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モデファイドラストとMUKU、その可能性について

 

MUKU で使われている木型「型番・KO-17」に、モデファイドラストなるものが誕生しました。

これは足幅が狭く、甲の低い方でも、MUKU を履いていただけるよう作った木型です。

本日はモデファイドラストについて書いていこうと思います。

 

 

 

 

今までのMUKU は横幅が広く、しかも紐靴ではないので、

華奢な足の方は新品の状態で踵が浮き、購入を断念した方も多くおられました。

ですが今回、木型の横幅や高周りなどを削ったモデファイド・ラストができたことで、

華奢な足の方にも、ジャストサイズでMUKU を履いていただけるようになりました。

 

 

 

 

しかし、普通は木型を華奢にすれば、見た目も華奢になってしまいます。

そうなってしまうとMUKUのようなボリュームのあるデザインの靴には致命的で、その魅力が薄れてしまうのですが、

 MUKU の製法は独特なので、華奢な木型を使っても、従来のMUKU とボリュームはほとんど変わらず作ることができます。

 

 

 

 

上画像が通常の木型、下画像がモデファイド・ラストを使用して作られたもの。

ともにサイズは24.0cm。

見た目にはほとんど違いはわかりません。

 

 

 

 

  

また、木型が今までの横幅の木型と、今回のモデファイドラストの2種類になったということは、

サイズのバリエーションが今までの倍になったということになります。

22cm~28cmで、ハーフサイズ刻みで13サイズあった選択肢は、その倍なので26サイズとなり、

例えば23センチの足の方のオーダーサイズは、モデファイド・ラストの横幅の狭い23cmか、通常の木型の23cm。

もしくは通常の木型の22.5cmのいずれかで決めることができるようになるので、より足にフィットしたサイズ選びが可能となりました。

 

 

 

 

画像はフィッティング用に作られた MUKU 。

1から順に少しづつに木型を削っていきました。

今回モデファイドラストの制作にあたり、フィッティングモデルとなってくださった多くの方々に感謝いたします。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

本企画のテーマは「MUKU for everyone(皆のためのMUKU)」です。

新しいマテリアルKUDUレザーや、モデファイドラストなどを使い、より多くの方々に MUKU というデザインの魅力を楽しんでいただければと思っております。

スタートは8月17日から始まる、東京・神楽坂インタレストより。

9月14日からは神戸の工房にて、他店舗でも以降順次、受注会が開催予定です。

詳しくはHP、ブログ、SNSにて随時更新いたします。

より多くの方々にMUKU の快適な履き心地を体験していただければ幸いです。

 

 

 

【関連リンク】

YOU TUBE 動画 『 MUKU という靴の作り方 』 https://youtu.be/7j2289pJUbo

モデファイドラストとMUKU、その可能性について http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2322

期間限定レザー・KUDUとそれを使用して作られた靴たち http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2323

KUDUレザーを使用した、モデファイド・ラストのMUKU http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2320

 

 

 

 

 

 

 

 

【 イベントスケジュール 】

8月17日(土)〜8月25日(日) 『 路地裏の靴作家 vol.15 』@ 神楽坂インタレスト・東京都新宿区

9月14日(土)〜9月23日(月祝) 『 2019年9月展 〜マテリアルズ〜 』@ こうべくつ家・兵庫県神戸市

 

 

 

新作・marco-mid 〜異国の地、労働者階級の少年の靴〜

 

「異国の地、労働者階級の少年の靴」のコンセプトのもと、

数年前にリリースとなった「 marco(マルコ) 」というデザインの靴。

新作として、そのミドルカットの靴が出来上がりました。

本日は、ソールカスタマイズされた、いろんな「 marco-mid 」をご覧ください。

 

 

 

 

 

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KUDU(クードゥー)の表と裏を使用したアッパーを持つ、ノルヴェジェーゼ製法の マルコ・ミッド。

 

 

 

 

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KUDUのブラック・裏を使用した、ハンドソーンウェルテッド製法・ダブル、ストームウェッルト、ダイナイトソール仕様。

端正な顔立ちです。

 

 

 

 

 

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こちらもKUDUを使用。

ソールはハンドソーンウェルテッド製法・ダブル、ストームウェルトに、

レザーソール + ビブラム#2060の厚底なワークブーツ仕様です。

 

 

 

 

 

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ソールカスタマイズで、いろいろな表情になる marco-mid ですが、原点はここ。

マッケイの marco-mid 。

まさに「あの」マルコでしょう?

 

詳細は追って。

ご期待ください。

 

 

 

 

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ミッドカットモデルリリースに伴い、欠品していたローカットのマルコも再登場です。

画像は新しい試み、先芯のないフラットボックス・トゥーと、

ソールのコバに丸みを持たせた、ラウンドソールのマルコのローカット。

こちらも詳しくは追って記事アップいたします。

ご期待ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

【 イベントスケジュール 】

8月17日(土)〜8月25日(日) 『 路地裏の靴作家 vol.15 』@ 神楽坂インタレスト・東京都新宿区

9月14日(土)〜9月23日(月祝) 『 2019年9月展 〜マテリアルズ〜 』@ こうべくつ家・兵庫県神戸市

KUDUレザーを使用した、モデファイド・ラストのMUKU

今までより横幅が狭く、甲の低い MUKU の木型を作りました。

その木型に「モデファイド・ラスト」と名前をつけました。

 

そのモデファイド・ラストに、新しく加わった期間限定のマテリアル、KUDU(クーズー)レザーを乗せて、

華奢な足の方でも踵の抜けにくい MUKU を作りました。

 

詳しくは、本記事の後半で。

先に出来上がった靴たちをご覧ください。

 

 

 

 

 

KUDUレザーの「 ガウチョ 」というかカラーを使用。

この色が一番  KUDU らしく、表皮の無数の傷が目立ちます。

 

 

 

 

 

こちらはオータムスパイスという色目。

プルアップレザーとなっており、革のつっぱった箇所は薄くなり、立体感のある表情となります。

 

先述のガウチョほど目立ちませんが、表皮の傷も見受けられます。

非常にオイリーで、肉厚で、しかしながらソフトな質感をしていて、傷だらけという、絶妙なマテリアルとなっています。

 

 

 

 

 

実はこちら、先ほどのオータムスパイスの裏のスエード面を使用したもの。

面の傷だらけの表情とは裏腹に、非常に美しく繊細な表情をしております。

 

MUKU は1枚の革で仕立てられていますが、他デザインで使用する際に、表と裏のコンビにされても面白いのでは?

*KUDUレザーは期間限定で2020年の1月末までご使用いただける革となります。

 

 

 

 

 

こちらは KUDUレザーのブルー・ヌバックです。

 

表皮を毛羽立たせたヌバックといえども、小傷は多くあり、

その美しい毛並みと対照的な傷とのコントラストが、他にはない美しさの要因となっています。 

 

 

 

 

 

 

そしてグレー・ヌバック。

こちらも毛並みが美しく、素朴でありながら、小傷の独特な入り方が特徴的です。

ありそうでない、KUDUならではの素材感がたまりません。

 

 

 

 

 

KUDUレザーの展開は全7色。

スエード面も使えますので、トータル12色となります。

詳しくは追って記事アップいたします。

 

 

 

 

 

 

〈 木型について 〉

今までの MUKU は横幅が広く、しかも紐靴ではないので、

華奢な足の方は新品の状態で踵が浮き、購入を断念した方も多くおられました。

 

ですが今回、モデファイド・ラストができたことで、

華奢な足の方にも、ジャストサイズで MUKU を履いていただけるようになりました。

 

「木型を華奢にすれば、見た目も華奢になるのでは?」

そんな質問も飛んできそうですが、ご心配なく。

 

MUKU の独特な製法のおかげで、華奢な木型を使っても、

従来の MUKU とボリュームはほとんど変わりません。

 

この製法に関しては、今、動画を撮影・編集中ですので、

それを観ていただくと、理解していただけると思います。

 

また、デザインの見た目がほぼ同じで、

木型が2種類(今までのと、今回の)になったということは、

サイズのバリエーションが今までの倍になったということになります。

 

22cm~28cmで13サイズ。

その倍なので26サイズ。

 

例えば23センチの足の方のオーダーサイズは、

モデファイド・ラストの23センチ or 通常の木型の23センチ or 通常の木型の22.5センチのいずれか、

で決めることができるようになるので、よりジャストフィットしたサイズ選びが可能となりました。

 

「 MUKU for everyone(皆のためのMUKU)」が、今回の企画のテーマです。

 

8月17日からは、東京・神楽坂インタレスト、

9月14日からは、神戸の工房にて(他店舗は以降順次)受注会が開催されます。

 

より多くの方々に MUKU の快適な履き心地を体験していただければ幸いです。

 

なお、KUDUレザーについて詳しくは、

追ってブログにてアップいたしますので、こちらもご期待ください。

 

 

 

 

 

追伸

モデファイド・ラスト製作にあたり、

何度も何度もフィッティングに付き合ってくださった

インタレストおよび同点のお客様へ。

 

皆様のおかげで、とてもよい木型が完成いたしました。

本当にありがとうございました!

 

 

 

 

【関連リンク】

YOU TUBE 動画 『 MUKU という靴の作り方 』 https://youtu.be/7j2289pJUbo

モデファイドラストとMUKU、その可能性について http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2322

期間限定レザー・KUDUとそれを使用して作られた靴たち http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2323

KUDUレザーを使用した、モデファイド・ラストのMUKU http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2320

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【 イベントスケジュール 】

8月17日(土)〜8月25日(日) 『 路地裏の靴作家 vol.15 』@ 神楽坂インタレスト・東京都新宿区

9月14日(土)〜9月23日(月祝) 『 2019年9月展 〜マテリアルズ〜 』@ こうべくつ家・兵庫県神戸市

 

 

せめぎ合いが愛おしい・BUILD x こうべくつ家の靴教室

 

5月に募集した「 BUILD x こうべくつ家の靴教室 」が、今とても面白いです。

画像はエントリーいただいた方々の製作の様子。

 

 

 

 

ナチュラルなヌメ革を藍色に染め製作中のヒト。

藍色は青と黒でぽくなるみたいです。

きになることは一つづつ丁寧に調べて、自身の理想の靴になるよう励んでおられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

試着時、「サンプルのこのままでいいです」とおっしゃっていましたが、始まるとネイビーのシンプルなデザインに。

ミシンは苦手なのでと、重要な箇所は講師にお任せとなりました。

「時間内は自由に使ってよし」というルールなので、クオリティー重視ならこれでも良いのです。

 

 

 

 

 

 

 

なんと愛知県からエントリーいただきました。

通うことができないのでと、アッパーの縫製はこちらで終えたものをお渡しし、吊り込みからの参加でした。

靴を作るのは初めてとのことでしたが、なんのなんの、非常に手際よく、1日で見事完成。

時間とともに味の出る革を選んでおられますので、長くご愛用ください。

完成おめでとうございます。

またお会いいたしましょう!

 

 

 

 

 

とにかくみなさん、ミシン掛けで苦労されるようです。

靴用のミシンは、おさえが特殊なので、針の進むスピードを一番遅くしても、なかなか思うように動いてくれない。

し掛かり中の皆さん、頑張って、やっぱり無理ってなったら、お任せいただいても全然構いませんからね。

 

 

 

 

 

 

5月にエントリーいただき、6月から製作が始まったこの企画。

みなさんに教えながら、とても興味深いし、面白い企画だなと感じています。

 

・デザインやスニーカーライクな履き心地が気に入り、それを自分で作ってみたいヒト・・・

・お店では手に入りそうもない、こだわりのある1足を完成させたいヒト・・・

・何回も通えないが、靴づくりを体験したいヒト・・・

・久々の靴づくりなので、ひとまずライトな作りの本企画から再スタートなヒト・・・

 

同じデザインの靴をみんなが作っているのですが、製作中の皆さんの目指すところが違っていて、

それによって教え方も変わったり、通われる頻度も変わったり。

 

とにかく自由度が高い。

 

今後もしかすると「作りきる自信がないので作っておいてください」なんて方も現れるかもしれません。

でもそれもオッケーな企画。

 

ゆるいっちゃゆるいです。

講師に任せれば、任せるほど、靴はプロクオリティーになっていきます。

でもみんな、頑張って、自分でプロクオリティーを目指します。

 

うまくは言えないのですが、

なんかこの、皆さんのせめぎ合いが、愛おしいのです。

 

またレポートいたします。

それでは!

 

 

 

 

 

「 BUILD x こうべくつ家の靴教室 」 http://kokochi-333.jugem.jp/?eid=2291

 

「 こうべくつ家の靴教室について 」 http://www.kutsuya-koubou.com/index.html#workshop

サンダルの納品

ゴールデンウィークに工房で行われた受注会にてオーダーいただいたサンダルの納品が終了しました。

その中で3足をピックアップしましたので、紹介させてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

まずはブラウンのギャートル#3。

 

ミッドソールもアッパーも全て同じ革のブラウンと、潔い色のチョイスです。

履き込むうちに色味も深くなり、質感もソフトになってくると思います。

 

こちら、工房にてお渡しさせていただいたのですが、

包まれている感じ、走れそうとお言葉をいただいたのが嬉しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

お次もギャートル#3。

アッパーはホースレザーのキャメルとワイン。

 

実はこれ、互いの色2枚を重ねて1枚としています。

ですので、ワインが見える方の裏はキャメル、キャメルが見える方の裏はワインとなっています。

あまり目立たない箇所ですが、アッパーの切り口が2層になっていて、面白いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして最後はブラックのギャートル#2。

 

試着用のサンプルが久しく欠けていたので、オーダーいただける機会がなかなか無かったのですが、

こちらも女性には人気のデザインです。

 

かかとの革ヒモと、ミッドソールのハンドステッチのホワイトがアクセントとなっていて、

ブラックにして、夏らしく足元を軽く見せます。

 

 

 

 

 

 

 

工房受注会でオーダーいただいたサンダルの納品が終了しました。

僕は、靴(サンダル)は、ファッションアイテムである前に、体を支える大切な道具であると考えています。

ですので、皆さまからは「安定感がある」「走れそう」といったお声をいただき、とても嬉しく思っております。

 

 

納品させていただいた皆様、底がすり減ったら交換ができます。

使用している革は、長く使えるものを選定しています。

ですので、リペアを繰り返し、経年変化を楽しみながら、長くご愛用いただければと思います。

 

受注会中にサンダルをオーダーくださった皆様、ありがとうございました。

この夏、いろんなところへ連れて行ってあげてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

【 イベントスケジュール 】

8月17日(土)〜8月25日(日) 『 路地裏の靴作家 vol.15 』@ 神楽坂インタレスト・東京都新宿区

9月14日(土)〜9月23日(月祝) 『 2019年9月展 〜マテリアルズ〜 』@ こうべくつ家・兵庫県神戸市

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