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髭とづら?


2007年1月29日(月)
「髭面」と書けば顎や鼻の下にそれを蓄えた男らしい様を思い浮かべるが、これが「髭づら」となればドエライ滑稽である事に気付く。なんとも間抜けな面を想像しながら、両肩揺らしヒゲダンスかましながら塾。

タカさんグッドのウェルトを縫いシャンクと中物を中底に施しながら、昨日、薄ぼんやりと滞っていたくつのイメージを絞り出す。

もうちょい、もうちょい。一人ぶつぶつやりながら昼過ぎより「まーさんラスト」のワイズの調整。木型に貼った皮を包丁でなだらかにならして整えていく。

そして終了間際、塾内のアッパー材をあさりながら吟味。組み合わせる皮の質感や色味、ゲージの厚さ等を考慮しながら数点をチョイス。

徐々に脳内でぶれていたピントが合いだしてくる。

帰宅後、デザイン画を描き終える。

明日はまーさんのくつの紙型と仮アッパーまでやっつけるつもり。あわよくばラフまでいけるかしらんと、洗面台にて方々に伸びた髭を剃るということ、すなわちそれ、疑いもなく髭ズラ〜?

どないやねん、自分で書いといてややこいわ(苦笑)・・・。

うすぼんやりとしたイメージ


自宅にてフラサブの音を聴きながら、部屋中のあらゆる本や雑誌を取り出しパラパラとページをめくる。琴線に触れたページの端に折り目をつけていく。

犬の散歩がてら近所を徘徊。緩やかに流れる雲を眺める。この季節、太陽はまだまだ低い。近所の子供らはうちの犬と戯れていて公園には笑い声が響き渡る。無造作にくわえた煙草が今日の一本目だという事に気付き、なんとなく火をつけず箱に戻す。

夕食をすませ、トム・ウェイツを流しながらラストに絵を描いていく。イメージは頭の中でまだ曖昧に響いていて、線はとぎれとぎれだ。曖昧なイメージを強引にカタチにしてしまう事も出来たが、なんだか気が引けたのでペンを置き、折り目をつけたページをもう一度めくりかえす。

漂う空気のような唄を奏で、芯は強く、直感で行動する人。そんな人のくつのイメージが、まだ、うすぼんやりとしか見えてこない今日一日。ラストを眺めながら。

まーさんのくつ


昨日の一枚甲をカタチにすべく、昼過ぎより長田MK社へつくやいなや、待っておったのは慟哭の嵐ひゅうひゅう。アホかいなオマエとの一喝で夢破れまして、うなだれながら溺れるは街の喧騒の渦中にて。

夕刻よりフラサブのライブを観るため一路大阪クラブジャングルへ。ボスオブのクドチャンと合流し、紙パックワインちゅうちゅうとストローにて吸飲しながら心斎橋界隈を徘徊。開演前にへべれけなボクら、会場で更に追い打ちドリンキンやりながら、心地よき音のかたまりに酔う。

そんな最中「どんな色?どんなカタチ?どんな素材?」とvocalのマーさん(画像左)とくつの打ち合わせ。ぼんやりとしたイメージを頭の中で組み立てながら、おもろいことになりそうな予感。ラフ上がったら送るわねと会話途中、傍らよりクドちゃん、俺ラスタカラーのAC/DCでと煩悩のへべれけ明け方まで。

八月の路上に捨てる


2007年1月26日(金)
塾、朝から数人で昨日の一枚甲を形にすべく共存的競争をやる。完成した暁には特許取りマンネンと万年。すなわち延々と悶々の本日。

「ヤリマッセ〜」の午前中から、「ヤレマスカ〜?」の正午過ぎ、「あは、ムリカモネ〜」とタイイムリミット、終塾まじか(苦笑)。
今日中に片付かんかったわぁ、お疲れ。塾を後にするウエダさんの背中がいつもより少し小さく見えた。彷徨い込んだ袋小路は以外に奥深く、週明けまでにはなんとかしたろとスパイラルの渦中、夕刻よりバイト。

帰宅後、「八月の路上に捨てる」という小説を読みふける。日常のひょんな出来事の積み重ねで離婚に至る事となった敦と知恵子の生活を覗きながら、自らの数年前の出来事を思い返しそれに重ね映しながら、過去の憂いに少しだけ締め付けられる。容易な言葉で敦の感情がズンズンとせまっって来る。これ、経験した人はムッチャ分かるんやろな〜などとマル一つバツ一つの僕、唸る。

明日は、大阪にてフラサブのライブ。久々に音のカタマリを浴びに、パワーもらいにいってきますと床にて。

久方ぶりのワクワク


2007年1月25日(木)
朝から塾、本日は底周りの授業。長い事手をつけていなかったサンダルを完成まで。前にも言った通り底はボコボコとしています。心を制御せず、思うままにやったらこうなるんです。これが僕なのですと昼過ぎよりタカさんのくつの吊り込み。紙型、縫製がちゃんと出来ていると、吊り込みがむっちゃやりやすい。サ〜ッとやり終えました。
その後数人で一枚甲でミシンなしという条件のもと、いかに撓みをなくしスムーズに吊り込めるアッパーを作るか、試行錯誤を繰り返す。大盛り上がりの夕刻。これや〜、こんなワクワク久方ぶりでハイテンション。明日はこれ、やったるでとウッヒョ〜と小粋に踊るるる。
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