靴のワークショップ「ヒトノネ」
 
 
 
 




サバイバルのインターバル 〜サラリーマン編〜

 
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今日も一日が終わる。
スーツのポケットから探りだした鍵を鍵穴に差し込む。

扉を開けるといつもと変わらない、暗く冷えた空気が部屋中に張りつめている。
明かり代わりにつけた深夜のニュース、一日の終わりの缶ビール。

そういえば、あの娘は今頃何してんだろう。
二ヵ月前の淡い思い出、かさぶたになったそれを思い出したかのように引っ掻いてしまう癖。

薄明りに広がる、まるで気の抜けたビールのような夜の只中に浸る自分。
それはそれで嫌いなわけではないのだな、なんとなく。

「強がりじゃないよ・・・」と、彼女の最後の後ろ姿が扉の前に残像として残っている。
あのとき、引き留めときゃよかったなあ・・・

そうこうしていると小腹がすいてきた。
性懲りもなくまたたらればの話でひとりごち、冷蔵庫に頭を突っ込んで遅い夕食を探す。

不景気ですねと皆が口々に言う。
その日暮らしで楽しく生きればいいんじゃないの、と思ったりもする。
だからといって、老い先のことも考えなきゃ・・・

と、そんなことを
ふと考えながら、また今日も一日が終わる。

たまには気晴らししないとな。
そうだ、靴作りに行こう。

サバイバルのインターバル

靴のワークショップ「ヒトノネ」
 
 
 
 




サバイバルのインターバル 〜既婚サラリーマン編〜

 
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今から帰る、携帯メールで妻に告げ電車に飛び乗る。
そういえば、昨日も同じ内容だったことに気付く履歴。
 
ここ最近の仕事といえば、もっぱら接待営業。
胃腸と同じく、作り笑いの数だけ心も締め付けられる気分だ。
 
昔は当たり前のように好きなことをやっていた。
好きなものを見つけては買いあさっていた。
 
服が好き、鞄が好き、靴が好き・・・
当時の俺の衣装ケースは、まさに無敵の宝箱だった。
 
やがてポケットの携帯が震え、いつも遅くまでご苦労様と妻から。
この一言が今日一日を洗い流してくれる、ありがとう・・・
 
二十代で結婚してはや十年。
俺はあの頃より、男としてちゃんと成長できているんだろうか。
帰途中、脳裏で愛娘が微笑んでいるのは連日の酒のせいだろうか・・・苦笑
 
と、そんなことを
ふと、思いながら、また今日も最終電車に揺られている。
 
たまには自分を褒めてやらないとな。
そうだ、靴作りに行こう!
 
サバイバルのインターバル
 
靴のワークショップ「ヒトノネ」







さいごに

 


神戸市須磨区、須磨海岸のほど近くに靴教室ヒトノネはあります。

築五十年は経とうかという路地裏の古い一軒家は、年齢性別を問わず様々な思いを持った人たちが靴づくりを楽しめる、アットホームな空間となっています。

デザインと木型を決め、型紙を作ったら革を選んでミシンで縫う。

出来上がったそれを木型に沿わせ、底を付け。

次第に平らな一枚の革が靴の形へと変化していく様はとてもわくわくします。

そして完成したそれに足を通す瞬間もまた・・・。

なんか毎日、なかなかヘビーな日々が続きますが、そんな時は日常の喧騒を忘れここで靴づくりに没頭してください。

一枚の革が靴になっていく様はとてもわくわくします。


靴のワークショップ新規生徒・随時募集中です。

http://www.kutsuya-koubou.com/workshop.html








期間限定・いちにちでつくれる 手作りレザーブーツの教室
 
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『 期間限定・いちにちでつくれる 手作りレザーブーツの教室 』 2016年12月末まで

料金等の詳細:http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=1981

お問合せ:hkhk.kutsuyaworkshop@gmail.com / 090-4274-9409 (担当:平川) ※木曜定休
 








リンク
 

ヒトノネ Facebookページ

靴のワークショップヒトノネ:http://www.kutsuya-koubou.com/workshop.html

これまでのワークショップの記事:http://kokochi-333.jugem.jp/?cid=18

 

お客さんとともに作り上げる革小物

お客さんとともに作り上げる革小物
 
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只今開催中のイベント(12/27まで)にてデザインオーダーを賜っております。

お持ちの革小物で「機能性はいいけどもっとカッコ良かったら」「デザインは気に入っているんだけど機能性がちょっと・・・」というものがあればデザインし直してしまいましょうというのが本企画です。

本日は工房で受けたお客さんのデザインオーダーをご紹介させてください。
 
 
 





もうほぼ財布・最強のコインケース


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使っていたコインケースが破れてきたのでと修理のご依頼だったのですが、使い方を聞いているとどうもこれでは使い勝手が悪そう。

というのもコインだけでなくお札も折りたたんで入れたり、カード類も時にはその中へ入れて持ち運ぶことがあるそう。

ということで新たに作ることになりました。

そして出来上がったのが下の画像。
 




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コインが入る場所は以前使用していたものでは深すぎるということなので少し浅くし、お札は折り畳まなくても済むように別のポケットを作りました。

そしてコイン収納部と札入れの間にカードが収まるよう、一つ隙間を入れたあと、開いてしまわないようホックで固定して完成。
 
 



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大きさは以前使用していたものと変わらず、それでいてすっきり収納できるようになったと思います。

そう、一番頭を悩ませたのがコインケースのフラップ部と折りたたむ時に使用するホック。

2つのホックのどちらかをマグネット式に変えようかと悩みましたが、カード類が入っているので磁気で使えなくなりそうだったので、使用時に少々面倒ですが2つともホックにしました。
 
 



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このコインケースの出来上がる過程はこう。

まず店頭でデザインの打ち合わせをして、その後1週間でラフサンプルを作り見ていただきました。

機能、デザインに問題がなかったので、使用する革の色と素材を決め本製作に入り、約1週間後にお渡しとなりました。

価格は約15000円です。

これはもうほぼ財布ですねと、お客様とともにわくわくとデザインさせていただきました。
 
 






その他お客様と作り上げた革小物


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こちらもお客様と一緒に作り上げたもの。

「カバンの中にあまりたくさんのものを入れたくない」とのことでしたので、だったらキーケースとパスケースを一緒にしちゃいましょうと出来上がりました。

ホックを外せばキーケース、その裏にはパスケース。

これ1つで2つの機能をこなしてくれる優れものです。

本体からは革紐が伸びていて、これをバッグの持ち手に装着すれば落とすこともないでしょうし、改札を通るときなどはすぐに取り出せます。

こちらはお客様の承諾を得て商品となりました。

オンラインショップリンク http://kokochi333.fashionstore.jp/items/2434882
 


 





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同じパスケースでも、こちらはカード収納機能が付いているもの。

おもて面には縦にパスケース入れ。

裏面には横向きにカード段が2つ付いています。

前述のパス・キーケース同様革紐が付いていますので、鞄から取り出したいときは便利。

パンツのポケットに入れるときはベルトループに革紐を止めておいても良いかもしれません。

こちらもお客様の承諾を得て商品となりました。

オンラインショップリンク http://kokochi333.fashionstore.jp/items/1913230
 
 






さいごに


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靴も小物も機能性に富んでいることが大前提で、それを邪魔するデザインは僕の中ではタブーなんです。

製作時、ときにデザインが機能を邪魔しそうな時があるのですが、そこをいかに機能として使うことができるかを考えるというのが、どうも僕の得意技のようです。

それがお客さんのアイデアと共鳴し合い、とても斬新でおもしろいものになるなと、本企画を実施しながら痛感しました。

期間中、いろんなものが生まれそうです。

「こんなのどう?」と、お気軽にアイデアをお持ちください。

お話の段階で流れることもありますが、それはそれでいいじゃないですか。

それも含めて、デザインするということを一緒に楽しみましょう。
 
ただ、僕がなかなか工房にいることが少ないので、事前にアポイントが欲しいんです

「何日の何時頃は如何でしょう」とメールいただきましたら、追って返信させていただきますので宜しくお願い致しますー!
 
アポイントはこちらまで mail@kutsuya-koubou.com









ただいま直営店にて開催中!


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2015年12月5日(土)〜12月27日(日)10時から20時・木曜定休(5日のみ18時閉店)

『 例えばそれが革でできていて リペアをしながら長く履けてしまって

おまけになかなかの経年変化を遂げてくれたら最高だなと思って作ったスニーカー展 』



路地裏に工房を構えてもうじき9年を迎える kokochi sun3。

当時独身だったお客様は結婚してお母さんになっていたり、お孫さんが産まれたお父さんはお爺ちゃんになっていたり。

生活環境が変わり子供中心の生活になってくると、さっと履けて走れる靴が必要になってくる。

革靴だと不自由に感じることがある…。皆さんの仰っていること、わかる、わかる。

ということで、今回はスニーカーを作りました。

価格は30000円(税抜)。

カラーはブラック、ブラウン、ナチュラル、アイアン染め*、ブロークン・ブラウン*の5色(*は35000円・税抜)。

限定50足の販売となります。12月5日より kokochi sun3 直営店及び kokochi sun3オンラインショップにて販売します。
 
イベント詳細:http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2005
 








kokochi sun3・直営店



〒654−0055  神戸市須磨区須磨浦通5−5−24−1F

078−732−7740 / mail@kutsuya-koubou.com

MAP → http://yahoo.jp/SBHql1

*専用駐車場はありませんので、お車でお越しの際は、お近くのコインパーキングをご利用ください。

*最寄駅:JR須磨駅・山陽電鉄須磨駅









リンク

・  kokochi sun3 オンラインショップ → http://kokochi333.fashionstore.jp/

・  kokochi sun³ フェイスブックページ → https://www.facebook.com/kokochi333

・  kokochi sun³ ウェブサイト → http://www.kutsuya-koubou.com

・  お問い合わせ → mail@kutsuya-koubou.com / 078-732-7740









イベントスケジュール


『長い名前のスニーカー展』 12月5日(土)〜12月27日(日) @ kokochi sun3 直営店

『 kokochi良い靴音 vol.3 』 2016年1月9日(土)〜1月17日(日)@BLUE NEON・高知

『 museum museum pop up shop 』1月27日(水)〜2月2日(火) @ うめだ阪急百貨店スーク内・大阪

『 一枚の革が靴になって。その靴を長く長く履いて 』 1月27日(水)〜1月31日(日) @ 神楽坂インタレスト・東京

アイアン染めのサイドゴアブーツ

アイアン染めのサイドゴアブーツ

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『 kokochi sun3 / Brooklyn 』78000円+税(25.5cm〜2000円アップ)

脱ぎ履きがしやすくシンプルでありながら、独特の雰囲気を醸し出している靴を作りたいと出来上がったサイドゴアブーツ。

グッドイヤーウェルト製法で仕立てられたソールは約4ミリ厚の牛革を2層積み上げたダブルソールで、裾幅がワイドなパンツをはいても足元に存在感の残るように作られています。





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アッパーに使用されているのは革の表皮を適度に荒らしたヌメ革。

出来上がり後、そこにアイアン染めを施しています。





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ヌメ革に含まれているタンニン(植物の渋)が鉄の成分と化学反応を起こすことで、

ベージュの革が濃いグレーに変色してくれます。

また履き込んで時間が経つにつれ、表面のグレーが退色していき、地のヌメ革が飴色になって現れてきます。





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作りとしてはリペアをしながら何十年も履いていただける靴となっていますので、

その変化の過程も十分に楽しんでいただけます。

 

詳細は以下オンラインショップでも掲載中ですので、ぜひご覧ください。

http://kokochi333.fashionstore.jp/items/2430689








ただいま直営店にて開催中!


スニーカー展web.jpg

2015年12月5日(土)〜12月27日(日)10時から20時・木曜定休(5日のみ18時閉店)

『 例えばそれが革でできていて リペアをしながら長く履けてしまって

おまけになかなかの経年変化を遂げてくれたら最高だなと思って作ったスニーカー展 』



路地裏に工房を構えてもうじき9年を迎える kokochi sun3。

当時独身だったお客様は結婚してお母さんになっていたり、お孫さんが産まれたお父さんはお爺ちゃんになっていたり。

生活環境が変わり子供中心の生活になってくると、さっと履けて走れる靴が必要になってくる。

革靴だと不自由に感じることがある…。皆さんの仰っていること、わかる、わかる。

ということで、今回はスニーカーを作りました。

価格は30000円(税抜)。

カラーはブラック、ブラウン、ナチュラル、アイアン染め*、ブロークン・ブラウン*の5色(*は35000円・税抜)。

限定50足の販売となります。12月5日より kokochi sun3 直営店及び kokochi sun3オンラインショップにて販売します。
 
イベント詳細:http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2005
 








kokochi sun3・直営店



〒654−0055  神戸市須磨区須磨浦通5−5−24−1F

078−732−7740 / mail@kutsuya-koubou.com

MAP → http://yahoo.jp/SBHql1

*専用駐車場はありませんので、お車でお越しの際は、お近くのコインパーキングをご利用ください。

*最寄駅:JR須磨駅・山陽電鉄須磨駅









リンク

・  kokochi sun3 オンラインショップ → http://kokochi333.fashionstore.jp/

・  kokochi sun³ フェイスブックページ → https://www.facebook.com/kokochi333

・  kokochi sun³ ウェブサイト → http://www.kutsuya-koubou.com

・  お問い合わせ → mail@kutsuya-koubou.com / 078-732-7740









イベントスケジュール


『長い名前のスニーカー展』 12月5日(土)〜12月27日(日) @ kokochi sun3 直営店

『 kokochi良い靴音 vol.3 』 2016年1月9日(土)〜1月17日(日)@BLUE NEON・高知

『 museum museum pop up shop 』1月27日(水)〜2月2日(火) @ うめだ阪急百貨店スーク内・大阪

『 一枚の革が靴になって。その靴を長く長く履いて 』 1月27日(水)〜1月31日(日) @ 神楽坂インタレスト・東京

ヌメ革に帆布を合わせたサイドゴアブーツ

ヌメ革に帆布を合わせたサイドゴアブーツ

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『 kokochi sun3 / Brooklyn 』78000円+税(25.5cmからは2000円アップ)
 

ヌメ革に帆布をボンディングして出来上がったアッパー。

履き込んでいき帆布が磨耗した後に顔を覗かせるのはヌメ革というなんとも贅沢なサイドゴアブーツです。


さらにそのヌメ革は飴色に経年変化を遂げ・・・




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履き口のタブや生地の継ぎ目をあえて未処理にしているのは、ヌメ革が出て来やすいように。

作りとしてはリペアをしながら何十年も履いていただける靴となっていますので、

その変化の過程も十分に楽しんでいただければ。





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詳細は以下オンラインショップでも掲載中ですので、ぜひご覧ください。

http://kokochi333.fashionstore.jp/items/2430710









ただいま直営店にて開催中!


スニーカー展web.jpg

2015年12月5日(土)〜12月27日(日)10時から20時・木曜定休(5日のみ18時閉店)

『 例えばそれが革でできていて リペアをしながら長く履けてしまって

おまけになかなかの経年変化を遂げてくれたら最高だなと思って作ったスニーカー展 』



路地裏に工房を構えてもうじき9年を迎える kokochi sun3。

当時独身だったお客様は結婚してお母さんになっていたり、お孫さんが産まれたお父さんはお爺ちゃんになっていたり。

生活環境が変わり子供中心の生活になってくると、さっと履けて走れる靴が必要になってくる。

革靴だと不自由に感じることがある…。皆さんの仰っていること、わかる、わかる。

ということで、今回はスニーカーを作りました。

価格は30000円(税抜)。

カラーはブラック、ブラウン、ナチュラル、アイアン染め*、ブロークン・ブラウン*の5色(*は35000円・税抜)。

限定50足の販売となります。12月5日より kokochi sun3 直営店及び kokochi sun3オンラインショップにて販売します。
 
イベント詳細:http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2005
 








kokochi sun3・直営店



〒654−0055  神戸市須磨区須磨浦通5−5−24−1F

078−732−7740 / mail@kutsuya-koubou.com

MAP → http://yahoo.jp/SBHql1

*専用駐車場はありませんので、お車でお越しの際は、お近くのコインパーキングをご利用ください。

*最寄駅:JR須磨駅・山陽電鉄須磨駅









リンク

・  kokochi sun3 オンラインショップ → http://kokochi333.fashionstore.jp/

・  kokochi sun³ フェイスブックページ → https://www.facebook.com/kokochi333

・  kokochi sun³ ウェブサイト → http://www.kutsuya-koubou.com

・  お問い合わせ → mail@kutsuya-koubou.com / 078-732-7740









イベントスケジュール


『長い名前のスニーカー展』 12月5日(土)〜12月27日(日) @ kokochi sun3 直営店

『 kokochi良い靴音 vol.3 』 2016年1月9日(土)〜1月17日(日)@BLUE NEON・高知

『 museum museum pop up shop 』1月27日(水)〜2月2日(火) @ うめだ阪急百貨店スーク内・大阪

『 一枚の革が靴になって。その靴を長く長く履いて 』 1月27日(水)〜1月31日(日) @ 神楽坂インタレスト・東京

一枚革・まるでコッペパンのような靴

一枚革・まるでコッペパンのような靴

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『 kokochi sun3 / MUKU 』42000円+税(メンズサイズは2000円アップ)
 

一枚の革ですっぽりと覆われたレザーシューズ。

特徴的なのは踵部分の折りたたまれたデザイン。

着用時に後ろにせり出したそれには「シンプルな中に遊び心を」という作者の思いを込めました。





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アッパーに使用されているのはディアスキン(鹿革)。

繊維質が柔らかく足なじみのよい、優しい雰囲気の革を贅沢に使用しました。

 

履きこむほどにつま先のふくらみは崩れ、まるでコッペパンのような愛らしい形に変化してくれると思います。

リペアを施しながら、何年も育てていってください。





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詳細は以下オンラインショップでも掲載中ですので、ぜひご覧ください。

http://kokochi333.fashionstore.jp/items/2429821








ただいま直営店にて開催中!


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2015年12月5日(土)〜12月27日(日)10時から20時・木曜定休(5日のみ18時閉店)

『 例えばそれが革でできていて リペアをしながら長く履けてしまって

おまけになかなかの経年変化を遂げてくれたら最高だなと思って作ったスニーカー展 』



路地裏に工房を構えてもうじき9年を迎える kokochi sun3。

当時独身だったお客様は結婚してお母さんになっていたり、お孫さんが産まれたお父さんはお爺ちゃんになっていたり。

生活環境が変わり子供中心の生活になってくると、さっと履けて走れる靴が必要になってくる。

革靴だと不自由に感じることがある…。皆さんの仰っていること、わかる、わかる。

ということで、今回はスニーカーを作りました。

価格は30000円(税抜)。

カラーはブラック、ブラウン、ナチュラル、アイアン染め*、ブロークン・ブラウン*の5色(*は35000円・税抜)。

限定50足の販売となります。12月5日より kokochi sun3 直営店及び kokochi sun3オンラインショップにて販売します。
 
イベント詳細:http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2005
 








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〒654−0055  神戸市須磨区須磨浦通5−5−24−1F

078−732−7740 / mail@kutsuya-koubou.com

MAP → http://yahoo.jp/SBHql1

*専用駐車場はありませんので、お車でお越しの際は、お近くのコインパーキングをご利用ください。

*最寄駅:JR須磨駅・山陽電鉄須磨駅









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『長い名前のスニーカー展』 12月5日(土)〜12月27日(日) @ kokochi sun3 直営店

『 kokochi良い靴音 vol.3 』 2016年1月9日(土)〜1月17日(日)@BLUE NEON・高知

『 museum museum pop up shop 』1月27日(水)〜2月2日(火) @ うめだ阪急百貨店スーク内・大阪

『 一枚の革が靴になって。その靴を長く長く履いて 』 1月27日(水)〜1月31日(日) @ 神楽坂インタレスト・東京

ローゲージのニットのような革を使用したレザーシューズ

ローゲージのニットのような革を使用したレザーシューズ 

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『 kokochi sun3 / CRAZY DUCK 』64000円+税
 

アッパーに使用された革はブランドオリジナルの「スロウ」と呼ばれる型押しされた革。

まるでローゲージのニットのような雰囲気が柔らかな印象を醸し出しています。





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毛足の長いスエード地に型押しを施し、その後ペーパーがけをして起毛させることで、

まるでローゲージのニットのような雰囲気となりました。





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経年変化で革は焼け色がつき、次第に茶色味を帯びてヴィンテージ感漂う顔となってくれるでしょう。
 

詳細は以下オンラインショップでも掲載中ですので、ぜひご覧ください。

http://kokochi333.fashionstore.jp/items/2429285









ただいま直営店にて開催中!


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2015年12月5日(土)〜12月27日(日)10時から20時・木曜定休(5日のみ18時閉店)

『 例えばそれが革でできていて リペアをしながら長く履けてしまって

おまけになかなかの経年変化を遂げてくれたら最高だなと思って作ったスニーカー展 』



路地裏に工房を構えてもうじき9年を迎える kokochi sun3。

当時独身だったお客様は結婚してお母さんになっていたり、お孫さんが産まれたお父さんはお爺ちゃんになっていたり。

生活環境が変わり子供中心の生活になってくると、さっと履けて走れる靴が必要になってくる。

革靴だと不自由に感じることがある…。皆さんの仰っていること、わかる、わかる。

ということで、今回はスニーカーを作りました。

価格は30000円(税抜)。

カラーはブラック、ブラウン、ナチュラル、アイアン染め*、ブロークン・ブラウン*の5色(*は35000円・税抜)。

限定50足の販売となります。12月5日より kokochi sun3 直営店及び kokochi sun3オンラインショップにて販売します。
 
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〒654−0055  神戸市須磨区須磨浦通5−5−24−1F

078−732−7740 / mail@kutsuya-koubou.com

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*最寄駅:JR須磨駅・山陽電鉄須磨駅









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・  kokochi sun3 オンラインショップ → http://kokochi333.fashionstore.jp/

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イベントスケジュール


『長い名前のスニーカー展』 12月5日(土)〜12月27日(日) @ kokochi sun3 直営店

『 kokochi良い靴音 vol.3 』 2016年1月9日(土)〜1月17日(日)@BLUE NEON・高知

『 museum museum pop up shop 』1月27日(水)〜2月2日(火) @ うめだ阪急百貨店スーク内・大阪

『 一枚の革が靴になって。その靴を長く長く履いて 』 1月27日(水)〜1月31日(日) @ 神楽坂インタレスト・東京

リペアとケアについて・経年変化を楽しむためのスニーカー

リペアとケアについて・経年変化を楽しむためのスニーカー



リペアをしながら履き込んで、クタクタになっていくスニーカー。

破れたり、底に穴が空いたからといって捨てずに修理ができるように、そして長く履くことで革の経年変化を楽しめるようなスニーカーがあればいいなと出来上がった kokochi sun3 のハンドメイドスニーカー。
 
では実際のリペアはどのようにすれば良いのか。

また靴のお手入れの方法は?


 

ハンドメイドスニーカーについて http://kokochi-333.jugem.jp/?cid=70

オンラインショップ http://kokochi333.fashionstore.jp/ 

 






リペアについて

 

踵ソール張り替えの目安など

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一番先に減ってくるのは踵。

ソールの底面から約6ミリはクレープソールと呼ばれる天然のゴムが貼られていて、踵あたりのクレープソールの上にはクッション性と軽さを保つための発泡ゴムが入っています。

履いていてそのゴムが見えてきたらリペアのサインですので、お近くの修理屋さんにお問い合わせいただくか、 kokochi sun3直営店 へお持ちください。

もしお近くに対応してくれるお店がないときは kokochi sun3直営店 へお送りいただければ、送料はかかりますが対応させていただきます。

ちなみに3日に1回のペースで1日中履いたとして、約半年は持ってくれるのではないかと思います(個人差はあります)。
 
 






オールソール張り替えの目安

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爪先あたりのクレープソールが薄くなってくると地面に足が近くなりますので、地面を掴む感覚がして疲れやすくなったりする場合があります。

そうなってくるとオールソール交換をお勧めします。

爪先の減り方は、踵の減りより格段に少ないと思いますので、3日に1回、1日中履いたとしても3年はもつのではないかと思います(これも個人差はあります)。
 
 
 





リペア料金 *本スニーカーに限り

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踵ソール張り替え 1000円+税
オールソール張り替え 5000円+税

 
遠方から工房へ修理靴を発送の場合は別途、往復発送費がかかります(以下、送料記載)。

関西、中国、北陸、東海 1200円
関東、信越、四国、九州 1400円
南東北 1600円
北東北 1800円

*全て税抜き価格表記です。
*その他地方につきましてはお問い合わせください
 
発送方法や入金方法に関しまして、その他詳しくはお気軽にお問い合わせください。
078-732-7740 / mail@kutsuya-koubou.com

 
 






お手入れについて



 
最初の1年ほどは1ヶ月に1回程度、汚れた箇所を消しゴムなどで消したあと、ブラシで汚れを落とし、栄養スプレーを吹き付けます。

揮発性の高いスプレーは淡い色の革にも色染みになりにくく、革の表面のツヤ感も新品時の状態に近く保ってくれるでしょう。
 
 






ヌメ革をしみにしたくない時に使うシューケアスプレー

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『 WOLY / ナッパオイル 』 1500円+税

使い方は簡単。

まずはブラシで汚れをはらい、スプレーするだけ。

上の動画の通り素早く水分が飛んでくれるのでシミになりにくく、ケア開始から1分くらいでお手入れが完了します。

これで、栄養はもちろん、防水効果もありますので、少々の雨の日でも大丈夫ですね。
 
この商品に関して詳しくはこちら → http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=1940
 
 
 
 




一生使えるシューケアブラシ

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『 HIRANO x M.Mowbray / 馬毛・汚れ落とし 』 4200円+税

“平野ブラシ”はとにかく強い。

とんでもなく長持ちをする。

今まで僕たちの工房で使用していたのは1000円ほどのブラシ。

1日数足を半年ほど使用したブラシは次第にへたってきて、次第に汚れをかき出したり艶を出したりする能力が劣ってくる。

こうなったら買い替えないといけないわけです。

反対に同じペースで1年程使用し続けている“平野ブラシ”は、まったくへたらない。

所々木製の部分には使用感が出てきてはいるものの、毛部分はほぼ新品のときと変わらない状態を保っています。
 
この商品に関して詳しくはこちら http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=1921
 
 
 





1年ほど履き込んだら・・・


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1年ほど履きこむと経年変化で徐々に革が焼けて飴色になってきてくれたり、履き皺が出てきてくれると思いますので、

そうなってきたら以下のケア用品でエイジングのよりかかった感じに育てていくのも楽しいと思います。
 
 以下、ケア用品となります。








ヴィンテージ好きにはたまらないホースオイル

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『 ボンバーオイル・ハード 』 3500円+税

馬油+ミンク配合の製法で作り上げられた極上のメンテオイル商品(仕上げ用)です。

動物性のオイルで、メンテナンスすると植物性のモノより陽の光で革が焼けやすくなり、飴色になりやすくなります。

動物性オイル100%のこのオイルは、ヌメ革や淡い色の革を早く日焼けさすにはもってこいのオイルです。

また仕上がりが通常の乳化性のクリームよりマットです。

使い続けるうちに、次第に古着屋でよく見かける軍モノの靴のように、ヴィンテージ感のある風合にしてくれるシューケアオイルだと思います。

この商品に関して詳しくはこちら http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=1786
 






 
蜜の香りのシューケアクリーム

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『 M.モゥブレィ / ビーズエイジングオイル 』 1500円+税

ビーズワックス(蜜蝋)が入っており蓋を開けると蜜の香りがします。

そして手に取ると、さらっとしていてベタベタしないので使用感がとても良いです。

ヌメ系のナチュラルな雰囲気の靴がお好きな方は、このツヤ感、質感をきっと気に入っていただけると思います。

作家・森田、20年ばかし革や靴をいじってますが、これ、自信を持ってオススメします。

革によっては、向き不向きがありますので、お近くの方は是非、ケアしたい靴を持ってご来店いただき、試してみていただきたいです。
 
この商品に関して詳しくはこちら → http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=1944
 
 
 
 
 
 


あまりにも汚れが気になりだしたら、こんなのも使ってみると如何でしょう?

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『 WOLY / パワークリーン 』1300円+税

元々はスニーカー用のクリーナーです。

スニーカーの生地の部分だってゴムの部分だって、これ1本で洗浄出来てしまいます。

以前、革靴に使用しましたが、全く問題なく使えました。

通常の革靴の洗浄は「サドルソープ」と「水」でバチャバチャと洗うので、乾燥までに時間がかってしまいます。

ですがこちらを使用すると、ものの数十分でケアが完了し、そこそこ汚れを取ることができました。

ただ革靴に使用する時の注意点が一つあります。

ビジネスシューズのように銀面(表面)にツヤのある革には使用しない方が良いと思います。

理由はブラシになっているシリコン部分がスポンジなどに比べ固いので、銀面を傷つける恐れがあるからです。

あくまでもスニーカー用。

ただ、カジュアルな(繊維が締まっていない)革には問題なく使えると思いました。
 
この商品に関して詳しくはこちら → http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=1940
 
 
 





さいごに


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kokochi sun3 のメインラインと同じクオリティーの革を使用し出来上がったハンドメイドスニーカーは決して安い値段とは言えません。

ですがそこには「長く履き、育てていくためのスニーカー」という目的があったからこそ、革の選定と作りは妥協しませんでした。

だからこそ、リペアをしながら長く履き、経年変化を楽しんでいただけるスニーカーとなったと思います。

革の経年変化にわくわくとしながら、長く長く履いてやっていただければ嬉しいです。

商品について詳しくは以下リンクをご参照ください。

よろしくお願いします!
 
ハンドメイドスニーカー http://kokochi-333.jugem.jp/?cid=70

オンラインショップ http://kokochi333.fashionstore.jp/ 









ただいま直営店にて開催中!


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2015年12月5日(土)〜12月27日(日)10時から20時・木曜定休(5日のみ18時閉店)

『 例えばそれが革でできていて リペアをしながら長く履けてしまって

おまけになかなかの経年変化を遂げてくれたら最高だなと思って作ったスニーカー展 』



路地裏に工房を構えてもうじき9年を迎える kokochi sun3。

当時独身だったお客様は結婚してお母さんになっていたり、お孫さんが産まれたお父さんはお爺ちゃんになっていたり。

生活環境が変わり子供中心の生活になってくると、さっと履けて走れる靴が必要になってくる。

革靴だと不自由に感じることがある…。皆さんの仰っていること、わかる、わかる。

ということで、今回はスニーカーを作りました。

価格は30000円(税抜)。

カラーはブラック、ブラウン、ナチュラル、アイアン染め*、ブロークン・ブラウン*の5色(*は35000円・税抜)。

限定50足の販売となります。12月5日より kokochi sun3 直営店及び kokochi sun3オンラインショップにて販売します。
 
イベント詳細:http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2005
 








kokochi sun3・直営店



〒654−0055  神戸市須磨区須磨浦通5−5−24−1F

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*専用駐車場はありませんので、お車でお越しの際は、お近くのコインパーキングをご利用ください。

*最寄駅:JR須磨駅・山陽電鉄須磨駅









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・  kokochi sun3 オンラインショップ → http://kokochi333.fashionstore.jp/

・  kokochi sun³ フェイスブックページ → https://www.facebook.com/kokochi333

・  kokochi sun³ ウェブサイト → http://www.kutsuya-koubou.com

・  お問い合わせ → mail@kutsuya-koubou.com / 078-732-7740









イベントスケジュール


『長い名前のスニーカー展』 12月5日(土)〜12月27日(日) @ kokochi sun3 直営店

『 kokochi良い靴音 vol.3 』 2016年1月9日(土)〜1月17日(日)@BLUE NEON・高知

『 museum museum pop up shop 』1月27日(水)〜2月2日(火) @ うめだ阪急百貨店スーク内・大阪

『 一枚の革が靴になって。その靴を長く長く履いて 』 1月27日(水)〜1月31日(日) @ 神楽坂インタレスト・東京

 
 

【 動画第2話 】『 一枚の革が靴になるまで 2/4 』kokochi sun3




「今改めてお客さんに知ってほしいことがある」 

2016年1月27日より始まる、東京・神楽坂インタレストでのイベントの打ち合わせ中に出た言葉。

普段工房で当たり前のように作られていく靴づくりの順序と工程。

それらを施す意味とは。

そしてその思いとは。
 
イベント連動企画として、手仕事で作り上げられるハンドメイドシューズがどのように出来上がるのかを動画(4部構成)でお届けしようというのが本企画です。
 
今回はその第2弾ということで、靴作りの要でもある「吊り込みと掬い縫い」の模様をお届けします。
 
リペアを施しながら長く履くということってどういうことなのだう。
 
写真や文章では伝えきれないことを動画に残したつもりです。
 
僕たちが普段、直営店やイベント先で接客している言葉を、kokochi sun3 に興味を持ってくださっている未だ見ぬ多くの方々に知ってもらえたらなと思います。
 
次回動画は12月25日にアップ予定です。
 
よろしくお願いしますー!



ps.
ちょいと画像がよくないですがすみません、次回頑張ります









イベントスケジュール


『長い名前のスニーカー展』 12月5日(土)〜12月27日(日) @ kokochi sun3 直営店 now!

『 kokochi良い靴音 vol.3 』 2016年1月9日(土)〜1月17日(日)@BLUE NEON・高知

『 museum museum pop up shop 』1月27日(水)〜2月2日(火) @ うめだ阪急百貨店スーク内・大阪

『 一枚の革が靴になって。その靴を長く長く履いて 』 1月27日(水)〜1月31日(日) @ 神楽坂インタレスト・東京









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・  kokochi sun3 オンラインショップ → http://kokochi333.fashionstore.jp/

・  kokochi sun³ フェイスブックページ → https://www.facebook.com/kokochi333

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ただいま直営店にて開催中のイベントです


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2015年12月5日(土)〜12月27日(日)10時から20時・木曜定休(5日のみ18時閉店)

『 例えばそれが革でできていて リペアをしながら長く履けてしまって

おまけになかなかの経年変化を遂げてくれたら最高だなと思って作ったスニーカー展 』




路地裏に工房を構えてもうじき9年を迎える kokochi sun3。

当時独身だったお客様は結婚してお母さんになっていたり、お孫さんが産まれたお父さんはお爺ちゃんになっていたり。

生活環境が変わり子供中心の生活になってくると、さっと履けて走れる靴が必要になってくる。

革靴だと不自由に感じることがある…。皆さんの仰っていること、わかる、わかる。

ということで、今回はスニーカーを作りました。

価格は30000円(税抜)。

カラーはブラック、ブラウン、ナチュラル、アイアン染め*、ブロークン・ブラウン*の5色(*は35000円・税抜)。

限定50足の販売となります。12月5日より kokochi sun3 直営店及び kokochi sun3オンラインショップにて販売します。
 
イベント詳細:http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2005
 








kokochi sun3・直営店



〒654−0055  神戸市須磨区須磨浦通5−5−24−1F

078−732−7740 / mail@kutsuya-koubou.com

MAP → http://yahoo.jp/SBHql1

*専用駐車場はありませんので、お車でお越しの際は、お近くのコインパーキングをご利用ください。

*最寄駅:JR須磨駅・山陽電鉄須磨駅
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