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【 春が来る前に… 】 〜靴教室ヒトノネ〜


冬から春へ… 暖かい日も増え、桜も咲き始めるこの時期。

寒い季節に履きたいと思い、ブーツを作られている生徒さんは

季節の変わり目には靴を作る姿から少しバタバタとしている気持ちが伝わってきたりもします。

先日そんな中、サイドゴアブーツを作られていたお2人の靴が出来上がりました。








出来上がりの形が見えてからも完成までの工程が多い靴作り。
特に仕上げの底まわりのサンディングなどは見た目以上に時間も手間もかかります。


早く履きたい・・・


そんな気持ちをぐっとこらえて、焦らず慌てず、少し急いだりして、

とても良い顔をした靴の完成です。









春が来る前に...

無事に完成おめでとうございました!

どちらの靴も最後まで丁寧に作り上げられていました。
できれば季節問わず、たくさん履いてあげてくださいー^^






なかなか出来上がりまでに時間のかかる靴作りですが、
完成の時期をイメージして作るものを決めるのも良いかもしれません。

教室に来る頻度によっても完成までの期間は変わるので絶対ではありませんが、

1足作り上げるまでに約40時間。

のんびり作っていくなら今頃からブーツを作り始めるのに最適です。

春から何か新しいことを始めたい方にはピッタリ?!な靴作り。

ご興味のおありの方はお気軽にお問合せください。

よろしくお願いします。



ひらかわ



靴教室ヒトノネ・トピック  *気になる画像をクリック!
 
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リンク
 

ヒトノネ Facebookページ

靴のワークショップヒトノネ:http://www.kutsuya-koubou.com/workshop.html

これまでのワークショップの記事:http://kokochi-333.jugem.jp/?cid=18

 

西成製靴塾が18期生を募集しているようです


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西成製靴塾が18期生を募集しているようです。

ハンドメイドの靴の作り方の基礎をここまで本格的に学べるのは、
関西ではここ以外に聞いたことはありません。

と、かく言う僕は同塾の卒業生。
 




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先日ふらり立ち寄った西成製靴塾。

そこには年齢や性別といった垣根を越え、
様々な思いを持った生徒たちが黙々と靴作りに励んでいました。

その光景を見て懐かしく感じ、
また在塾当時の悶々と鼻息の荒い自分を思い出し、
少し恥ずかしくなったりもしたり。
 




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僕は8期の卒業生で、
今から約10年前に製靴塾の門を叩きました。

それまでは靴のメーカーでの製造を生業としていましたが、
デザインから吊り込み、底付け、完成まで、

1足の靴が自分の力だけで完成することに魅力を感じ、
31歳で塾生となりました。
 




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メーカーさんでは1足の靴を分業で作ります。

ミシンでアッパーを作る人、それを機械で吊り込む人、
底をつける人、ヒールをつける人、中敷を入れる人・・・。

いろんな人が関わって1日にたくさんの靴を作るのは、
いっぱい作って1足当たりの単価を安くして、できるだけ儲けを出すためです。

資本主義社会の当たり前っちゃ当たり前なお仕事をされています。
 




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僕はその中で8年間働きました。
だけど実は、全然満足できなかったんです。

僕の靴づくりにおける満足は、自分の頭の中の妄想を、
余すことなく靴に投影することだと気付いたからです。

だから西成製靴塾の門を叩きました。

西成製靴塾で学ぶことによって、
上で挙げたメーカーさんがやっている分業を一人でできるようになります。

ミシンと革漉き機以外の機械はほとんど使わず、
自らの手のみで、1足の靴を完成させることができるようになります。

メーカーさんでヒールをつけている人のほぼ全てはミシンでアッパーが縫えません。
ミシンをかけている人のほぼ全ては底付けができません。

西成製靴塾で学ぶのはそれら全てで、
デザインをし、型紙を作り、ミシンをかけ、吊り込み、底をつけて、ヒールをつける。
くどいようですが、自らの手のみで、1足の靴を完成させることができるようになります。


これをもっとも簡単にいってしまえば、
小さな部屋にミシンと漉き機、
あとは金槌などの製靴道具が10本もあれば開業できてしまうということなんです。
 




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今年卒業の松尾くんは開業資金を集めるためクラウドファウンディングに挑戦。やってみる、そこからしか何かは生まれない。かっこいいなー。


僕の今は西成製靴塾で学んだおかげで存在します。
なぜなら満足できる靴づくりを生業にすることができているからです。

ですが入塾を決めるまで、とてつもなく迷い悩み続けました。
その理由は両手では数え切れないくらいありました。

例えば、

31歳で生徒になるなんてなんだか恥ずかしいな、とか・・・
卒業して何も身についてなかったらどうしよう、とか・・・
毎日西成まで通うの遠いよなー、とか・・・
お金ないし、授業料払うために塾が終わったらバイトしなきゃいけないし、しんどそうだなー、とか・・・。
 
そんなプライドや不安をしこたま抱え込んで、迷いに迷い一念発起。
えいやと目をつぶって見学予約の電話をかけ、
なんとかなるさと思い込むことにして入塾しました(笑)

おかげで10年前、
31歳で入塾した僕は今、
決して裕福ではないですがとても幸せです。

自分が作った靴のせいで、
様々な人々と出会うことができ、
笑いあえ、分かち合うことができているということに感謝しています。

 




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僕にとって人生のターニングポイントとなった西成製靴塾。

・稽古は裏切らん。やったらやっただけ上手になるのや
・はよやれ、失敗したらもう一回やり直したらええねん
・技と一緒に、人生も学ぶのやで〜
 
爺ちゃん先生(塾長)が教えてくれた、印象に残っている言葉がこの3つ。
それは僕の中の言霊として、今も靴を作る生業の根っことなっています。
 




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長々と書きました。
兎に角、僕の学び舎である西成製靴塾が18期生を募集しているようです。

サイトは以下。
ご確認いただき興味がありましたら見学してみてはいかがでしょうか。

もし、入塾を悩んでおられる方がおられましたら、
卒業生である森田までいつでもご連絡ください。

僕などでよければ、
できる限りアドバイスさせていただきますので( mail@kutsuya-koubou.com )
 





最後に、
西成製靴塾のリンクと、
同塾に関しての個人的な思いを残したリンクを2つ残しておきます。

一つは通塾中に1日たりとも欠かすまいと、書き綴ったブログ。
もう一つが通塾中とその前後に起こったことを書いたコラム。

どちらも穴があったら入りたいくらいの恥ずかしい文章ですが、
当時の悶々とした自分を失わないよう残してあります。

よろしければご一読ください。
 
西成製靴塾 http://www.nishinari-seika.com/
ブログ・西成製靴塾日記 http://kokochi-333.jugem.jp/?cid=71
コラム・西成製靴塾あたり http://www.kutsuya-koubou.com/column1.html



文:森田圭一








kokochi sun3 イベントスケジュール


3月12日(土)〜4月3日(日) 『 新作受注会 』 @  kokochi sun3直営店・兵庫

4月1日(金)〜4月12日(火) 『 マイウェイ2 』@ Caro Angelo・滋賀

4月6日(水)〜4月12日(火) 『 日本のものあわせ 』 @  大丸梅田店・大阪

4月29日(金)〜5月22日(日) 『 周年祭 〜10年目ほぼ奇跡(仮)〜 』 @ kokochi sun3直営店

5月28日(土)〜6月19日(日) 『 シュールケアリズム vol.3 』 @ kokochi sun3直営店
 
*各イベント詳細につきましては kokochi sun3 ホームページにて。または各会場へお問い合わせください。

*イベント名及び日程は予告なく変更する場合がございます。

*直営店の営業日は上記の直営店イベントのみとなります。








リンク

・  kokochi sun3オンラインショップ → http://kokochi333.fashionstore.jp/

・  kokochi sun³ フェイスブックページ → https://www.facebook.com/kokochi333

・  kokochi sun³ ウェブサイト → http://www.kutsuya-koubou.com

・  お問い合わせ → mail@kutsuya-koubou.com / 078-732-7740

4月1日からは滋賀にて受注会  

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 2016年4月1日(金)〜4月12日(火)
『 マイウェイ2 』@ カーロアンジェロ・滋賀県

 
11:00〜20:00 水曜定休
滋賀県彦根市河原2-2-26  / 0749-20-2224 
http://caro-angelo.seesaa.net 
caro.angelo@hera.eonet.ne.jp
 


今回で2回目となるカーロアンジェロさんでのイベントです。
 
今回の目玉はなんといっても
コラボシューズの限定販売ではないでしょうか。
 
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macromauro さんの生地を使用し、
kokochi sun3 の靴を作らせていただきました。
 
生地の下には贅沢にもヌメ革をボンディングして使用。
表面の生地が破れたら、下からヌメ革が顔をのぞかせ、
今度はそのヌメ革が飴色に変化してくれます。
 
生地の特性上、出来上がりの靴はパリッとした印象がありますが、
使用していくうちに柔らかく、
使い込んだ感じがカッコよく出てくれると思います。
 
こちらは期間限定の受注品となり、
再生産は今後一切ありませんので、お見逃しなく。

オーダーについては → http://caroangelo.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=1358145

 
 






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410日、11日は職人が在店し、採寸や靴の良し悪し、革製品のケアなど、
靴職人だからこそのあれやこれやを
お話しさせていただければと思っています。




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展示させていただく商品構成としては、
新作はもちろん、新旧織り交ぜながらの約100足という、
直営店並みの品揃えで皆様をお待ちしております。
 



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リペアをしながら、
ながくながく履き続けれる、
履き手とともに成長していってくれる靴を。
 
是非この機会に手に取り、
履いて、実感していただければと思います。
 
滋賀近郊の皆様、
41日〜12日はよろしくお願い致します!
 



PS
神戸の直営店は商品が少なくなっておりますが、
43日まで引き続き営業しております。
こちらも是非是非足をお運びくださいー









只今開催中の直営店イベント



2016年3月12日(土)〜4月3日(日)
新作受注会『 Django! 』 @ kokochi sun
 直営店・神戸

神戸市須磨区須磨浦通5-5-24-1F / 078-732-7740
10:00−20:00 木曜定休

*駐車場がございませんのでお近くのコインパーキングをご利用ください。
*イベントが終了しますと次回営業日は4月16日からとなります(各地イベント出店のため)







 

kokochi sun3 イベントスケジュール


3月12日(土)〜4月3日(日) 『 新作受注会 』 @  kokochi sun3直営店・兵庫

4月1日(金)〜4月12日(火) 『 マイウェイ2 』@ Caro Angelo・滋賀

4月6日(水)〜4月12日(火) 『 日本のものあわせ 』 @  大丸梅田店・大阪

4月29日(金)〜5月22日(日) 『 周年祭 〜10年目ほぼ奇跡(仮)〜 』 @ kokochi sun3直営店

5月28日(土)〜6月19日(日) 『 シュールケアリズム vol.3 』 @ kokochi sun3直営店
 
*各イベント詳細につきましては kokochi sun3 ホームページにて。または各会場へお問い合わせください。

*イベント名及び日程は予告なく変更する場合がございます。

*直営店の営業日は上記の直営店イベントのみとなります。








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・  kokochi sun3オンラインショップ → http://kokochi333.fashionstore.jp/

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【 いちにちでつくれる 靴教室 はじまりました 】 〜靴教室ヒトノネ〜


神戸は須磨の路地裏にある古い一軒家
そんな場所にある靴教室ヒトノネ

まるで隠れ家のような教室で昨年期間限定でおこなっていた
「いちにちでつくれる手作り革靴・サンダル・ブーツ」の1日体験型シリーズ

いつでもこの3種類が選べるようになって帰ってきました!





先日、大阪、そして東京から「いちにちでつくれる」靴教室にご参加いただきました。
本日はその様子をご紹介させてください。








まず最初に作りたいデザインを「短靴・ブーツ・サンダル」の中から決め、お好みの革を選びます。
選ぶ革によってかなり雰囲気が変わってきます、完成をイメージしながら…直観で?慎重に?

そして、革包丁を使いバーツごとに切り分け、貼ったり、穴を空けたり、縫ったり、叩いたり...と
普段の生活ではあまり使用しない菱目打ちなどの道具を使いながら組み立てていきます。

徐々に立体になっていく姿はきっと心躍ります^^






すべての工程を手作業でおこなっていく「いちにちでつくれる革靴」

普段の教室で行っているように木型を使い形成をしないので、
1日で作れるようになっていますが、完成までに6時間前後はかかります。

それでも集中して工程をこなしていくと時間が経つのは「あっ」という間
お昼から作り始めて、出来上がる頃は夕暮れになっています。



そして…








お2人とも年間通して合わせやすそうな少し明るめのレザーを使った春色の靴に仕上がりました!

時間をかけて、自分の手で作った1足だけの手作り靴

これからの春のおでかけにたくさん履いてあげてください!

そして色んな人に自慢してやってください^^
完成おめでとうございました!





今回ご紹介した「いちにちでつくれる」シリーズは只今教室開講日に常時行っています。
お1人でも、お友達とでも、手作りの経験がある方も、未経験の方も
どなた様でもご参加頂けます。

手作り靴に興味がある、手作りが好き、なんだか面白そうって思われた方は
こちらに概要と手順をまとめておりますのでお気軽にお問合せください。

よろしくお願いしますー



ひらかわ



靴教室ヒトノネ・トピック  *気になる画像をクリック!
 
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新作ジャンゴ・お客様のコーディネイト

先日、新作「 Django 」を履きに来てくださったご夫婦に、
着用画像を撮らせていただきましたのでご紹介させてください。




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まずは奥様。

藍色のワイドパンツに白いシャツ。
パンツ丈は少し短く、足首が見えるように。
そこにキャメルのホースレザーで作られたジャンゴ。

靴のころんとしたフォルムが特徴的ですね。
お爺ちゃんの靴を履いた、やんちゃな女子って感じがしませんか?




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横から見たときの、この履き口の広さ。
ルパンの超絶に細い足首を再現したかったんです。
その意味、なんとなくわかっていただけますかね。

履き口が広いからって脱げることはありません。
ジャストサイズで履いていただければ、
とても履き心地はいいです。

履き心地について → http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2077




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踵は履き口より少し下がっていて、革が二重になっています(イエローのところ)。
ですのでオーダーするときに、画像のように違う色や素材を合わせてみても楽しいかもしれません。

そして靴下も kokochi sun3 のを着用くださっています。
革靴を履くために開発された靴下。
足裏がパイル状になっていて、とても履き心地が良いです。

靴下について → http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2057




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こちらは旦那様。
この靴に使用しているのは、トーマスという新しい革です。

荒く履き込めば、ワークテイスト溢れる質感の靴になってくれますし、
艶の出る靴クリームを使えば、色気のあるクラッシクな革靴のようになってくれるでしょう。

長く履いてほしいので、長く履きたくなるような変化をしてくれる革を作りました。
今、この革で違うデザインの靴も作っていますので、出来次第ご紹介させてください。

新しい革について → http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2063




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リアルクローズの枠の中にユーモアがあり、
それが日常を楽しくさせつつも、決して主張しすぎないような靴。

ここ最近の kokochi sun3 が大切にしていることというか、
旬なことがこれにあたり、
それを象徴するかのような靴が出来上がったと思います。

だからこそ、新旧の kokochi sun3 のお客さんに履いてほしいです。

古いお客さんは、僕(森田)のものづくりにおける哲学が、
相当尖っていたころを知っておられるでしょうし 、

また新しくこれを見られる、僕たちを知らなかった方が、
どのようにこの靴を解釈してくださるのかも気になります。

ですのでみなさん、少々辺鄙なところにありますが、
神戸の直営店に是非、履きに来てやってください。

よろしくお願いします!









只今開催中の直営店イベント



2016年3月12日(土)〜4月3日(日)
新作受注会『 Django! 』 @ kokochi sun
 直営店・神戸

神戸市須磨区須磨浦通5-5-24-1F / 078-732-7740
10:00−20:00 木曜定休

*駐車場がございませんのでお近くのコインパーキングをご利用ください。
*イベントが終了しますと次回営業日は4月16日からとなります(各地イベント出店のため)







取り扱い店舗募集のお知らせ

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ありそうでなかったものを作る、とか。 あるけど、もっとこうだったらいいのにな、とか。

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新作のジャンゴという靴は、
足首を細く見せるために、履き口がとても広く作られています。
 
とだけ言ってしまえば、
「ふーん」となって終わりなんですが・・・笑
 
いやいや、よく考えてください。

履き口が広いってことは、
歩行時に靴が脱げてしまうってことなんですよ!


履き口を広くとりつつも、
履き心地をキープする。
 
こんなニッチな発想は、たぶん誰もしないと思います。
だから今まで世に出てないんじゃないかって思います。





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で、製作時。
ないものをあるものにするために、
さあどうしようということになりました。
 
結果、甲の当たる部分にゴムを入れました。
そうするとスポッと履けて、
尚且つ、すぽすぽの履き口を締めてくれるだろうと。
 
だけど、そうは問屋が卸しません。
歩行時に一番力のかかる甲部分のゴムは、
足を返したときに、いともたやすく伸びてしまい
踵がスポッと抜けてしまいます。
 
やーこまった!
と、リリースぎりぎりまで試行錯誤が繰り返されます。
 
甲ゴムの部分に革を貼り、ゴムの伸びを少なくしてみたり。
ブーツなのに短靴と同じ設定の踵の型紙を採用したり。
いろいろやって、今の仕様に行き着いたわけです。
 
ありそうでなかったものを作る、とか。
あるけど、もっとこうだったらいいのにな、とか。

 
僕(森田)の琴線に触れるものってこんなのばっかりなんですが、
それを面白いって思ってもらえている人たちがいるから
今の kokochi sun3 があるんだと、
改めて感じることのできる靴を作れたと思います。
 
だからってわけではないですが、
いっぱい履きに来てやってください。
よろしくお願いしますー













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2016年3月12日(土)〜4月3日(日)
新作受注会『 Django! 』 @ kokochi sun
 直営店・神戸

新作の靴について http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2058

靴下について http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2057

新しい革について http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2063










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【 世界一周を共に旅した手作り靴 】 〜靴教室ヒトノネ〜




20代男子、学生のT氏。

「自分で作った靴を履いて世界1周の旅に出る…」

そんな思いを持って靴教室ヒトノネに通っていたのは昨年の夏。

そして秋になる前に完成した手作り靴。





それからしばらくして、彼は旅立っていきました。

自作靴と共に旅に出ていた数か月間

時折どうしているかなーと思っていたある日、
ヒトノネに元気な姿を見せにやってきてくれました。
もちろん靴もご一緒に。






アッパーは日に焼けアメ色に経過した姿をし、
カカトの減りは色んな国の地を踏みしめて歩いたことを物語っています。

そしてこの日は靴のリペアを自分でしてみたいということで
自分で作った靴のリペアにチャレンジです。







擦り減ったカカトは丁寧にはがし新しいものに貼り替え、切り揃え。
また、ミシン糸も所々ほつれていたので、ここは手縫いを施して繕いました。



そしてリペアが出来上がった姿がこちら…





焼き色のついたアッパーになじむようにカカトの色も少し濃いめにし、
履き口にいれたカカト部のハンドステッチにはこっそりと遊び心も盛り込まれていました!

これからも大事に履いて育てていってやってください!

世界一周した手作り靴なんてなかなか存在しないと思います。
リペアもしながら…
一生モノになりますように^^



PS:画像とモロッコのお土産ありがとうございましたー
春からはまた普通の学生に戻り、何かと忙しい日々になるとは思いますが
また落ち着いたらふらりと遊びにきてください!
いつでもお待ちしておりますー^^

またお会いましょうー!



ひらかわ



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macromauro x kokochi sun3 コラボシューズ、3/17期間限定発売開始!

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4月1日(金)より
滋賀のカーロアンジェロさんでイベントが開催されます。

そこに macromauro のテキスタイルを使用した
kokochi sun3 の靴を期間限定販売させていただくのですが、

実はそれに先立ち、
3月17日より先行オーダー会が開催される模様。

オンラインでもご予約いただけるようなので、
よろしければ、遠方の方々も以下リンクをごらんください。

オーダーの詳細が記載されています。




カーロアンジェロのブログ 
http://caro-angelo.seesaa.net/article/434890484.html




よろしくおねがいしますー








只今開催中の直営店イベント



2016年3月12日(土)〜4月3日(日)
新作受注会『 Django! 』 @ kokochi sun
 直営店・神戸

新作の靴について http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2058

靴下について http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2057

新しい革について http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2063










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パンプスにストラップがつき再リリースです


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一昨年リリースとなったブギウギパンプスに、
この度ストラップがついて再リリースです。
 
パンプスというのは本当に厄介な靴です。
 
甲の一番靴に触れていなければならない箇所に革が当たっていないので、
足と木型があっていなければ踵が抜けてしまいます。
 
また、履き口の深さや踵の高さなど、
少しでも足と合わない箇所があれば、履き心地はよくはなく・・・





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画像:ストラップを取り外して使用しても違和感がないようにストラップ留めを底面に取り付けました。
 

これまでもブギウギパンプスが気に入ってくれて、
せっかく履きに来てくれたのに、
足と木型が合わずに注文を断念した方々が多くいらっしゃいました。
 
ですので、
この度パンプスにストラップをつけて
販売させていただくことになりました。
 
価格は本体とストラップのお題をいただくことになりますが、
これで踵の抜けも少なくはなるでしょうし、
のちに革が伸びてきたときに装着するのも良いと思います。





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画像:ストラップは脱着しやすいようホック式となっています。
 

オーダーの仕方はストラップと、
底面のストラップ留めの色素材をお選びいただけます。
 
パンプス本体とストラップを同じ色にするもよし、
違う色素材を選択するもよし。
 
ご自身に合ったスタイルでお選びください。
 
また、すでにブギウギパンプス本体をお持ちのお客様は
ストラップ代4000円+税でオーダーいただけますので、
お気軽に販売店までお問い合わせください。
 
 
 





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『 kokochi sun3 / ブギウギパンプス 』 41000yen + tax
 
その他ブギウギパンプスに関しての記事 http://kokochi-333.jugem.jp/?cid=61










只今開催中の直営店イベント



2016年3月12日(土)〜4月3日(日)
新作受注会『 Django! 』 @ kokochi sun
 直営店・神戸

新作の靴について http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2058

靴下について http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2057

新しい革について http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2063










kokochi sun3 イベントスケジュール


3月12日(土)〜4月3日(日) 『 新作受注会 』 @  kokochi sun3直営店・兵庫

4月1日(金)〜4月12日(火) 『 マイウェイ2 』@ Caro Angelo・滋賀

4月6日(水)〜4月12日(火) 『 日本のものあわせ 』 @  大丸梅田店・大阪

4月29日(金)〜5月22日(日) 『 周年祭 〜10年目ほぼ奇跡(仮)〜 』 @ kokochi sun3直営店

5月28日(土)〜6月19日(日) 『 シュールケアリズム vol.3 』 @ kokochi sun3直営店
 
*各イベント詳細につきましては kokochi sun3 ホームページにて。または各会場へお問い合わせください。

*イベント名及び日程は予告なく変更する場合がございます。

*直営店の営業日は上記の直営店イベントのみとなります。







リンク

・  kokochi sun3オンラインショップ → http://kokochi333.fashionstore.jp/

・  kokochi sun³ フェイスブックページ → https://www.facebook.com/kokochi333

・  kokochi sun³ ウェブサイト → http://www.kutsuya-koubou.com

・  お問い合わせ → mail@kutsuya-koubou.com / 078-732-7740

【 靴底を縫う という工程 】 〜靴教室ヒトノネ〜




神戸は須磨にある靴教室ヒトノネでは、基本的にすべて手作業で靴作りを行っています。
1足が出来上がるまでに必要な工程は約200。
その中の「靴底を縫う」(マッケイ製法)という工程を本日はご紹介させていただきます。






単に「縫う」と言っても、硬く分厚いベンズという部位の革底です。
布のように針と糸だけでは手縫いでは縫えません。
それに縫うとなると本底・甲革・中底といった3種の革(約1cmの厚み)を同時に縫い合わせる必要があるので、
あらかじめ縫っていくラインに溝を掘り、そこに打ち込み錐を使い叩いて穴をあけていきます。





次に縫い糸。ベースとしている糸は綿でよられた糸を使います。
このままだと強度もなく柔らかい為、千切れやすかったり、手縫いしにくかったりします。
なので、この綿糸にチャン(松脂を加工したもの)とロウを染み込ませていき、しなやかで強度のある糸を作ります。
ヒトノネでは、この糸の両端に針ではなく細いワイヤーを取り付けて使っています。






これで縫う前の準備が整いました。
穴をあげておいた所を目安にし、8の字に縫っていきます。
縫い始めは慣れない縫い方に戸惑うかもしれませんが、縫い方は比較的シンプルです。





慣れてくるとスイスイ行きがちですが、急いでいたり、手慣れてくると
糸の引きが甘かったり、靴の中で絡まったりもしますので、
コツコツと焦らずにするのが近道かもしれません。






そして、ぐるっと縫われた靴底。
この工程をすることで、底が剥がれにくくなり強度が上がります。
せっかく時間をかけて作る手作り靴。
長く履いていくには大事な工程です!


今作り始めた生徒さんはもちろん、靴って自分で作れるの?って思った方も
是非チャレンジしてみてください!

靴作り、色んな工程があり出来上がるまでに時間もかかりますが、
自分の手で作る愛着のあるものが作れると思います。
ご興味のおありの方はお気軽にお問い合わせくださいー。
よろしくお願いします。



ひらかわ



靴教室ヒトノネ・トピック  *気になる画像をクリック!
 
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リンク
 

ヒトノネ Facebookページ

靴のワークショップヒトノネ:http://www.kutsuya-koubou.com/workshop.html

これまでのワークショップの記事:http://kokochi-333.jugem.jp/?cid=18
 
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