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ロングノーズの伏せ縫いにて

ドラえもん2
2006年12月8日(金)
朝から塾。例のくつ、マッケイでの伏せ縫い作業開始。穴を開けラストを抜き、毛針にて本底とアッパーを縫う。前回、前々回の反省を生かしながら作業を行うも、やはりスイスイとは行かず、悪戦苦闘の曇天の本日延々。

今回はロングノーズ。毛針で縫う際に感じた事。縫目がつま先に向かえば向かう程に開けた穴の角度は大切ですと教習所さながら、これ、危険予測リストに入りました。

画像は、ヒールをつければこんな風合いになるであろうなと、アッパーと底周りの相違する様、すなわちアンビバレント。今週、執拗に言っていたひよっこの戯れ言、なんとなくわかってもらえマスカねぇ・・・?(苦笑)。

悶々としつつも本日、所々で途切れるは集中力。これ、明らかに睡眠不足デスナと本日塾終了。夕刻よりバイト。帰途、トム・ウェイツにて心地よき憂いの真夜中に浸る。

ボウズ、意気衝天

ドラえもん1
2006年12月7日(木)
睡魔振り切り「モン」と、朝から塾。
本日はド○エモン・アッパーとデカダン中底をからげた後、本底を付け切り回し。それ、カタチ整えれば整える程、見えてくるは同居したる相違。オモロイデスナ〜、と脳内よりドーパミン放てば手先、シャッ、シャッと子気味よい音を立てながらうごめく様。何故「つくる」のかと問われれば、この瞬間がたまらなく心地よいから。とボウズ、いっちょまえに意気衝天。

作業中、傍らより「明日来たら、それに赤いシッポ付いてますんで」と声。あぁ、その手もあるな等と、カウンター周り赤でもありやねぇとその様想像したるも、促されているボク、イナタスギマスカ・・・(笑)。

夕刻よりバイト。昨日よりしゃっくり止まらず、ヒックヒックと床にて。

アンビバレント

2006.12.62006年12月6日(水)
例のド○エモンの吊り込み前の画像がこれ。ラストに中底の付いた状態。土踏まずのあたりが極端にくびれていて、少々デカダンな面持ちになっていますねぇ。

この底周りのアイデア、実はアッパーのイメージが出来る以前からやりたかった試みであって、上がったニット地のそれとは全くもって相違したるイメージ。
「ドナイしたろ・・・?」と悩みもしましたが「えーい、いてまえ〜」とやってみて、当たって砕けるどころかとてつもなき収穫を得ました。

今回のくつは、デカダンな底回りとポップでキャッチーなアッパー。相違するそれらが一足の靴の中で葛藤しています。一見ぎくしゃくとした風にも感じるも、ボクはこのアンビバレントな佇まいに心地よきいなたさを感じるのです。
そう、トムウェイツやポールハーデン、ブゴウスキーなどの「くせ者」に感じるそれによく似ていますねぇ、と(苦笑)。

kokochiと書いてアンビバレントと読む。これから先、くつを紡いでいく上でメチャ大事なキーワードを一つ拾いました。と塾中、ミシンかけながらそんな事ばかり延々と考えてましたぁ〜。先生、スンマセンっ!

ド○エモン

2006.12.5
2006年12月5日(火)
朝から塾。昨日のドラ・・、もとい、ト○・ストーリー風のアッパーの吊り込み作業。
まずは、癖付けしてあった中底を切り回す。ラストから中底を通り本底に至るまでの、なだらかな曲線をイメージしながらラインを丁寧に取っていく。今回はふまずのエッジをかなり大胆にカットしてみました。
その後、吊り込みを開始するも、アッパーが生地だとやはりやりにくい。紙型作成時、はたまた縫製時の誤差が度重なって得意なはずの吊り込み、今日は悪戦苦闘でしたが、なんとかやり終えました、ハイ。

つり込み後、出来上がったそれみて納得。嗚呼、アイレットのあたり、まさにこれ、ド○エモンのひげのようですねぇ、と感服(笑)。こうなったら「黄色の生地でもう一足ヤリマスカ〜」と、机の引き出し開けて問うてみるも浅溝の空間。それ、しばし見つめ閉塞。すなわち本日終了。

夕刻よりバイト。帰途、ボブ・マーリィにてスキップ。首に下げた鈴鳴る(苦笑)。

おもちゃ箱

2006.12.4
2006年12月4日(月)
通塾途中、M商店にて頼んでおいた底材を受け取る。社長共々、ホンマエエ人で、小僧の無理も笑顔で聞いてくれます。あったかいなぁ、ありがとう、また頼んますと塾へ。

中底癖付け後、先日MK社にて、あわせした青色ニットを使いアッパー作成。アクセントに白のスエードで、パイピング。いや〜、まだまだ性凝りもせず、ガタガタといびつな曲線を描いておりますねぇ。と、縫製において、課題は積もるばかりです。

しかしながら、今回ばかりはコレが功を奏し、アッパーはまるで、ひっくり返したオモチャ箱から飛び出して来たような風合いに(どんなんやねん・・・)。
「イイじゃないっすか〜っ!」と慰めにも似た言葉を我に吐きつつ、ミシンへと向かう。イメージはト○・ストーリー。まるでそのまんまヤンか、と、飽くまでポジティブな面持ちのぼく(苦笑)。

塾終了間際、「これ、アニメやねん」と周りに言い触れてみれば、口々に「アニメやアニメや」と賞賛のお言葉。ハハ、イメージと技がリンクする、とはこういう事なのですねと、笑み絶えずヘラヘラしておる我に、塾生、口を揃えて言う。

「ドラエ○ンでしょ?スゴイ発想やね〜」

「・・・・・・。」

あは、ボクもうムンクのごとし、やつれコケマシタ・・・(笑)。

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