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晴れのち雨

06-11-142006年11月14日(火)
通学途中の車内、アメリカ〜ンな兄ちゃん発見。ウェスタンブーツにブーツカット、切り替えのネルシャツにテンガロンハット。「ネイティブ好きやね〜君も」と、これ、くつにしたろと思い立ったが吉日。ネル生地で襟付きくつのパターン作成の今日一日。まだまだ思うように行きませんが、葛藤の日々を満喫。塾、早々と切り上げ、生地屋にてネルとコーデュロイを購入。アッパー、今週中に作ったろと思い馳せながら、夕刻よりバイト。帰宅後、i podよりフラサブ。晴れのち雨でうなだれはしませんが、雨のち晴れで反転するボクなのですがと、床にて・・・(苦笑)。

長田と西成

トゥラスタ−1
2006年11月13日(月)
関西の機械靴製造、大阪の西成と神戸の長田。「どないほどちゃうねやろ?」と長田のトゥ・ラスタマンが言うのでいろいろと2人で調べてみたのです。結果、一概には言えないのですが、品質の西成に対し生産量の長田なのではないかと。西成の工場では無理をせず、一足一足確実にという感じを持ち、長田では機械製靴において技術的に可能なギリギリの領域で量生産しているような。例えるならば、堅実な野球のセ・リーグに対し、豪快な野球のパ・リーグと言えばなんとなく分かってもらえますかねぇ(笑)。僕も長田で8年程、製造業に携わっていましたが、長田のトゥ・ラスタマン共々、西成の方が職人気質、漂ってるよな〜、となんとなく思う今日この頃であります。

自分用第一作目

1作目
2006年11月12日(日)
午前中、某手芸店にて気になる生地、その他もろもろの使えそうなアイテムを購入。ハハハ、へんてこなもの、ようさん買いましたねぇ(苦笑)。昼食後、自宅にて作業。自分で作ったくつの履き心地を知らん事には、他人のそれは作れん訳ですからにと、自分用の靴、最終仕上げに。ヒール積み上げた後、底周り、ロウ付け磨く。イタリー産は奇麗過ぎますねと、底、もっとダーティーな方が好みやわぁ言うて完成。これ、とりあえず自分用第一作目。気付いた事一つ、この厚さでメンズのアッパーはダメやね。柔すぎます。

ミシンと架けてナントトク

腕ミシン
2006年11月11日(土)
土日祝は塾が無い。なので毎週、長田の我が前勤務先であるMK社にてミシンの練習をさせてもらっている。この場を借り、ホンマにホンマにありがとうです。

昼過ぎ、社に入るや否や「なんや、もう出戻りかいな」「あっ、エエとこおった、この底剥がしといて〜」「はよタイムカード押さな、遅刻やエ〜」などと長田流、粋な(?)こんにちわ攻撃に、いつも里帰りした気分やねぇ、と腕ミシンに向かう。ウムウムと足さばき、先週より少しですが身体に染み付いてきましたね。「急な曲がり角はジャジーに4ビートですな」と自分なりの解釈。わけわからんと言われながら、クルクルと縫い続け、まだまだステッチの幅定まらぬ数時間。これ、課題ですねと来週の我に着せ終了。帰り際、側におったデザイン師、机上にてしかめっ面しておったが、まあエエわ思て「だいぶよーなってきたでしょ?」と問うてみるのっけから「ワシはトランクス嫌いなんじゃっ」と意味不明・・・。恐るべしトミー・ナガオ、マイウェイにて遥か彼方(苦笑)。夕刻よりバイト。

週末のグッド

2006年11月10日(金)
塾、中底切り回し、グッドイヤー・ダブルの底周り整える事、延々と。フルブローグにてトリッカーズ、ダブル、浅はかな知識。ビニ板の上、硬質なるかたまりにて「ガリッ」と鈍いおと。これがまた、そうとうなものであって、研いでも研いでも刃先はままならず悲しきかな曇天。それでもなんとか作業やり終えれましたので、よかったよかったと塾終了後砥石と格闘。アバンギャルドなギャランドゥ、恐るべし独創・・・・・つわもの・・・。

D難度にてカオス

つまみ2006年11月9日(木)
塾、久々にミシンミシン言うてポスト。いやはや、実に良く出来たミシンですねぇ。感度良好、タッチもソフトにて繊細。「あぁ、高級ティッシュペーパーのようやね」と一人、戯れ言を抜かすのです(笑)。アッパー、今回はパイピングではなく、少しつまみでD難度くらい。裏をすき、芯を入れカタチ作り、つまんで縫う。これ、面白いですねと、新たな技に舌鼓を打ち、収穫の本日終了。昼食のさなか心理テストにて、「あなたは黒ヒゲ危機一髪を傍ら方に、赤色の滑り台をジャージ姿にて、ワーイ、ワーイ、言いながら滑り落ちることが今の夢です。」と、あまりにもチープが故、残酷。夢と言うてもこんなもの、明日にでもかなうではないかと思いながらカオス・・・。

紙上の至上

2006年11月8日(水)
塾、本日も机上、悶々と直角猫背にて眉間に皺。紙型、緻密であり理論的な方法を学び、驚き、そして感服。師の紙上にて繊細にうごめく線に至上。ペン先は戻るくせに線は戻らんよってにマジックなのにトリックなく、これ、疑いも無く技。生まれてから今日に至るまで、こんなきれいな線を描く人は見た事ありませんよ言うて、「あーーーーーぁ」と心の中で感慨無量の限りに浸る三十路。午後、なんとかかんとか紙型切り終えて、雲形定規、マストアイテム言いながら本日終了。帰途、ループラインにてホリゾンタルとぞうご。

例えて2

2006年11月7日(火)
紙型の作成にて、仮に答えは「2」。それに向かうべくして考えられる計算式は1+1、2×1、4÷2、はたまたと無限にあるのであるからして、方法はいろいろ。自分にあったやり方を探すべく、終日、机上にて葛藤の嵐ひゅうひゅう。眉間に皺寄せながら、フムフムとぼむ。帰途、キューバミュージックにてサルーな今宵よアディオス言うてみてもなんの意味もなく、床にて。

トムウェイツ染みる

2006年11月6日(月)
マッケイ2足目にて、失敗はもうしません。中底とアッパーをからげる時の掬い針の深さや、本底の切り回し加減、はたまた伏せ縫い時のステッチの入り具合や角度など、気を配りながら。ようさん作れば作るだけ身体に染み込んでいくのやでと、長田で学んだ教訓を胸に悶々とりん。無駄の向こうに何かがあるのです、きっと。いえ、無駄にはしませんよってに(笑)。帰途、雨空のもとトム・ウェイツ染みる。

西成製靴塾日記 2006.10.30~11.2

pumpsいやはや、めまぐるしく過ぎていく日々に圧倒されながらなんとかかんとか動く三十路、少しバテ気味な5週目終了(苦笑)いえいえ、まだまだ。

2006年10月30日(月)
ヒール積み上げ4枚。その周り切り回し、調子を整える。アッパーに傷を付けないようにソロリな場所と、ガツリと削る場所などを感じながら、目の角度。ウムウムと。本日週明けにも関わらず、酸欠トリップせず、自ら「なかなか左脳ついてくるようになりましたね」と脳なでる仕草想像しやってもた、またしても酸欠トリップにてボブ・ディラン流しながら真夜中のチャリンコ。

2006年10月31日(火)
底周りの作業にて切る、包丁で切る。ひたすら切りながら3度程指切る(苦笑)。鮮血にて染色言うてアッパー赤で良かったねと、言い訳などは慈悲にして落胆ですねぇ・・・もう。帰途、きっとつかれとるねんと魂の叫びがユーツゥーを呼び、不甲斐ない自らに「くそ〜」と石ころを蹴るも街灯の下にて履物に異常・・・。糞、誰のやねんと・・・。

2006年11月1日(水)
あぁ、もう1ヶ月が経ったのですねと勉学とバイトの掛け持ちはやはりきつく「アッ、ブーツね」等と言いながら、紙型エレガンスにも関わらず、手に持つ革は疑いも無くコンフォート(笑)。左脳「それはあきまへん」言うてみても、滞りなく切りっぱなしの断ちっぱなしの履き口にて無惨なエレガント完成。これ、アバンギャルドでも何でも無くブサイクやのねんと我が脳がいう。心身ともに疲労困憊にも関わらず、塾終了後、道具やにて収穫。バイトにて白目。

2006年11月2日(木)
底周り最終仕上げ。ていねいに丁寧にヤスリかける事延々と。わびさびなる茶を煎じるがごとく、厘としてやりましてココチよき脳内洗浄。コバにロウを塗り、理想の色艶をだすためにはドウスル?と試行錯誤。道具や行程を工夫してくつを自分色にして行く事が実に楽しく、吾、まるでブランコ乗りのような気分にて5週目終了。真夜中、チャリにて空見上げ、グレープフルーツムーン七分くらいか。充実。

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