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長さんとドングリ?

2006年12月13日(水)
朝から雨。本日もチャリンコにて通勤ダッシュをこます。
車窓、JR塩屋駅を過ぎたあたりから一面に広がる海。とおくの地平線、「今日はみえませんねぇ。」と瞼細め午前8時半ば、ダメだコリャとは言いませんが、長さんのような下唇になりながら塾へ。

外羽根モカ、サイドゴアのアッパーをこしらえる。サイドゴアやりながら何故か無性にドーパミン放出。「アノラストニコレホドコセバ、ソレ・・・」と終わりなき旅路にて疑いもなく脳内ファンタジー、ココチよか〜とボウズ、全くもってチープな面持ち。低気圧に打ち勝ちて本日、塾終了。うなだれたる昨日のそれ、しばし忘却の彼方へ。

夕刻よりバイト。帰途、電柱に下げたるはライブ告知。「ADV.1500yen ワンドングリ付き」ってドイウコト?(苦笑)。

ロウステル決意

2006.12.12
2006年12月12日(火)
小雨降りしきる中、てくてくと駅まで。朝から塾にて、ド○エモン、とりあえず昼までに完成。と、供に漏れたるは溜め息。

ロウを塗り、仕上げたときの底周りのイメージが脳とリンクしないのです。第一作目のベージュの自作靴のときも、降りて来たそれとは相違していました。ロウを塗る量や擦り込んでいく時の温度、熱を帯びたコテを当てる際の圧力。いろんな事を試してみるも、全くを持ってダメ。上がったド○エモン眺めつつ、混沌としたる本日終了。いつものごとし、ブツブツと独り言をたれながら夕刻よりバイト。

そんな最中、見えてきましたぁ、ヒトスジノヒカリ〜。
と、概念捨てる事も大事やねと南米あたりのミュージックにて。

ヒールの積み上げ作業にて

2006.12.11
2006年12月11日(月)
朝から塾。ヒールが高いと苦労しますねぇ、と今回は積み上げる事計5枚。ヒールのトップリフトとトゥ・スプリングのよい加減を想定しつつ、ヒールの顎の部分を一枚一枚少しづつ削っていきます。さらに、トップリフトの面積を両足とも同じ大きさにせねば完成したときのバランスは悪い訳であり、「その原因はどこゾ」と三十路、一人ぶつくさと終了間際まで悶々。
この行程でしっかりとラインを出しておかねば、ドエライコッチャなヤスリかけが待っておる事は前回、また前々回のくつにて痛感しておるので、大ザッパ、柄にもなく慎重にやりました(苦笑)。
その後、完成したヒール周りに木ヤスリ、ガラス、サンドペーパーの順に掛けていき、なんとか本日中に終了。明日は、底回りにロウを塗り、中敷き敷いて完成の予定。

ド○エモン、ド○エモン言うて、わざわざ自宅から赤いボンボリ持参して「しっぽ」つけはった人、明日、あなたのそれにトナカイの角ついてるかもよ、フフフ。と意味不明な犬走り。夕刻よりバイト。

渦中へ

2006.12.10
2006年12月10日(日)
昼前起床、ヒール周りの作業開始。
包丁にて底回り切り回しながら、ふとした気の歪みにて起こりうるミステイクを繰り返す。その瞬間、ごくまれにではあるが飛来してくる新たなるイメージを体感するそれは、あたかも偶然にして必然であったかのように紡ぎだされ、キレイに整頓されたる自らのイメージを凌駕する。すなわち混沌とした渦中へ。

これが実に気持ちよく、心地よい。漂う空気感に浸りながら閉塞的な空間にて夕刻まで。

晩方、神戸三宮の「音屋」へ旧友のライブを観るため足を運ぶ。いやはや、ここにもまた構築的とはほど遠い生身の人間の音が溜まり、漂っている。音の隙間、ステージの傍らではキャンバスに向かう絵描きがおり、線は延々と蜷局を巻いている。リアルタイムで紡ぎだされるイメージ。それら一切合切まるで羊水に浸っておるかのごとし、果てしなくディープな空間。それに酔う事しばし、虚空と現実の狭間を行き来しながら本日終了。

クドちゃん、エゲツないほどカッコエエでな・・・。

煙草の煙りが目にしみる・・・

2006.12.9
2006年12月9日(土)
今日はよう寝ましたと、昼過ぎより長田のMK社へ着くやいなや、「来るの遅いねん、はよ、こっちや〜」とヤットコ(ワニ)持たされ、流れの渦中へ。「ショバ代やショバ代や」と皆に促されながら吊り込み。「あの〜、ボク、まだ上着も脱いでないんですが」と言えども誰も聞く耳持たず、これ、匆々と言う事デスナ・・・(苦笑)。その後、合間を見計らいミシンの練習。その傍ら、デザイン師と紙型について云々、至福。

そんなバタバタとした最中、長田のオカン3人集の一人、ア○ちゃんへ「ありがとうのくつ」をようやく納品。試し履き後、「サイズばっちりやでぇ〜、エエやんか〜」言うてくれました。

「ちゃんと履いてヤ〜」と僕。
「イヤ、履かん!」とア○ちゃん。
「なんでやねん、履かな意味ないやんか〜」と返してみれば、
「アンタが有名になったらな、オークションに出すねや。記念すべき第一号の靴やからな、高う売れる訳やぁ」やってさ。
「・・・・、なんじゃそりゃ〜」

最後の鍵カッコに秘められたる想いは、ボク、一生忘れません。引き出しの中にしまっておくわなア○ちゃん。こちらこそありがとうやでぇ〜。

「真心こめて作ったくつ、プライスレス」と、アホな事ぬかしながら夕刻よりバイト。煙草の煙りが目にしみるワイ・・・(苦笑)。

ロングノーズの伏せ縫いにて

ドラえもん2
2006年12月8日(金)
朝から塾。例のくつ、マッケイでの伏せ縫い作業開始。穴を開けラストを抜き、毛針にて本底とアッパーを縫う。前回、前々回の反省を生かしながら作業を行うも、やはりスイスイとは行かず、悪戦苦闘の曇天の本日延々。

今回はロングノーズ。毛針で縫う際に感じた事。縫目がつま先に向かえば向かう程に開けた穴の角度は大切ですと教習所さながら、これ、危険予測リストに入りました。

画像は、ヒールをつければこんな風合いになるであろうなと、アッパーと底周りの相違する様、すなわちアンビバレント。今週、執拗に言っていたひよっこの戯れ言、なんとなくわかってもらえマスカねぇ・・・?(苦笑)。

悶々としつつも本日、所々で途切れるは集中力。これ、明らかに睡眠不足デスナと本日塾終了。夕刻よりバイト。帰途、トム・ウェイツにて心地よき憂いの真夜中に浸る。

ボウズ、意気衝天

ドラえもん1
2006年12月7日(木)
睡魔振り切り「モン」と、朝から塾。
本日はド○エモン・アッパーとデカダン中底をからげた後、本底を付け切り回し。それ、カタチ整えれば整える程、見えてくるは同居したる相違。オモロイデスナ〜、と脳内よりドーパミン放てば手先、シャッ、シャッと子気味よい音を立てながらうごめく様。何故「つくる」のかと問われれば、この瞬間がたまらなく心地よいから。とボウズ、いっちょまえに意気衝天。

作業中、傍らより「明日来たら、それに赤いシッポ付いてますんで」と声。あぁ、その手もあるな等と、カウンター周り赤でもありやねぇとその様想像したるも、促されているボク、イナタスギマスカ・・・(笑)。

夕刻よりバイト。昨日よりしゃっくり止まらず、ヒックヒックと床にて。

アンビバレント

2006.12.62006年12月6日(水)
例のド○エモンの吊り込み前の画像がこれ。ラストに中底の付いた状態。土踏まずのあたりが極端にくびれていて、少々デカダンな面持ちになっていますねぇ。

この底周りのアイデア、実はアッパーのイメージが出来る以前からやりたかった試みであって、上がったニット地のそれとは全くもって相違したるイメージ。
「ドナイしたろ・・・?」と悩みもしましたが「えーい、いてまえ〜」とやってみて、当たって砕けるどころかとてつもなき収穫を得ました。

今回のくつは、デカダンな底回りとポップでキャッチーなアッパー。相違するそれらが一足の靴の中で葛藤しています。一見ぎくしゃくとした風にも感じるも、ボクはこのアンビバレントな佇まいに心地よきいなたさを感じるのです。
そう、トムウェイツやポールハーデン、ブゴウスキーなどの「くせ者」に感じるそれによく似ていますねぇ、と(苦笑)。

kokochiと書いてアンビバレントと読む。これから先、くつを紡いでいく上でメチャ大事なキーワードを一つ拾いました。と塾中、ミシンかけながらそんな事ばかり延々と考えてましたぁ〜。先生、スンマセンっ!

ド○エモン

2006.12.5
2006年12月5日(火)
朝から塾。昨日のドラ・・、もとい、ト○・ストーリー風のアッパーの吊り込み作業。
まずは、癖付けしてあった中底を切り回す。ラストから中底を通り本底に至るまでの、なだらかな曲線をイメージしながらラインを丁寧に取っていく。今回はふまずのエッジをかなり大胆にカットしてみました。
その後、吊り込みを開始するも、アッパーが生地だとやはりやりにくい。紙型作成時、はたまた縫製時の誤差が度重なって得意なはずの吊り込み、今日は悪戦苦闘でしたが、なんとかやり終えました、ハイ。

つり込み後、出来上がったそれみて納得。嗚呼、アイレットのあたり、まさにこれ、ド○エモンのひげのようですねぇ、と感服(笑)。こうなったら「黄色の生地でもう一足ヤリマスカ〜」と、机の引き出し開けて問うてみるも浅溝の空間。それ、しばし見つめ閉塞。すなわち本日終了。

夕刻よりバイト。帰途、ボブ・マーリィにてスキップ。首に下げた鈴鳴る(苦笑)。

おもちゃ箱

2006.12.4
2006年12月4日(月)
通塾途中、M商店にて頼んでおいた底材を受け取る。社長共々、ホンマエエ人で、小僧の無理も笑顔で聞いてくれます。あったかいなぁ、ありがとう、また頼んますと塾へ。

中底癖付け後、先日MK社にて、あわせした青色ニットを使いアッパー作成。アクセントに白のスエードで、パイピング。いや〜、まだまだ性凝りもせず、ガタガタといびつな曲線を描いておりますねぇ。と、縫製において、課題は積もるばかりです。

しかしながら、今回ばかりはコレが功を奏し、アッパーはまるで、ひっくり返したオモチャ箱から飛び出して来たような風合いに(どんなんやねん・・・)。
「イイじゃないっすか〜っ!」と慰めにも似た言葉を我に吐きつつ、ミシンへと向かう。イメージはト○・ストーリー。まるでそのまんまヤンか、と、飽くまでポジティブな面持ちのぼく(苦笑)。

塾終了間際、「これ、アニメやねん」と周りに言い触れてみれば、口々に「アニメやアニメや」と賞賛のお言葉。ハハ、イメージと技がリンクする、とはこういう事なのですねと、笑み絶えずヘラヘラしておる我に、塾生、口を揃えて言う。

「ドラエ○ンでしょ?スゴイ発想やね〜」

「・・・・・・。」

あは、ボクもうムンクのごとし、やつれコケマシタ・・・(笑)。

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