2021年2月より新ブログ・サイトにて更新中。本ブログは2021年2月までの記事を掲載しています。
9月の教室スケジュールを更新しました。
靴作りに興味がある方も、こちらから詳細ご確認ください。
http://www.kutsuya-koubou.com/index.html#workshop
よろしくお願いします。
「 MUKU for Everyone 」という企画の元、動画を撮りました。
本動画は言葉による説明はなく、テロップも最小限です。
バラバラだったパーツが靴になっていく様を見ながら、
その構造や意味を想像しつつ楽しんでいただければと思います。
工程等の説明は、以下で補足しておきますので、見終わりましたら答え合わせしてみてください。
なにぶん素人撮影・編集ですので、お見苦しい箇所はあるかと思いますが、ご了承ください。
【 MUKUのデザイン・コンセプト 】
リリースは2011年。コンセプトは「人の頭身を疑え」。
ジャストサイズで履いた時にでも、足元が大きく見えるように工程上で一工夫されています。
また、裏テーマは「1枚の革でどこまでいけるか」。
楕円形にカットされた革の真ん中に切り込みを入れ、そこを履き口とし、つま先から吊り込んで行きます。
そうすると踵で革が余ってきますので、それを折りたたみ、デザインの一部とすることにしました。
【 製法について 】
MUKU を作る時の製法は少し変わっていて、ステッチダウンとマッケイが合わさった製法です。
出来上がりの見た目は、ソールに縫い目があり、マッケイなのはよく分かりますが、
実はアッパーを吊り込む前に、ライニングと中底にステッチダウンがかかっています。
先にステッチダウンをかけ、木型よりも一回り大きなシルエットを作っておいてから、
アッパーを吊り込むことにより、角のない、柔らかい印象のシルエットが出来上がります。
【 動画解説 】
裁断(0’00”~)
縫製(0’54”~)
ライニングの吊り込み(2’59”~)
ステッチダウン(5’17”~)
ライニングをつりこみ終えたら、そこにステッチダウンをかけていきます。
通常は外注先で専用のミシンで縫ってもらうのですが、今回は時間の関係上、手で縫っています。
今回、手で縫ってみて思ったのですが、機械で縫うより革が木型にしっかりとフィットするので、
木型に忠実なサイズで履いていただけそうです。
オーダーの際にステッチダウンを手縫いで行うという選択肢もあってもいいのかなと考えています。
ステッチダウン・その後(6‘40”~)
右がステッチダウンをかけたライニング。
そして左がその前のもの。
木型の底面より大きく作られた中底に、ライニングを吊り込み、
それを縫うことで、履き感はジャストサイズで、見た目は少し大きな靴となる土台が出来上がりました。
アッパー吊り込み(7’16”~)
踵とつま先に芯を挟み、釘で仮止めをします。
仮止めが終わったら、中底とアッパーの間に糊を塗り、乾かし、
その後、ワニという靴用の工具でアッパーが木型に沿うように吊り込んでいきます。
通常はこれで吊り込みという作業が終了するのですが、
このMUKUという靴は踵に特徴があるため、ここからさらに踵のつりこみをしていきます。
なかなか見慣れない光景だと思いますので、靴を作ったことがある人には、少し滑稽に映るかもしれません。
吊り込みを終えると、次の工程まで約1週間待ちます。
これは先芯・カウンターが完全に乾くのを待つのと、アッパーの革の繊維を木型に慣らすためです。
底付け(15’09”~)
中底面に、体重を支えるための鉄製のシャンクと言われる芯を設置し、
アッパーと中底の段差をコルクで埋め、それらを平らにならす為バフをかけてから接着します。
同ブランドの他の靴と違い、MUKU はクレープソールを使います。
クレープソールはレザーソールと違い、ふわふわとした履き感が特徴です。
ソールがつけば、木型を抜き、底縫い屋さんに底を縫ってもらいます。
今度の底縫いの製法はマッケイといい、クレープソールと中底を縫います。
ステッチダウンにマッケイ。
このシンプルなデザインの靴の中には、2つもの製法が施されています。
ヒール積み上げ〜仕上げ(20’20”~)
ここからは最終工程。
縫い屋さんから帰ってきた靴たちに、もう一度木型を入れます。
ヒールを積み上げ、中敷を敷き、靴クリームで仕上げをしたりして完成です。
【 最後に 】
本企画のテーマは「MUKU for everyone(皆のためのMUKU)」です。
新しいマテリアルKUDUレザーや、モデファイドラストなどを使い、
より多くの方々にMUKU というデザインの魅力を楽しんでいただければと思っております。
スタートは8月17日から始まる、東京・神楽坂インタレストより。
9月14日からは神戸の工房にて、他店舗でも以降順次、受注会が開催予定です。
詳しくはHP、ブログ、SNSにて随時更新いたします。
より多くの方々にMUKU の快適な履き心地を体験していただければ幸いです。
【関連リンク】
YOU TUBE 動画 『 MUKU という靴の作り方 』 https://youtu.be/7j2289pJUbo
モデファイドラストとMUKU、その可能性について http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2322
期間限定レザー・KUDUとそれを使用して作られた靴たち http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2323
KUDUレザーを使用した、モデファイド・ラストのMUKU http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2320
【 イベントスケジュール 】
8月17日(土)〜8月25日(日) 『 路地裏の靴作家 vol.15 』@ 神楽坂インタレスト・東京都新宿区
9月14日(土)〜9月23日(月祝) 『 2019年9月展 〜マテリアルズ〜 』@ こうべくつ家・兵庫県神戸市
期間限定レザー、KUDU
KUDU(クーズー)とは南アフリカに生息する鹿のようなツノを持ったウシ科の動物です。
野生で野山を駆け回ったり、喧嘩をしたりしてできた表皮の傷が特徴的な革となっています。
今回セレクトしたのは計7色。左上からブラック、ダークブラウン、ブラウン、キャメル。
左下からグリーン、グレー、ブルーとなっています。
上段の4色はオイルのたっぷり入ったスムースレザー、下段は表皮をわずかに毛羽立たせたヌバックとなっています。
いずれも質感はふわっとしていつつ、ぬめりが強く、厚みがあるくせに柔らかいという、コンフォータブルに履いていただける革の特性を併せ持った素材です。
そしてもう一つ特徴的なのは、裏面のスエード地がとても美しいことです。
それもそのはず、この革を作ったのは、1904年創業のイギリス老舗タンナー、チャールズ・F・ステッド社。
同社はその品質の高さから、世界的有名ブランドの靴のアッパー(甲革)素材に採用されているというのですから、それも頷けます。
*この KUDU レザーは、2020年1月末までの期間限定販売となります。
KUDU を使用して作られた kokochi sun3 の靴たち
キャメルのオモテとウラを使用して作られた marco-mid
ダークブラウンの marco-low
フラットボックス、ラウンドソール仕様
キャメル・オモテ使用の marco-low
ビブラム#2060 を装着した、 marco-low
ダイナイトソール、ブラックスエードの marco-mid
ブラック×ブラウンの marco-mid
グレー・スエードの marco-mid
MUKU for Everyone
ムクというデザインでオーダーできる革は、今まで限られていました。
何故かと言うと、履き口、甲の辺りのVになっている箇所が、適した革を使わないと裂けてしまうからです。
今回は表も裏も使える、とても表情のある革に出会え、さらに MUKU でも使うことができます。
ぜひ実物に触れ、このデザインとマテリアルの調和を楽しんでいただければと思います。
【関連リンク】
YOU TUBE 動画 『 MUKU という靴の作り方 』 https://youtu.be/7j2289pJUbo
モデファイドラストとMUKU、その可能性について http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2322
期間限定レザー・KUDUとそれを使用して作られた靴たち http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2323
KUDUレザーを使用した、モデファイド・ラストのMUKU http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2320
【 イベントスケジュール 】
8月17日(土)〜8月25日(日) 『 路地裏の靴作家 vol.15 』@ 神楽坂インタレスト・東京都新宿区
9月14日(土)〜9月23日(月祝) 『 2019年9月展 〜マテリアルズ〜 』@ こうべくつ家・兵庫県神戸市
MUKU で使われている木型「型番・KO-17」に、モデファイドラストなるものが誕生しました。
これは足幅が狭く、甲の低い方でも、MUKU を履いていただけるよう作った木型です。
本日はモデファイドラストについて書いていこうと思います。
今までのMUKU は横幅が広く、しかも紐靴ではないので、
華奢な足の方は新品の状態で踵が浮き、購入を断念した方も多くおられました。
ですが今回、木型の横幅や高周りなどを削ったモデファイド・ラストができたことで、
華奢な足の方にも、ジャストサイズでMUKU を履いていただけるようになりました。
しかし、普通は木型を華奢にすれば、見た目も華奢になってしまいます。
そうなってしまうとMUKUのようなボリュームのあるデザインの靴には致命的で、その魅力が薄れてしまうのですが、
MUKU の製法は独特なので、華奢な木型を使っても、従来のMUKU とボリュームはほとんど変わらず作ることができます。
上画像が通常の木型、下画像がモデファイド・ラストを使用して作られたもの。
ともにサイズは24.0cm。
見た目にはほとんど違いはわかりません。
また、木型が今までの横幅の木型と、今回のモデファイドラストの2種類になったということは、
サイズのバリエーションが今までの倍になったということになります。
22cm~28cmで、ハーフサイズ刻みで13サイズあった選択肢は、その倍なので26サイズとなり、
例えば23センチの足の方のオーダーサイズは、モデファイド・ラストの横幅の狭い23cmか、通常の木型の23cm。
もしくは通常の木型の22.5cmのいずれかで決めることができるようになるので、より足にフィットしたサイズ選びが可能となりました。
画像はフィッティング用に作られた MUKU 。
1から順に少しづつに木型を削っていきました。
今回モデファイドラストの制作にあたり、フィッティングモデルとなってくださった多くの方々に感謝いたします。
ありがとうございました。
本企画のテーマは「MUKU for everyone(皆のためのMUKU)」です。
新しいマテリアルKUDUレザーや、モデファイドラストなどを使い、より多くの方々に MUKU というデザインの魅力を楽しんでいただければと思っております。
スタートは8月17日から始まる、東京・神楽坂インタレストより。
9月14日からは神戸の工房にて、他店舗でも以降順次、受注会が開催予定です。
詳しくはHP、ブログ、SNSにて随時更新いたします。
より多くの方々にMUKU の快適な履き心地を体験していただければ幸いです。
【関連リンク】
YOU TUBE 動画 『 MUKU という靴の作り方 』 https://youtu.be/7j2289pJUbo
モデファイドラストとMUKU、その可能性について http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2322
期間限定レザー・KUDUとそれを使用して作られた靴たち http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2323
KUDUレザーを使用した、モデファイド・ラストのMUKU http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2320
【 イベントスケジュール 】
8月17日(土)〜8月25日(日) 『 路地裏の靴作家 vol.15 』@ 神楽坂インタレスト・東京都新宿区
9月14日(土)〜9月23日(月祝) 『 2019年9月展 〜マテリアルズ〜 』@ こうべくつ家・兵庫県神戸市
「異国の地、労働者階級の少年の靴」のコンセプトのもと、
数年前にリリースとなった「 marco(マルコ) 」というデザインの靴。
新作として、そのミドルカットの靴が出来上がりました。
本日は、ソールカスタマイズされた、いろんな「 marco-mid 」をご覧ください。
KUDU(クードゥー)の表と裏を使用したアッパーを持つ、ノルヴェジェーゼ製法の マルコ・ミッド。
KUDUのブラック・裏を使用した、ハンドソーンウェルテッド製法・ダブル、ストームウェッルト、ダイナイトソール仕様。
端正な顔立ちです。
こちらもKUDUを使用。
ソールはハンドソーンウェルテッド製法・ダブル、ストームウェルトに、
レザーソール + ビブラム#2060の厚底なワークブーツ仕様です。
ソールカスタマイズで、いろいろな表情になる marco-mid ですが、原点はここ。
マッケイの marco-mid 。
まさに「あの」マルコでしょう?
詳細は追って。
ご期待ください。
ミッドカットモデルリリースに伴い、欠品していたローカットのマルコも再登場です。
画像は新しい試み、先芯のないフラットボックス・トゥーと、
ソールのコバに丸みを持たせた、ラウンドソールのマルコのローカット。
こちらも詳しくは追って記事アップいたします。
ご期待ください。
【 イベントスケジュール 】
8月17日(土)〜8月25日(日) 『 路地裏の靴作家 vol.15 』@ 神楽坂インタレスト・東京都新宿区
9月14日(土)〜9月23日(月祝) 『 2019年9月展 〜マテリアルズ〜 』@ こうべくつ家・兵庫県神戸市
今までより横幅が狭く、甲の低い MUKU の木型を作りました。
その木型に「モデファイド・ラスト」と名前をつけました。
そのモデファイド・ラストに、新しく加わった期間限定のマテリアル、KUDU(クーズー)レザーを乗せて、
華奢な足の方でも踵の抜けにくい MUKU を作りました。
詳しくは、本記事の後半で。
先に出来上がった靴たちをご覧ください。
KUDUレザーの「 ガウチョ 」というかカラーを使用。
この色が一番 KUDU らしく、表皮の無数の傷が目立ちます。
こちらはオータムスパイスという色目。
プルアップレザーとなっており、革のつっぱった箇所は薄くなり、立体感のある表情となります。
先述のガウチョほど目立ちませんが、表皮の傷も見受けられます。
非常にオイリーで、肉厚で、しかしながらソフトな質感をしていて、傷だらけという、絶妙なマテリアルとなっています。
実はこちら、先ほどのオータムスパイスの裏のスエード面を使用したもの。
面の傷だらけの表情とは裏腹に、非常に美しく繊細な表情をしております。
MUKU は1枚の革で仕立てられていますが、他デザインで使用する際に、表と裏のコンビにされても面白いのでは?
*KUDUレザーは期間限定で2020年の1月末までご使用いただける革となります。
こちらは KUDUレザーのブルー・ヌバックです。
表皮を毛羽立たせたヌバックといえども、小傷は多くあり、
その美しい毛並みと対照的な傷とのコントラストが、他にはない美しさの要因となっています。
そしてグレー・ヌバック。
こちらも毛並みが美しく、素朴でありながら、小傷の独特な入り方が特徴的です。
ありそうでない、KUDUならではの素材感がたまりません。
KUDUレザーの展開は全7色。
スエード面も使えますので、トータル12色となります。
詳しくは追って記事アップいたします。
〈 木型について 〉
今までの MUKU は横幅が広く、しかも紐靴ではないので、
華奢な足の方は新品の状態で踵が浮き、購入を断念した方も多くおられました。
ですが今回、モデファイド・ラストができたことで、
華奢な足の方にも、ジャストサイズで MUKU を履いていただけるようになりました。
「木型を華奢にすれば、見た目も華奢になるのでは?」
そんな質問も飛んできそうですが、ご心配なく。
MUKU の独特な製法のおかげで、華奢な木型を使っても、
従来の MUKU とボリュームはほとんど変わりません。
この製法に関しては、今、動画を撮影・編集中ですので、
それを観ていただくと、理解していただけると思います。
また、デザインの見た目がほぼ同じで、
木型が2種類(今までのと、今回の)になったということは、
サイズのバリエーションが今までの倍になったということになります。
22cm~28cmで13サイズ。
その倍なので26サイズ。
例えば23センチの足の方のオーダーサイズは、
モデファイド・ラストの23センチ or 通常の木型の23センチ or 通常の木型の22.5センチのいずれか、
で決めることができるようになるので、よりジャストフィットしたサイズ選びが可能となりました。
「 MUKU for everyone(皆のためのMUKU)」が、今回の企画のテーマです。
8月17日からは、東京・神楽坂インタレスト、
9月14日からは、神戸の工房にて(他店舗は以降順次)受注会が開催されます。
より多くの方々に MUKU の快適な履き心地を体験していただければ幸いです。
なお、KUDUレザーについて詳しくは、
追ってブログにてアップいたしますので、こちらもご期待ください。
追伸
モデファイド・ラスト製作にあたり、
何度も何度もフィッティングに付き合ってくださった
インタレストおよび同点のお客様へ。
皆様のおかげで、とてもよい木型が完成いたしました。
本当にありがとうございました!
【関連リンク】
YOU TUBE 動画 『 MUKU という靴の作り方 』 https://youtu.be/7j2289pJUbo
モデファイドラストとMUKU、その可能性について http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2322
期間限定レザー・KUDUとそれを使用して作られた靴たち http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2323
KUDUレザーを使用した、モデファイド・ラストのMUKU http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2320
【 イベントスケジュール 】
8月17日(土)〜8月25日(日) 『 路地裏の靴作家 vol.15 』@ 神楽坂インタレスト・東京都新宿区
9月14日(土)〜9月23日(月祝) 『 2019年9月展 〜マテリアルズ〜 』@ こうべくつ家・兵庫県神戸市
5月に募集した「 BUILD x こうべくつ家の靴教室 」が、今とても面白いです。
画像はエントリーいただいた方々の製作の様子。
ナチュラルなヌメ革を藍色に染め製作中のヒト。
藍色は青と黒でぽくなるみたいです。
きになることは一つづつ丁寧に調べて、自身の理想の靴になるよう励んでおられます。
試着時、「サンプルのこのままでいいです」とおっしゃっていましたが、始まるとネイビーのシンプルなデザインに。
ミシンは苦手なのでと、重要な箇所は講師にお任せとなりました。
「時間内は自由に使ってよし」というルールなので、クオリティー重視ならこれでも良いのです。
なんと愛知県からエントリーいただきました。
通うことができないのでと、アッパーの縫製はこちらで終えたものをお渡しし、吊り込みからの参加でした。
靴を作るのは初めてとのことでしたが、なんのなんの、非常に手際よく、1日で見事完成。
時間とともに味の出る革を選んでおられますので、長くご愛用ください。
完成おめでとうございます。
またお会いいたしましょう!
とにかくみなさん、ミシン掛けで苦労されるようです。
靴用のミシンは、おさえが特殊なので、針の進むスピードを一番遅くしても、なかなか思うように動いてくれない。
し掛かり中の皆さん、頑張って、やっぱり無理ってなったら、お任せいただいても全然構いませんからね。
5月にエントリーいただき、6月から製作が始まったこの企画。
みなさんに教えながら、とても興味深いし、面白い企画だなと感じています。
・デザインやスニーカーライクな履き心地が気に入り、それを自分で作ってみたいヒト・・・
・お店では手に入りそうもない、こだわりのある1足を完成させたいヒト・・・
・何回も通えないが、靴づくりを体験したいヒト・・・
・久々の靴づくりなので、ひとまずライトな作りの本企画から再スタートなヒト・・・
同じデザインの靴をみんなが作っているのですが、製作中の皆さんの目指すところが違っていて、
それによって教え方も変わったり、通われる頻度も変わったり。
とにかく自由度が高い。
今後もしかすると「作りきる自信がないので作っておいてください」なんて方も現れるかもしれません。
でもそれもオッケーな企画。
ゆるいっちゃゆるいです。
講師に任せれば、任せるほど、靴はプロクオリティーになっていきます。
でもみんな、頑張って、自分でプロクオリティーを目指します。
うまくは言えないのですが、
なんかこの、皆さんのせめぎ合いが、愛おしいのです。
またレポートいたします。
それでは!
「 BUILD x こうべくつ家の靴教室 」 http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2291
「 こうべくつ家の靴教室について 」 http://www.kutsuya-koubou.com/index.html#workshop