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5月展・トピックまとめ

いよいよ明日(27日・土)に迫った5月展。

雑然としていた工房も、なんとか店っぽくなりました。

 

いつもバタバタとしてしまって

イベントのトピックを、ウェブ上できちんと説明しきれず

後悔ばかりが残ったここ数回の工房イベント。

 

ですので、今回は何があろうと

しっかりとお伝えしようと心に決め、文章と画像を作りました。

 

そして最後に、点在している記事たちを

ここに集め、インデックスを作成しておきます。

 

 

 

 

 

新作・YOIN

 

・8インチ丈の野暮ったいブーツ http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2292

様々なソール形状・色素材で作られた、新作・YOIN http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2295

新作YOIN、2週間後の経年変化 http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2299

 

 

 

 

コードバンスプリットのバッグ

 

・そのスペックと抽選フォーム http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2300

 

 

 

 

 

新しい革・セロ

 

50年後も当たり前にそこにあるような革づくりを。 http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2293

 

 

 

 

 

復刻ギャートルサンダル

 

履くほどに風合いが増す、あのレザーサンダルが再リリース http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2297

デザインと革の選定・ギャートルサンダル http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2298

フィッティングとスペック「ギャートルサンダル」 http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2303

 

 

 

 

 

《 まとめ 》

作家にとって作品とは、自分を写す鏡ようなものだと、僕は思っています。

 

13年目のこうべくつ家・森田が

今まさに考えていること、感じていることがこの「5月展」に集約されています。

 

空間、匂い、音・・・

 

お時間ございましたら、是非ご来店いただき

お目当ての品々の中に潜む、作家のその思いを、少しでも感じていただければ幸いです。

 

それでは5月展、始まります。

よろしくお願いいたします。

フィッティングとスペック「ギャートルサンダル」

 

前回の記事ではデザインについての「見た目」な部分を記事にさせていただきました。

今回はサイズとソールのスペックについて書かせていただきます。

 

 

 

 

 

□通常のサイズ展開に、甲の高さ設定が可能になりました。

画像のサイズ表示にご注目ください。

左に数字、右にアルファベットが刻印されているのがお分かりいただけると思います。

 

実はこれ

左の数字は、縦(つま先から踵まで)のサイズを表していて

右のアルファベットは甲の高さを表しているんです。

 

今までのギャートルサンダルのサイズ展開は1センチ刻みです。

1→22.5cm~23.0cm

2→23.5cm~24.0cm

3→24.5cm~25.0cm

4→25.5cm~26.0cm

5→26.5cm~27.0cm

6→27.5cm~28.0cm

 

そこに甲の高さを選べるようになるとこうなります。

 

1H→22.5cm~23.0cm甲高め

1L→22.5cm~23.0cm甲低め

2H→23.5cm~24.0cm甲高め

2L→23.5cm~24.0cm甲低め

3H→24.5cm~25.0cm甲高め

3L→24.5cm~25.0cm甲低め

4H→25.5cm~26.0cm甲高め

4L→25.5cm~26.0cm甲低め

5H→26.5cm~27.0cm甲高め

5L→26.5cm~27.0cm甲低め

6H→27.5cm~28.0cm甲高め

6L→27.5cm~28.0cm甲低め

 

全12サイズ。

 

こうすることによって

例えば、縦のサイズが26センチなのに甲の低い男性にも

23センチの甲高の女性にも対応することが可能になりました。

 

足入れ用サンプルを様々なサイズでご用意しております。

是非、ジャストフィットなサイズを探しにいらしてください。

 

 

 

 

 

□昨年より強度のあるソール

2019年春より、ソールの仕様が変更になりました。

 

昨年まではビルケンシュトック社製のソールを使用していましたが

今年よりビブラム社製のモアフレックス素材のものに変更しております。

 

見た目はほぼ変わらず、こちらの方が耐摩耗性に優れる素材となっており

ソールの寿命が以前より長くなるのではと期待しております。

 

色は白、黒、茶の中からお選びいただけます。

また、ソール交換は4000円+税となります。

 

昨年より強度のあるソール。

個人的にはモアフレックス という素材を、とても信頼しているので

これを使ったサンダルを作れるのが、とても嬉しかったりします。

 

以前にご購入のお客様のソール替えも賜ります。

サンダル持参の上、ご来店くださいませ。

 

 

 

 

 

□まとめ

『 kokochi sun3 / ギャートルサンダル 』33000yen~ +tax

 

コンセプトは「足を守り、履き心地がよいこと」。

肌の露出が多いサンダルの弱点を攻略しようとデザインしていくと

ミッドソールの形状がカップ状になりました。

 

また足裏が当たる部分には約7ミリ厚もの革が敷かれていて

履き込むほどにそれが沈み、履き手の足なりに変化していってくれます。

ソールはラバーソールで、減ってくればソール交換が可能です(4000円+税)。

 

履き込むにつれ、経年変化を長く楽しめるサンダルとなっているので

ソールを交換しながら、長く履いていただくことをお勧めします。

 

kokochi sun3 の靴(サンダル)の概念、その順序は以下です。

1:道具としてきちんと機能すること

2:1を保ちながらもデザインがユニークであること

3:履き込むにつれ、靴の表情が変化していく様を楽しめること

4:リペアを施しながら、長く履いて行けること

 

長く、愛着を持って履いていただける道具となるよう

今までの経験をもとに、再リリースとなったギャートルサンダル。

 

イベント期間中

是非、足を通してみてください。

 

よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

過去ギャートルサンダルの記事

履くほどに風合いが増す、あのレザーサンダルが再リリース

デザインと革の選択

 

 

 

 

 

 

 

 

【展示受注会スケジュール】

4月13日(土)〜4月21日(日)「路地裏の靴作家」@ 神楽坂インタレスト・東京都新宿区

4月27日(土)〜5月6日(月・祝) 「5月展〜余韻〜」こうべくつ家・兵庫県神戸市

GWに試し履きを「 BUILD × こうべくつ家の靴教室 」

 

5月11日より約1ヶ月間で開催される「 BUILD × こうべくつ家の靴教室 」のワークショップイベント。

 

予約をする前に、一度試し履きがしてみたいのですが可能でしょうか?

というお問い合わせをいただきました。

 

そこで、4月27日(土)から始まる

こうべくつ家でのイベント期間中に試し履きいただけるように、靴を準備しておくことにしました。

 

実際に履いていただき、気に入っていただければ、5月11日以降でご予約ください。

 

イベント期間中、特にアポイントは必要ありませんので、お気軽にお越しください。

*BUILD試着に来ましたとお伝えください。

 

受注会詳細 http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2296

ワークショップ詳細 http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2291

 

よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

【展示受注会スケジュール】

4月13日(土)〜4月21日(日)「路地裏の靴作家」@ 神楽坂インタレスト・東京都新宿区

4月27日(土)〜5月6日(月・祝) 「5月展〜余韻〜」こうべくつ家・兵庫県神戸

東京、ありがとうございました!

 

先日、神楽坂インタレストでの受注会が無事終了いたしました。

 

今回で14回目となったイベント。

続けていくことの大変さや、続いていくことの大切さを、回を重ねるたびに実感しております。

 

次回の「路地裏の靴作家vol.15」は8月下旬の予定。

とてもドキドキする企画も、すでに始動中です。

 

オーダーいただいた皆様、気持ち込めお作りさせていただきます。

出来上がりまで今しばしお待ちくださいませ。

 

そしてご来店いただいた全ての方々へ、ありがとうございました。

またお会いいたしましょう!

 

 

 

 

 

【展示受注会スケジュール】

4月13日(土)〜4月21日(日)「路地裏の靴作家」@ 神楽坂インタレスト・東京都新宿区

4月27日(土)〜5月6日(月・祝) 「5月展〜余韻〜」こうべくつ家・兵庫県神戸

抽選販売・コードバンスプリットを使ったバッグについて

4月27日(土)より始まる神戸の工房での受注会。

トピックの1つとしてあるのが、コードバンスプリットを使用したバッグの限定販売です。

 

出来上がった数は2本なのですが

DM発送後、非常に多くのお問い合わせを頂いております。

 

そこで、本バッグに関しては、抽選とさせていただくこととなりました。

本日は、バッグの詳細と、抽選の方法を書かせていただきます。

 

 

 

 

 

□バッグ詳細

出来上がったバッグは2本。

それぞれをAタイプ、Bタイプとすることにします。

 

革の性質上、2本とも異なった表情をしていますので

よく吟味し、お好みの1本を選択ください。

 

 

 

 

 

Aタイプ

『kokochi sun3 / ポストマン・Aタイプ』73000yen + tax

 

比較的ニベ(革の裏側の毛羽立った)部分の多いタイプとなります。

 

Aタイプのバッグにニベ部分数カ所にパッチワークが施されています。

また、コードバン層の硬い箇所のピンホールはそのままにしています。

 

これは、生きたままのプリミティブな、「粗」の要素をできるだけ残すことを前提に

それがより強調され、かつ強度が増す場所には、パッチワークを施しています。

 

 

 

 

 

Bタイプ

『kokochi sun3 / ポストマン・Bタイプ』73000yen + tax

 

DM撮影で使用したものとなり、コードバン層のグラデーションが特徴的なBタイプ。

 

Aタイプに比べると、革に厚みがあるため、少し重いです。

革を薄く漉くと強度が失われるため、厚みの調整はあえてしていません。

 

2本を比べると、重厚感、インパクトといったところでは、こちらに分があると思います。

 

 

 

 

 

□スペック

コードバンスプリットという革は、馬革のコードバン層と肉の間にある革で

部位により厚みも性質もまちまちで、とても製作に手間と時間を要します。

 

厚みが部位によって異なると

出来上がりで予想もつかない捻りが出来たりするのですが

そこがまた、この革を扱う面白さでもあります。

 

本Aタイプは、ニベ部分の質感を。

後述のBタイプはコードバン層のグラデーションを。

それぞれ楽しんでいただければと思います。

 

 

【 本体 】 幅440mm / 高さ335mm / マチ140mm

【 ストラップ 】 長さ1120mm / 幅60mm

【 内ポケット 】 幅240mm / 高さ210mm *一般的な長財布は余裕で入ります。

【 重さ 】 Aタイプ 1240g / Bタイプ 1790g

 

*製品洗いを施していますので、サイズには誤差があります。

*サイズはあくまで目安として捉えていてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

□抽選方法

抽選期間:4月27日(土)12:00〜5月6日(月祝)18:00

抽選方法:ブログ本ページおよび、こうべくつ家店舗にて

当選発表:5月8日より

 

 

《詳細》

期間中にご応募いただいた方々の中から抽選の上、当選者に選ばれた方には追ってご連絡を差し上げます。

決済方法は銀行振込のみ対応。入金確認後、商品の発送となります。当選した場合のキャンセルは固くお断りいたします。

 

 

《その他》

27日になりましたら、本ページに応募フォームを設置致しますので、そちらよりご応募ください。

先着ではありませんので、ご来店可能な方は、イベント期間中に実物をご覧になったあとにご応募いただいても良いかと思います。

ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

mail@kutsuya-koubou.com

よろしくお願いいたします。

 


ご応募ありがとうございました(5月6日18時p)

 

 

 

 

【展示受注会スケジュール】

4月13日(土)〜4月21日(日)「路地裏の靴作家」@ 神楽坂インタレスト・東京都新宿区

4月27日(土)〜5月6日(月・祝) 「5月展〜余韻〜」こうべくつ家・兵庫県神戸市

新作YOIN、2週間後の経年変化

 

 

 

 

 

8インチ丈の新作ブーツ。

自分用に作ったそれを、約2週間、作業中も、プライベートもほぼ毎日履き込んでみました。

 

甲には、うっすらですが履き皺ができ

筒の部分はくったりとしてきています。

 

またこれは、この木型の特徴なのですが

履き込むにつれ、つま先の形がまん丸に見えるようになってきます。

 

これがまた、チャップリンの履いている靴を想像させるような形で、たまらないのです。

この靴も、さらに履き込めば、それがより顕著に現れてくることでしょう。

 

そしてフィッティングに関しては

紐も、ジッパーもないブーツにしてはかなり良いです。

 

甲と踵でしっかりとホールドされる設計になっていることと

つま先がゆったりとしている木型の特性が相まって

フィットしているのに、痛くなく、心地よく履いていただけると思います。

 

履き込む前はこちらにてご確認ください。

http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2292

 

 

 

 

 

 

そんな新作・YOINを履いて明日からは東京へ。

 

関東方面のみなさま、20日(土)、21日(日)は

東京・神楽坂インタレストにお越しください。

 

靴について、革について、足について。

しっかりと、できる限りで対応させていただきます。

 

イベント詳細

https://interest-kagurazaka.jp/diary/?p=79503

 

よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

【展示受注会スケジュール】

4月13日(土)〜4月21日(日)「路地裏の靴作家」@ 神楽坂インタレスト・東京都新宿区

4月27日(土)〜5月6日(月・祝) 「5月展〜余韻〜」こうべくつ家・兵庫県神戸市

デザインと革の選定・ギャートルサンダル

 

パーツごとにお好みの色素材を選び

オーダーいただける、ギャートルサンダルが再リリースされました。

 

前回はデザインのコンセプトと、スペックについて書かせていただきましたが

今回はデザインについて、ご紹介させていただこうかと思っています。

 

トピックは以下

・デザインは4種類

・アッパーの選べる革が増えました。

 

 

 

 

・デザインは4種類

デザインは4種類。

現在4種類あるデザインをご紹介します。

 

*画像は3種類ですが・・・

 

 

 

 

『 kokochi sun3 / ギャートル#1 』¥33000+tax

 

甲を2本の革で覆うシンプルなタイプ。

 

かかとにストラップがないので

フィッティングが不安に感じる方もおられると思いますが

 

そこはカップ状のミッドソールがカバーしてくれていて

快適なフィッティングが期待できます。

 

納期:約6週間

*画像はアイアン染め、アップチャージ5000円+税

 

 

 

 

『 kokochi sun3 / ギャートル#2 』¥33000+tax

 

かかとにカウンターがつき、足首を紐で結んで履くタイプ。

 

甲部分の露出が多く、よりシーズンを意識したサンダルです。

足首に巻く革紐はディアスキン(鹿革)を使用していて

足あたりはとても良いです。

 

納期:約6週間

 

 

 

 

 

 

『 kokochi sun3 / ギャートル#3 』¥33000+tax

 

こちらは#1のデザインに、かかとのストラップがついたもの。

 

#1よりも安定感があり

またパーツも多いので、色素材の選択の幅が広がります。

 

過去のご注文では、#1と迷われる方も多いのですが

脱ぎ履きの速さを求めるなら#1

フィッティングを求めるなら#3といったところでしょうか。

 

納期:約6週間

 

 

 

 

 

『 kokochi sun3 / ギャートル#4 』¥33000+tax

 

甲を1枚の革で覆ったタイプ。

 

甲部分の革は同ブランドの靴で使われている物の中から選んでいただけます。

また、ライニング(甲に触れるデザインの裏部分)は黒、白、ナチュラルからお選びいただけます。

 

さらに#4のみ、アッパーに手縫いのステッチ(全13色)をオプションで選択いただけます。

*アップチャージ5000円(+税)となります。

 

納期:約6週間

 

 

 

 

 

これまでのオーダーで人気なのは#4、#3でしょうか。

 

#4は革の選択肢の自由度の高さ

#3はデザインがシンプルなのとフィッティングの高さでの評価のようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

・アッパーの選べる革が増えました。

 

#1から#3のアッパーの革は

厚いミッドソールに使われている革(8色)からしか選べなかったのですが

今回から、様々な革から選べるようになりました。

 

画像はセロという新しくラインナップに加わった革を使用しました。

薄い革を2枚重ね合わせ、これまでの厚口の革の厚さにします。

そうすることで多くの色素材の組み合わせが可能になりました。

 

画像は白×白ですが、白×黒でも、赤×緑でも合わせることが可能です。

オーダーの際はたくさん悩んで、ご自身のお気に入りの1足を見つけてください。

 

 

 

 

 

昨年はバタバタとしつつ、シーズン中に作りきれなかったギャートルサンダル。

今回ばかりはと、しっかりと作り込むことができました。

 

本記事はデザインや、色素材の選定について書かせていただきましたが

次回の記事は、フィッティングについて書かせていただこうかと思っております。

 

引き続きお付き合いください。

よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

過去の記事

履くほどに風合いが増す、あのレザーサンダルが再リリース

 

 

 

 

 

 

 

【展示受注会スケジュール】

4月13日(土)〜4月21日(日)「路地裏の靴作家」@ 神楽坂インタレスト・東京都新宿区

4月27日(土)〜5月6日(月・祝) 「5月展〜余韻〜」こうべくつ家・兵庫県神戸市

履くほどに風合いが増す、あのレザーサンダルが再リリース

 

『 kokochi sun3 / ギャートルサンダル 』33000yen+tax ~

 

コンセプトは「足を守り、履き心地がよいこと」。

 

肌の露出が多いサンダルの弱点を攻略しようとデザインしていくと

ミッドソールの形状がカップ状になりました。

 

また足裏が当たる部分には約7ミリ厚もの革が敷かれていて

履き込むほどにそれが沈み、履き手の足なりに変化していってくれます。

 

ソールはラバーソールで、減ってくればソール交換が可能です(4000円+税)。

 

履き込むにつれ、経年変化を長く楽しめるサンダルとなっているので

ソールを交換しながら履いていただくことをお勧めします。

 

 

 

 

 

コンセプトは「足を守り、履き心地がよいこと」。

 

そこにブランドの根幹でもある「永く履き続けられるような

素材の選定とデザインの工夫を」という言葉が重なり

分厚いレザーを使用した、経年変化を楽しめるサンダルが出来上がりました。

 

足を守るためのデザインとして、ミッドソールはカップ状になりました。

そうすると、足に当たっている革の部分が多くなるため、履き心地が良くなりました。

 

永く履いて欲しいので、足の当たる部分に約7ミリの分厚い革となりました。

すると、履き込むほどに足のように変化してくれる、ミッドソールになりました。

 

サンダルが足のようになるためには、時間が必要です。

なので、ソールにはラバーソールを採用しました。

そうすることで、何度でも張り替えができ、革の経年変化も楽しめ、履き心地のよいサンダルとなりました。

 

 

 

 

 

お渡しは、オーダーをいただいてから約6週間後。

今シーズンは4月13日(土)から始まる東京でのイベント

4月27日(土)から始まる神戸のアトリエでのイベントにてオーダーいただけます。

 

このサンダルに関しては

以下、まだまだお伝えしたいことがたくさんあるので、時間を見つけて、またアップいたします。

 

 

・アッパーの選べる革が増えました。

・クラフト感溢れる手縫いのアッパーも選択可能。

・サイズの選択肢に、「甲の高さ」が追加。

・耐摩耗性アップに期待、ソールがビブラム社製・モアフレックスになりました。 

 

 

次回、ご期待ください。

 

 

 

 

 

 

 

【展示受注会スケジュール】

4月13日(土)〜4月21日(日)「路地裏の靴作家」@ 神楽坂インタレスト・東京都新宿区

4月27日(土)〜5月6日(月・祝) 「5月展〜余韻〜」こうべくつ家・兵庫県神戸市

『 2019年5月展 〜余韻〜 』@ こうべくつ家

2019年4月末より、神戸のアトリエにて新作の展示受注会を開催いたします。

本日はその告知を。

 

 

『 2019年5月展 〜余韻〜 』

 

日時

4月27日(土)から5月6日(月祝)

11時から18時 *5月1日は定休日

 

場所

こうべくつ家

神戸市須磨区須磨浦通5−5−24

 

工房開始から13年目の年となりました。

様々なトピックをご用意してお待ちしております。

 

*駐車場はございませんので、お近くのコインパーキングをご利用ください。

 

 

 

 

 

 

『 kokochi sun3 / YOIN(余韻) 』

 

普遍的な美しさを探求した8インチ丈のブーツ。

堅牢な作りの中に見える優美なラインなど、アンビバレントな佇まいが魅力。

 

ソールカスタマイズをすることで、堅牢にも華奢にも雰囲気を変えることができる。

またアッパーはパーツごとに色素材の変更が可能で、オーダーの幅は無限。

 

サイズ展開は22.5cm~27.5cm。

それ以外のサイズはアップチャージあり。

 

価格:82000円〜(+tax)

納期:約4ヶ月

 

 

 

 

□50年後も色褪せない不滅の野暮ったさを足もとに

 

ヨインと名付けられた8インチ丈のブーツが完成しました。

見た目は堅牢で、ワークブーツのようでありながらも、アッパーには優美なラインが所々に見え隠れします。

 

つま先は、多くの人が好むようなスマートで美しい木型は使用せず、あえて寸詰まりのオブリークトゥを採用しました。

この作品の特徴的なところは、ワークブーツのようであり、ドレスシューズの要素も含みつつ、そのどちらでもないところです。

 

そして履いてみて一番しっくりくる言葉は「野暮ったい」です。

履いたときに洗練され過ぎていない靴となるよう、木型を選び、デザイン(ライン)を決め、組み立てていきました。

 

画像の靴はcero(セロ)と名付けられた

新しい革の表(甲部分)と裏(筒部分)を使用しました。

 

構造はステッチダウン。

ソールはダブルソールとなります。

 

ここからもっと堅牢な作りにする場合は

ソールカスタマイズが可能です。

 

ソールのコバにウェルトをつけてハンドソーン仕様にしたり

アッパーの側面にチェーンステッチを走らせて、より堅牢なノルヴェジェーゼ製法にすることも可能ですし

レザーソールからラバーソールへの変更も可能です。

 

また、ソール厚をシングルソールにすることで華奢な印象の靴になります。

アッパーの色素材はパーツごとに変更ができ、オーダーの幅は無限です。

 

工房開設以来12年、ココチブランドの靴を創作し続けてきました。

昨年はスクイルというブランドも立ち上がり、新しい挑戦もさせていただきました。

 

過去にはとてつもなくドレープのかかったあの靴もありました。

クタクタに崩れた加工を施したあの靴もありました。端正な顔立ちのあの靴もありました。

 

それら含め、今まで創ってきた全ての「何か」を内包しているのが今回のヨインという靴。

 

テーマは「野暮ったい」。

そして裏テーマは「50年後も色褪せない靴であるか」です。

 

「野暮ったい」は不滅です。

美しいものを身に纏うときの心地よさとはまた違った、親近感のある心地よさを感じさせてくれ

かつ生活の道具として、履き手と対等な立場で成長してくれるからです。

 

50年後も色褪せない不滅の野暮ったさを足もとに。

 

 

 

 

 

01. コードバンスプリットで仕立てられた

独特の質感を持つバッグが数量限定でリリース

 

馬革・コードバン層と肉の間にあるのがコードバンスプリット。

表革から裏革へ質感が変化していく様を見ることができるのはこの革ならでは。

 

今回はその特徴を生かした鞄を製作。

テーマは「無骨さ、野暮ったさ、退廃感などのイメージを孕みながらも美しい鞄を作る」。

 

靴では表現しきれなかった、素材の持つ独特の風合いを出し切れたのではと感じています。

生産数わずか。価格73000円(+税)。

 

 

 

 

02. 50年後も当たり前にそこにあるような

素朴で自然な風合いを持つフルタンニンなめしの革づくり

 

まるで昔からそこにあったかのようでもあり、数十年後にも同じく見えるような革作りを。

表皮に触れた時の、ざらつきやむら感は、生き物が生きてきた証として気にせず残すことにしました。

 

普遍的な美しさとは何かを探求したらこうなった。

名前は「cero(セロ)」。写真下4枚はアトリエにて染色。

 

ご希望の方はアトリエにて一緒に色を作りながらオーダーいただくことも可能です(アップチャージあり)。

 

 

 

 

03. 包み込むようなミッドソールが足を守ってくれる

履き込むほどに風合いが増すレザーサンダルが再リリース

 

「足を守り、履き心地がよいこと」。

肌の露出が多いサンダルの弱点を攻略しようとデザインしていくと、ミッドソールの形状がカップ状になりました。

 

足裏が当たる部分には約7ミリ厚もの革が敷かれていて、履き込むほどに履き手の足なりに変化していきます。

また、今回からソールにビブラム社製・モアフレックスソールが使用されており、耐摩耗性にも期待。

 

納期は約6週間、33000円(+tax)から。

 

 

 

 

 

 

みなさま、お誘い合わせの上お立ち寄りください。

様々なトピックをご用意してお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

【展示受注会スケジュール】

4月13日(土)〜4月21日(日)「路地裏の靴作家」@ 神楽坂インタレスト・東京都新宿区

4月27日(土)〜5月6日(月・祝) 「5月展〜余韻〜」こうべくつ家・兵庫県神戸市

様々なソール形状・色素材で作られた、新作・YOIN

 

 

いよいよ14日(土)より

東京・神楽坂インタレストにて、新作の展示受注会が開催されます。

 

今回、様々なトッピックをご提案させていただいておりますが

本記事では、新作「YOIN」のカスタマイズ・バリエーションをご覧ください。

 

 

 

 

こちらはホースレザーで作られたもの。

ソール形状はハンドソーン・ダブル(*1)、モアフレックス ソール。

 

軽く、耐摩耗性に優れた、ビブラム社製の

モアフレックスソールを装着することで、よりアジュアルに履いていただけると思います。

 

また、ウェルトはトリッカーズなどで有名な

カントリーシューズにも用いられているストームウェルト仕様。

 

こちらもカジュアルな印象を醸し出す要因となっています。

こちらのサンプルサイズは23センチでご用意。

 

*1 ウェルト(コバの部分)が靴を囲むように1周巻かれているもの。

コバの張り出しが踵まであるので、靴のシルエットがより大きく見える。

 

 

 

 

 

 

先日アップした、ステッチダウンのYOINと

アッパーの仕様は同じなのですが、ソールの形状がハンドソーンダブルに変更となっています。

 

コバにウェルトが巻かれていて

そこにウィーリング(コバのギザギザ)が施されているので

ステッチダウンのものよりも端正な顔立ちとなって上がってきました。

 

個人的にはこのソール仕様で作るYOINがお気に入りです。

サンプルサイズは24センチでご用意。

 

 

 

 

 

 

セロという新しくできた革をアイアン染めしてみました。

セロは今までの素材よりも少し硬いので、ごつっとした質感で上がってきました。

 

ソール形状はノルベジェーゼ製法・ダブルソール。アッパーにチェーンステッチをかけ

ミッドソールを縫い、アウトソールを2枚重ねたら、それををさらに縫います。

 

ブランドで現在ご提案させていただいている

製法の中では、一番堅牢な作りとなっています。

 

画像の靴、本当はクラッシュ加工をしたかったのですが

フィッティングに影響があるといけないので断念いたしました。

 

サンプルサイズは25センチでご用意させていただきました。

 

 

 

 

 

 

先日アップした、ステッチダウンのYOINと

アッパーの仕様は同じで、カラーをブラックに。

 

素材はセロというオリジナルレザーのスムース面とスエード面を使用しました。

 

ソール形状はステッチダウン・ダブルソール。

堅牢でありつつも、どこかカジュアルな印象を受けるのは

ソールがステッチダウンだからでしょう。

 

サイズは26センチでご用意。

 

 

 

 

 

 

こちらはセロという革をアトリエで

カーキに染めた革を使用しているステッチダウンのYOIN。

 

先ほどのブラックのステッチダウンの靴と違うのは

ソールがシングルソールとなっているところ。

 

ソール厚は約9ミリとなっており

足元をスッキリさせたい時はこちらの方が良いのかもしれません。

 

サンプルサイズは27センチでご用意しております。

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

同じデザインでも、ソールの形状や、アッパーの色・素材の選択の仕方で

雰囲気が全然違って見えてくるのはご理解いただけたかと思います。

 

明日14日からは東京にて、そして4月27日からは神戸のアトリエにて

受注会が開催されますので、ぜひ実物を見て、履いて、ご自身に合った仕様でオーダーください。

 

オーダー後、靴のお渡しは約4ヶ月後となっております。

会場にてお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

【展示受注会スケジュール】

4月13日(土)〜4月21日(日)「路地裏の靴作家」@ 神楽坂インタレスト・東京都新宿区

4月27日(土)〜5月6日(月・祝) 「5月展〜余韻〜」こうべくつ家・兵庫県神戸市

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