夏の終わり頃から作り始められたNさんの手作り靴。
製作期間は約240日。
コツコツと、急がず、慌てず、丁寧に。
そんな風にして作られた1足が出来上がりました。
多くの工程がある手作り靴。
出来上がりの姿をイメージし、それを形にすべく型紙を作るところから始まります。
革に型紙を写した様子がこちら↓。
この状態から、線通りに切り取り、縫製し、中底を加工して、つり込んで木型に添わせていきます。
そして、ソールを貼り付け、底を縫い、ヒールをつけて、仕上げの工程を経て完成です。
言葉にするとほんの数行で簡単に収まってしまいますが、言うのと実際作るのはこれまた違います。
Nさんにとっては2足目の靴作り。
1足経験していることもあり、1足目の靴よりも手慣れた様子で作られていました。
特にソールのサンディングは時間をかけ、丁寧につるっとツヤが出せています。
そして最後に、アッパーの色に合わせてソールも黒く染め、
統一感のある雰囲気に仕上げました。
今回の靴には1足目ではしていなかった、コバの折り込みや、メダリオン、ダブルソールなど
出来るだけこだわりをギュっと詰め込まれていました。
良い顔をしたNさんらしい靴になっていたと思います!
完成おめでとうございました!!
数多くの工程がある靴作り、
「もうちょっとタン長くしたら良かったかなー」
とか、作り終わってから振り返ってみると色々変えたい所も見えてきたりもしますが、
そんな経験も次に活かしていってください^^
靴作りって難しいんです。
だから面白い・・・!
これからもどんどん靴作り楽しんでいってくださいー!
ひらかわ
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