February 2020  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29

ぼくじゅくつ



2007年2月1日(木)

一日一足計画、今日はつま先に「ぼくじゅ」をたらしたようなくつを2パターンやる。

午前中までに紙型やり終え、昼休みコクさんと電話でやり取り。
音信不通の数年感を数十分の会話で埋めるのはとても無理な話で、名残惜しげに電話を切る。「わ〜、久々に酒でも呑みたいですね〜」といえども、僕は関西、コクさんは関東。時間見つけてまた東へ御邪魔しますのでそのときはよろしくです。

午後、感慨に浸りながら悶々と製甲&吊り込み。タイムリミットぎりぎりでなんとかカタチになりましたワイ。これ、アンクル丈のもやったろと夕刻よりバイト。

あは、就業時間延長デスカ・・・。
身体もつやろか・・・。

くつ、まだやってます


2007年1月31日(水)
とにかく身体が重く毛布にくるまったまま、気付けば午後3時。フラフラと寝床を抜け出し、PCにたまったくつの情報を整理。そんな最中、音信不通となっていた知人のコクさんからのメールが届いている事に気付く。驚き。

とにかく携帯電話と僕は相性が悪いらしく、ことごとく壊す、水没、なくす・・・。
その度にデータはなくなり、連絡が取れなくなった人々がたくさんいたりして、そんな人々の顔が脳裏を掠めることが少なからずあったりする。○○さん今、何してんねやろなぁ、なんて。

コクさんは僕がまだ22、3の頃、くつ作りを生業とするきっかけを作ってくれた人。その時を振り返り、なんだか懐かしくてこんなものを引っ張りだしてみたり(画像)。今改めて手に取れば恥ずかしくてしようがないのだけれど、その反面、作品のぎこちなさがたまらなく愛おしかったりする(苦笑)。

くつに携わってきて、もう13年、まだ13年?
悶々としていた日々、そして今もあいかわらず
長かったのか、短かったのかようわからんけども。

言える事は

くつ、まだやってます!!

今日ははたはたと時間が過ぎていく


2007年1月30日(火)
コンビニ弁当のラップやアルミホイル、本のカバーの更に上に紙製のカバー、CDケースを覆うキャラメル包装・・・。

最近、以前にもましてゴミ袋のかさが増している気がする。あんたらどんだけ神経質ヤネン・・・。過剰包装に呆れながら、あっ、レジ袋イイッスわ〜と塾。

午前中、昨日のラストの微調整を終え、すかさず紙型をやる。微妙にイメージと異なっているそれを再度修正しなければならないのは、まだまだ直角猫背と言う事。苦戦しながらやり終えたのは正午過ぎ。その後、仮吊り用の中底(今回はバッカー)とアッパーを断ち、製甲して吊り込み。

今日ははたはたと時間が過ぎていく。

なんとか完成しましたが、丈とトップラインの修正が必要ですなぁ。底はマッケイでいこう。それ以外はイメージの範疇ではなかバイと慌ててバイトへ。

終了後、コンビニで雑誌を買う。
あっ、レジ袋イイッスわ〜と、みなもやってみいひん?

髭とづら?


2007年1月29日(月)
「髭面」と書けば顎や鼻の下にそれを蓄えた男らしい様を思い浮かべるが、これが「髭づら」となればドエライ滑稽である事に気付く。なんとも間抜けな面を想像しながら、両肩揺らしヒゲダンスかましながら塾。

タカさんグッドのウェルトを縫いシャンクと中物を中底に施しながら、昨日、薄ぼんやりと滞っていたくつのイメージを絞り出す。

もうちょい、もうちょい。一人ぶつぶつやりながら昼過ぎより「まーさんラスト」のワイズの調整。木型に貼った皮を包丁でなだらかにならして整えていく。

そして終了間際、塾内のアッパー材をあさりながら吟味。組み合わせる皮の質感や色味、ゲージの厚さ等を考慮しながら数点をチョイス。

徐々に脳内でぶれていたピントが合いだしてくる。

帰宅後、デザイン画を描き終える。

明日はまーさんのくつの紙型と仮アッパーまでやっつけるつもり。あわよくばラフまでいけるかしらんと、洗面台にて方々に伸びた髭を剃るということ、すなわちそれ、疑いもなく髭ズラ〜?

どないやねん、自分で書いといてややこいわ(苦笑)・・・。

うすぼんやりとしたイメージ


自宅にてフラサブの音を聴きながら、部屋中のあらゆる本や雑誌を取り出しパラパラとページをめくる。琴線に触れたページの端に折り目をつけていく。

犬の散歩がてら近所を徘徊。緩やかに流れる雲を眺める。この季節、太陽はまだまだ低い。近所の子供らはうちの犬と戯れていて公園には笑い声が響き渡る。無造作にくわえた煙草が今日の一本目だという事に気付き、なんとなく火をつけず箱に戻す。

夕食をすませ、トム・ウェイツを流しながらラストに絵を描いていく。イメージは頭の中でまだ曖昧に響いていて、線はとぎれとぎれだ。曖昧なイメージを強引にカタチにしてしまう事も出来たが、なんだか気が引けたのでペンを置き、折り目をつけたページをもう一度めくりかえす。

漂う空気のような唄を奏で、芯は強く、直感で行動する人。そんな人のくつのイメージが、まだ、うすぼんやりとしか見えてこない今日一日。ラストを眺めながら。
<<back|<430431432433434435436437438439>|next>>
pagetop