August 2020  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

本底加工〜其の2〜

ガラスをかけ終われば、次にサンドペーパー。#120から#240へ。だんだんと底回りに艶が出てくる、革が変化していく様はとてもワクワクする。

ペーパーをかけながら、本底の上側をメンヤスリで整えながら


最後はズボラで押しながら擦っていく。


様々な行程を経て繊維が密になった底の側面は、程よい艶を放っている。
自分自身が施した具合によって、革はいろんな顔を見せてくれる。くつ創りがやめられない理由がここにあるような気がするのです、と、いっちょまえをこいてみる(苦笑)。

本底の加工〜其の1〜



底を付け終わった「ぼくじゅくつ」を、包丁を使って底周りの輪郭を切り出していく。イメージ通りのコバをだす為に必要なのは、想像力と技との擦り合わせ。見る角度や手首の返し方、力の入れ具合などなど、いろんな事考えつつ、おもむくまま。この辺りのバランス感覚を大切に。


切り回し終えた底周りに水を含ませ、キヤスリでゴシゴシ。僕の持っているそれは、かなり突起がきついので、軽くあてないと側面に深い傷ができてしまう。
人が道具に合わせる。これも、良い靴を作る為に必要なことだと思う。


ヤスリかけの終った底周りを、今度は割ったガラスの鋭角な部分で整えていく。ここでも革に水を染ませながら。
水を帯び膨張した革の繊維は削りやすいし、その後、乾燥し収縮した革はより密になる。「ウム、なるほど」いつも関心しながらの作業です。

叩き擦る


叩き擦る
本底とアッパーをつける行程を言葉で表現するならこういう言葉になるのだろうか


叩いた時の音と、革を擦るハンマーの音はリズム
離ればなれだった底とアッパーの空気のような軽い音が、次第に密になってポコポコと鳴る


平面だった革が、次第に立体となっていく様は、作っても作ってもワクワクする


ピンクのぼくじゅ靴、いい顔になってきたね〜

革と水


吊り込みの終った「ピンクのぼくじゅくつ(24.5cm)」の底付けの準備

本体の底面にシャンクをつけ(画像右)、その後、コルクの中物を貼る(画像左)。中物は革やスポンジなど、いろいろ試してみたけど、コルクが今のところ一番履きここちが良いような気がする。でもって今回は、底面をふっくらと丸みを帯びたカタチにしたかったので、コルクの中物を2枚入れる事に。


そして、大きめに断った本底に水を含ませて、そいつをハンマーで叩きながら、ラストの底面なりのアールをだす。

革と水は犬猿の仲ではなく、使い方によっちゃ、どえらい親友な訳であるからこれもまた興味深し、奥深しです(笑)。

セルジュの修理〜其の2〜



糊で本底とラバーを接着。そして、従来の本底の大きさに合わせてラバーを、包丁で切り回していく。この時、何回も刃をいれずに、一断ちで最後までいった方が奇麗に上がりますね〜。
後は、少し角のたった箇所をヤスリがけして終了。


難しい作業ではないので、興味ある方はやってみてはいかがでしょうか。
結構たのしいですよ〜
<<back|<418419420421422423424425426427>|next>>
pagetop